天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

昔仕事をしたホテルに宿泊し私の微かな希望の灯火の変身「さっぽろホワイトイルミネーション」を見る予定

2009-11-15 20:29:22 | 日記
今月末の11月27日から来年の1月3日まで、北海道の札幌市中央区大通り会場で『第29回さっぽろホワイトイルミネーション』が開催されます。その第2回目までその美しいライトアップを赴任地であった札幌で直接見て、私はとても感動した記憶があります。その後、私は東京へ転勤になりその『ホワイトイルミネーション』も見ることも出来なくなり、その感動もすっかり忘れ現在に至っています。でも突然、今月27日に点灯される今年の『ホワイトイルミネーション』が、私にとって何か特別な存在で、ある出来事の象徴的な灯火みたいな感じが、私に沸き起こってきました。その灯火が、今回の理不尽な劇場迫害事件に関して、私の微かな『希望』の灯火である劇場演技者女性の象徴的な変身と思い、私がそれを確信したからです。
だから、もう彼女の応援観劇は諦めなければならない私ですが、せめてその変身と思える今年の『ホワイトイルミネーション』だけは是非この目で見たいと思い、急遽札幌旅行の計画を立てました。そして、札幌のその宿泊先は、1978年の夏にホテル改修工事の仕事でお世話になった中島公園内にある老舗ホテルにと、私は強い拘りを持って決めました。完成から30年以上経って、そのホテルは今どのようになっているか?直接見てみて、昔の若かった時のとても楽しかった思い出に、今は不遇である私の身を任せてみたいと思っています。私は、その思い出を訪ねる札幌への旅行が今からとても楽しみです。
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2002年に製作『アドルフの画集』『戦場のピアニスト』はヒトラー・ナチス悪の本質を暴く映画の名作

2009-11-15 15:08:37 | 日記
休日に2本の映画をレンタル店から借りてきて、私はビデオ鑑賞しました。今日の日記は、その映画鑑賞の私の感想記です。それは、両方とも2002年に製作された『アドルフの画集』(監督・脚本:メノ・メイエス 出演:ジョン・キューザック ノア・テイラー:ヒトラー役 2004年日本公開 )と『戦場のピアニスト』(監督:ロマン・ポランスキー 出演:エイドリアン・ブロディ トーマス・クレッチマン 2003年日本公開)の2本のヒトラー・ナチスドイツの悪の本質を暴く名作映画です。
この映画2本では、そのヒトラー・ナチスの悪の本質を描く手法が、まったく違っています。『アドルフの画集』では、第一次世界大戦に敗れた1918年ドイツのミュンヘンで、画家志望だった若き日の生身の人間・アドルフ・ヒトラーを描くことで、その後、まったくの狂気に変貌する独裁者を静かに告発しています。だから、その映画のラストは、アドルフ信奉者による彼の良き理解者だった主人公・ユダヤ人画商(私注:実在せず創造された人物)の衝撃的な謀殺で終わっています。この映画は、何かまったく救いのない強烈的な反戦映画でした。
その一方で『戦場のピアニスト』ではその悪の張本人アドルフ・ヒトラーは登場せず、その創造された悪しき国家による悪行を忠実に描いています。この映画は、実話であるポーランドに住んでいたユダヤ人への残虐なる悪行を忠実に描くことで、アカデミー賞の監督賞・主演男優賞・脚色賞を受賞しました。
そして、「絶望的な悪しき社会の中でも善意の人間はいる」との救われた思いがする素晴らしき人間愛の名作映画です。廃墟のワルシャワ市内でユダヤ人の元ピアニスト(エイドリアン・ブロディ)は、ドイツ軍大尉(トーマス・クレッチマン)に発見されます。でも、その場でピアノを弾いた元ピアニストは、人類不変の人間愛によって屋根裏部屋に匿われ食料を与えられて生き延びることができました。そして、ソ連軍のワルシャワ侵入の際、エイドリアン・ブロディと撤退するドイツ軍大尉トーマス・クレッチマンの会話が、とても私の心に響きました。その二人の会話をここに転載します。
・(エイドリアン)『どうやってあなたに感謝すればいいのか・・・』
・(トーマス)『神に感謝したまえ 生きるのも死ぬのも神のご意思だ そう信じなくては』
・(トーマス)自分の着ていた外套を脱いでエイドリアンに『受け取れ』
・(エイドリアン)『あなたは?』
・(トーマス)『もっと暖かいのがある』
私は、この名作映画二本を「私は世の光 私に従う者は命の光を得る」の応援教義を信奉する『他人の不幸が蜜よりも甘い』社会の悪行親衛隊グループに、是非観てほしいです。
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