天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

トルコスルタンハン隊商宿店舗10TLキリムクッションカバー購入で若い女性売り子からもう1枚サービスを

2011-09-23 19:18:24 | 日記
今日の日記は、トルコ旅行第4日目8月16日(火)に訪れたシルクロード隊商宿・スルタンハンに併設されたドライブインで買い物した土産品のことです。
16日(火)の観光ルートは、パムッカレからカッパドキアまで向かうトルコ内陸部の約650kmを専用バスで移動する旅でした。午前中は、11~13世紀セルジュク・トルコの首都コンヤのメブラーナ博物館を入場観光しました。
そして、午後の移動中に、カッパドキアの手前で、このセルジュク・トルコがシルクロードの隊商宿として整備したスルタンハン(昔のまま石造りの城砦として残っている)に立ち寄りました。その隊商宿に併設されたドライブインで、私たちツアー客はトイレ休憩をしました。
このドライブインは地元トルコ人も利用している”現在のシルクロード憩いの場”でした。このドライブインでは、地元の人たちが使う日用品も多く売っていました。だから、トルコ旅行前に土産品としてリストアップしていたトルコ雑貨のクッションカバーを、私は探すことにしました。絨毯等の大型商品ばかりでしたが、やっとお店の奥にトルコ特産キリムのクッションカバー売り場を発見しました。
しかし、その柄は皆幾何学模様ばかりで、私が欲しかった隊商宿らしい遊牧民の人々が描かれたクッションカバーを見つけ出せません。トイレ休憩を利用した売り場散策だから、出発の為の集合時刻が決められています。私は、だんだん焦ってきました。
そして、山積みされたその商品の中に、やっと馬に乗った遊牧民の絵柄を見つけ出して、その売り場担当の若い女性に、その商品の値段を尋ねました。添付した写真は、そのキリムのクッションカバー(45cmX45cm、四隅に房付き)です。
彼女は、その商品の値段は10TL(約450円:とても安い!)だと私に教えてくれました。私はその絵柄を気に入っていましたが、再確認の意味で、他にもこのような遊牧民の人々が描かれたクッションカバーがないか?身振りで彼女に尋ねてみました。
そうしたら、その山積みされた商品の底から、遊牧民が描かれたカバーを探し出してくれました。しかし、この絵柄は私が見つけ出したカバーとまったく同じものでした。
だから、私は拙い英語で”サンキュー、バット、セイム”と彼女にお礼を言いました。そして、私はそのクッションカバー1枚を買うと意志表示して、彼女に10TL紙幣を差し出ました。そうしたら、彼女は自分が探し出したもう1枚の同じ柄のクッションカバーをビニル袋にそっと入れてくれたのです。奥まった場所にいる彼女は、このお店の責任者の眼には入らない?(また、棚卸し等の在庫管理細かいチェックはないお店?)から、自国の有名な特産品を欲しがっている外国人の私に、とても心温かいサービスをしてくれたのでしょう。
10TLで2枚のクッションカバー(1枚の値段は約225円)を購入した私は、帰国後ネット通販で同じような商品の価格を調べてみました。多くの同様商品は4~6,000円(約20~30倍の価格)でした。
だから、私は現在のトルコ・シルクロード隊商宿で、とても温かいもてなしを受けたと強く得心しました。そして、今この投稿している時、その心温かいクッションカバーを私は敷いています。
コメント
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