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アメリカ軍、ロシアのプログラマーに驚く

2012-03-05 | ラジオ
ロシアのプログラマーによって開発されたプログラムが、アメリカ軍の近代化を崩壊させる結果となった。
アメリカ空軍の特殊部隊は約3000台のApple iPad2の購入を断念し、その理由は、GoodReaderというアプリケーションが、ロシア人によって開発されたからだということだ。
このアプリケーションはPDF、テキストファイル、ワードファイル、パワーポイントフィル、エクセルファイルなどのソフトで作成されたファイルを閲覧したり編集することができる。
そして今後は様々な指示や飛行ルートを、このアプリケーションを使って作成することで、紙(「かみばいばい」??????????)からの脱却が目指される予定だった。しかしアメリカ軍は、このプログラムを安全保障上の脅威とみなすに至ったのだ。

情報安全保障に特化した、グロテク社のビジネス発展部のヴラソフ部長は次のようにコメントしている。
「政府は自らが使っているものが全て国の防衛に資するものであり、情報およびコミュニケーションシステムに、少しでも外部的な介入の恐れがないかどうかを確認しなくてはならない。
思い出していただきたいのは、アメリカが如何に迅速にユーゴスラビア軍を解体させたかということだ。
特別の方法によってユーゴスラビア軍が使用していた通信が、全て切断された。
それによって軍隊は、目も、手も、ほかの感覚も、全て奪われた状態に陥ったのだ。(電波状態が悪く受信できず)」

当初、アメリカ空軍の輸送部隊の隊員には、1万8000台のiPadが購入される予定だった。政府機関をはじめ、さらには軍隊、特殊部隊にもなればプログラムを検査するのは、契約の絶対の条件となっている。
特殊部隊は普通、プログラムやOSの基本コードにもアクセスすることになっている。そのため(電波が弱く受信できず)社のサチコフ社長は、今回のアメリカ軍の決定は少し不自然だと指摘している。
「すでに20年にわたって、政府機関や犯罪専門家、プログラマーやアナリストなどが参加して、アプリケーションが具体的に何を行うのかについて、分析を行うのが慣習となっている。
ですから今回アメリカが、諜報活動を理由にアプリケーションの採用に踏み切らなかったことは少し奇妙に思える。
というのも、基本コードを調べるのは、すでに定着した方法があり、開発者やテスト担当者などなら誰でも知っているようなもので、秘密でも何でもない。
マイクロソフト社のアプリケーション開発には、たくさんのロシア人が関わっています。そしてどの国も、ウィンドウズがスパイソフトであるなどとは言っていないでしょう」
社長は、このようにコメントしている。

GoodReader自体はAppStoreでも、最も人気のあるアプリケーションの一つとなっている。すでにアメリカの航空会社Alaska Airlinesでは、GoodReaderがパイロットのiPadに採用されているほか、近くDelta AirlinesのiPadにも採用が予定されていた。さらにこのアプリケーションは、アメリカの数十都市の市役所を始め、弁護士や検察官、大学などの教育機関で使われている。

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2月27日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル