天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

トルコ旅行2日目エーゲ海に面するホテル『ハリッチパーク』に宿泊し塩野七生氏が憧れた地中海文明を感知す

2011-09-15 21:24:16 | 日記
今日の日記は、トルコ旅行の第2日目・8月14日(日)に宿泊したホテル『ハリッチパーク』のことです。添付した写真は、このホテルのパンフレット表紙です。
私は、第2日目午後の予定であるトロイ遺跡観光とオリーブ石鹸のお土産品直売店の立ち寄りを経て、アイワルクにあるリゾートホテル『ハリッチパーク』(注:旅行を企画した日本の旅行代理店のランクによると最上級のDX)に宿泊しました。
チェックインしたのは陽が残っている午後5時頃で、その日の夕食はこのホテルでは無く近くのエーゲ海に面したレストランになっていました。その夕食会場に出発するのが午後7時だったので、私は部屋に入ってシャワーを浴びてから、まだ陽が落ちていないとても明るいホテルの外の庭や海辺を散策しました。
このホテルは、エーゲ海に浮かぶ小島にかけられた道路脇に立っているので、前面はすべて海です。客室にもバルコニーがあり、そこからもオーシャンビューの光景を眺めることも出来ますが、実際に歩いてみて私はとても爽やかな気持ちになりました。
気温はまだ30℃ぐらいありましたが、あまり湿度が高くなく、エーゲ海から涼しい浜風が吹いてきたので、まったく汗をかくこともなかったです。
おそらく、この日は日曜日だから地元トルコ人も多く宿泊していて、このホテルは満室だったと思います。ベストシーズンのリゾート地ホテルに宿泊できた幸運に、私は深く感謝しました。
夕食で利用したレストランがある海辺の飲食街は、このリゾート地の中心で多くのトルコ人や外国人が、店前オープンテラスで団欒しながら食事をしていました。やはり、ベストシーズンには、ホテル内で食事するより、外に出て浜風が流れるオープンテラスのレストランで食べた方が、その街の雰囲気に直接触れることが出来きます。だから、旅行会社はとてもベストの選択をしました。
食事自体は、簡単な料理のシーフード(スズキの丸焼きがメーンディッシュでとても薄味)で、それほど美味しくはなかったですが、食事の雰囲気はとても良かったです。
そして、翌日の朝食はこのホテル内で取りましたが、バイキングスタイルの事前に準備されたトルコ料理だけで、パンなど固くて私はあまり美味しいと思わなかったです。だから、前日の夕食をホテルでなく外のレストランした理由が、私はその時によく判った気がしました。
朝食の後、第二番目の観光地エフェソスに向かいました。しかし、この古代遺跡に直行せず、この観光地を見学する前に、宝石のトルコ石直販店(注:この店はまた外国人観光客のみ御用達の特殊店)に立ち寄ったのです。
最初からコース説明にこの事が記載されているから、それに対して私は何も文句を言えません。でも、トルコで産出されたのでなくトルコ商人がヨーロッパに持ち込んだ宝石だったので”トルコ石”と命名された”美しい石”を、さも本家の立場から解説し本物と偽物の区別をデモストレーションする外国人観光客のみ御用達の日本語が堪能な店員に、私はとても不愉快になりました。また、その値段も現地購入だからとして安くはまったくならず、ほとんど日本と同じかそれ以上でした。
だから、私は一通り商品を見た後、直ぐこの店の外に出ました。私は、外のベンチに座って他の旅行客らの商談が終るまで(注:現地ガイドはこの店に入る前、何時に出発するか言わなかった)待っていました。結局、私は40分以上、外で待たされてしまいました。できれば、朝出発時に、トルコ石直販店に行きたい客だけをこのお店のマイクロバスで送迎して、行きたくない客はこのホテルに滞在できる(10時まで)自由行動枠に、私はしてほしかったです。
そうしてくれれば、ホテル庭のベンチに寝そべって、塩野七生氏が憧れたエーゲ海を中心とした地中海文明に、私はもっと長く直接身を漬すことが出来たのです。
だから、この旅行を企画した旅行代理店に、私は是非検討・再考を御願いしたいです。
コメント
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