天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

トルコ旅行郊外ドライブインのポーチ購入で1TLまけた若いレジ女性の御厚意に”トルコ人は親日家”と得心

2011-09-07 21:01:30 | 日記
今日の日記は、トルコ旅行第二日目の港町バンドゥルマからダーダネルス海峡を望むチャナッカレ(私注:トルコ名ではこの街からチャナッカレ海峡と呼ばれるが、日本で広く使われるのは英語読みのダーダネルス海峡)に向かう途中に立ち寄った地元ドライブインで買ったトルコ雑貨のことです。
このドライブイン(ガソリンスタンドも併設されていた)は、地元のトルコ人が広く利用するとてもローカル色豊かなお店でした。そのお店で、私たちツアー客はトイレ休憩をしました。
その休憩時間に、私は売店でとても素敵なポーチを見つけました。添付した写真は、そのトルコ絨毯に多くある模様が織られた小物入れ(17cmX12cmのサイズで、マチが5cm有るファスナー付きポーチ)です。
値札が付いていないので、私はその商品をレジの若い女性に、その値段を尋ねました。そうしたら、彼女から『6トルコリラ』との回答が返ってきました。6TLなら日本円で約270円です。このポーチは裏地も有り金色の手掛け紐をちゃんと付いてこの値段ならとても安いです。日本で同じ商品を買ったら千円以上するでしょう。(注:実際、帰国してからネット通販で調べたら、同じような商品の売値は1,280円でした。)
私が使ってもいいし、帰国後誰か(化粧品の整理に便利で若い女性に喜ばれるか?)に土産品としてプレゼントしてもいいと思い、私は購入することにしました。
その時、私はちょうどの金額6TLを財布に持っていなかったので、10TL紙幣を1枚出して、おつりをもらうことにしました。そうしたら、そのレジ担当の若い女性はトルコ語を喋りながら、私に5TL紙幣(注:トルコでは最小金額紙幣、それ以下は硬貨になる)を一枚差し出しました。計算が合わないので私は面食らっていると、近くにいたツアートルコ人男性ガイドが、流暢な日本語で、『1TL硬貨を渡せば、ちょうど計算通りになるから、1TLをあげて下さい』と彼女の言葉の解説をしてくれました。
私は小銭入れに1TLコインが有るか探していたら、彼女は私のその行動を制止して『OK!』(注:レジに4枚の1TL硬貨が無かった?とは考えられない)と言ってくれました。彼女のとても親切で温かいその言葉で、私はさらに安い5TL(約225円)でこの素敵なポーチを購入できました。
旅行前に、”トルコ人はとても親日家”とガイドブックに書かれていましたが、チャナッカレ郊外の地元ドライブインの若いレジ担当女性の御厚意に触れて、それがまったく事実であることを私は強く得心しました。
コメント
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