今日の続編日記は、今久しぶりにお茶の間鑑賞している映画『誘惑のアフロディーテ』(1995年製作 ウディ・アレン脚本監督 ウディ・アレン ミラ・ソルヴィーノ主演)のことです。
私はギリシヤ神話の話題をしていて、その神話を時系を超えて現代のニューヨ-クの男女の物語に当てはめたウディ・アレンの恋愛映画をふと思い出しました。ですので、私はその映画『誘惑のアフロディーテ』をレンタル店から借りて、今鑑賞しています。
この映画の冒頭には、ギリシヤ古代円形劇場に仮面を付けた神々らしき男女(私注・コロス:古代ギリシヤの舞踏合唱隊でこの映画の狂言廻し的役目)が登場します。
そして、そのコロスらは、『ギリシヤのアキレス英雄は、血に染まって息絶えた、その原因はトロイのヘネナ、アンティネゴーの父、オディプス王は母と交わった罪から自分の眼をえぐった 彼こそ非情な運命な犠牲者』と語りながら、現代のニューヨ-クのある夫婦、夫ウディ・アレンと妻ヘレナ・ボナム・カーター(2010年『英国王のスピーチ』のエリザベス王女役を好演) の物語を紹介します。
この夫ウディ・アレンは、もらった養子の実の母親を知りたくなって、身元調査してみます。すると、母親は売れないAV女優(演じるのはミラ・ソルヴィーノ:この演技で第68回アカデミー助演女優賞受賞)で今は身を売る娼婦だったのです。
添付した写真は、天真爛漫でとてもセクシーで魅力的なミラ・ソルヴィーノ(左側)とまったく冴えない中年男を演じた才人ウディ・アレン(右側)です。このまったく価値観や年齢の違う二人のやりとりで、ウディ・アレンのウイットに富んだ会話に、私は思わず微笑んでしまいました。
やはり、この映画はウディ・アレンの脚本の冴え(冒頭には悲劇性を匂わせておきながら最後はハッピーエンドになる)に負っているとても元気になるラブコメディです。また、ウディ・アレンは新人女優の演技発掘(この映画でミラ・ソルヴィーノを、『それでも恋するバルセロナ』でペネロペ・クルスを)に長けた名匠だと、私は今回再認識しました。
そして、映画の最後にウディ・アレンとミラ・ソルヴィーノが数年後秋のニューヨークで再会します。お互いに連れている子供が自分の子だとは気づかないまま、挨拶を交わして別れていくシーンで、再びコロスの長(F・マーリー・エイブラハム)が登場して来ます。
彼は『まったく人生とは皮肉なもの 信じがたく奇想天外で悲しくてすばらしい どれも真実!』と語りこの円形劇場から退場します。とても、才人らしからぬわかりやすいウディ・アレン監督の作品です。でも、このような映画が私はとても大好きです。
私はギリシヤ神話の話題をしていて、その神話を時系を超えて現代のニューヨ-クの男女の物語に当てはめたウディ・アレンの恋愛映画をふと思い出しました。ですので、私はその映画『誘惑のアフロディーテ』をレンタル店から借りて、今鑑賞しています。
この映画の冒頭には、ギリシヤ古代円形劇場に仮面を付けた神々らしき男女(私注・コロス:古代ギリシヤの舞踏合唱隊でこの映画の狂言廻し的役目)が登場します。
そして、そのコロスらは、『ギリシヤのアキレス英雄は、血に染まって息絶えた、その原因はトロイのヘネナ、アンティネゴーの父、オディプス王は母と交わった罪から自分の眼をえぐった 彼こそ非情な運命な犠牲者』と語りながら、現代のニューヨ-クのある夫婦、夫ウディ・アレンと妻ヘレナ・ボナム・カーター(2010年『英国王のスピーチ』のエリザベス王女役を好演) の物語を紹介します。
この夫ウディ・アレンは、もらった養子の実の母親を知りたくなって、身元調査してみます。すると、母親は売れないAV女優(演じるのはミラ・ソルヴィーノ:この演技で第68回アカデミー助演女優賞受賞)で今は身を売る娼婦だったのです。
添付した写真は、天真爛漫でとてもセクシーで魅力的なミラ・ソルヴィーノ(左側)とまったく冴えない中年男を演じた才人ウディ・アレン(右側)です。このまったく価値観や年齢の違う二人のやりとりで、ウディ・アレンのウイットに富んだ会話に、私は思わず微笑んでしまいました。
やはり、この映画はウディ・アレンの脚本の冴え(冒頭には悲劇性を匂わせておきながら最後はハッピーエンドになる)に負っているとても元気になるラブコメディです。また、ウディ・アレンは新人女優の演技発掘(この映画でミラ・ソルヴィーノを、『それでも恋するバルセロナ』でペネロペ・クルスを)に長けた名匠だと、私は今回再認識しました。
そして、映画の最後にウディ・アレンとミラ・ソルヴィーノが数年後秋のニューヨークで再会します。お互いに連れている子供が自分の子だとは気づかないまま、挨拶を交わして別れていくシーンで、再びコロスの長(F・マーリー・エイブラハム)が登場して来ます。
彼は『まったく人生とは皮肉なもの 信じがたく奇想天外で悲しくてすばらしい どれも真実!』と語りこの円形劇場から退場します。とても、才人らしからぬわかりやすいウディ・アレン監督の作品です。でも、このような映画が私はとても大好きです。