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1010 Radio

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北朝鮮に対し6ヵ国協議への復帰を求める国際社会

2009-05-20 | ラジオ
北朝鮮をめぐる状況は依然として不安定なものとなっている。
北朝鮮外務省は4月30日、新たな声明を表し、そのなかで国連安保
理が北朝鮮に対して行った批判に付いて謝罪を行わない場合、新た
な核実験の実施と大陸間弾道ミサイルの発射の用意のあることを明
らかにした。
一方、北朝鮮の核問題をめぐる6ヵ国協議参加国は、北朝鮮を交渉の
席に復帰させるための協議を重ねている。
4月はじめに行われた自国の通信衛星打上げを受けて、国連安保理が
これを批難する議長声明を採択した事に付いて、北朝鮮指導部ははこ
れに激しく反発する姿勢を見せた。
議長声明は充分に穏やかなトーンが守られており、これまで国連安保
理で採択された決議を違反しないように、という呼びか賭けが含まれて
いたが、これによって北朝鮮が再び国防力強化を唱えるようになった。

北朝鮮の核開発はもうすでに長い間、国際社会にとって頭痛の種となっ
ている。
平和目的の原子力を発展させていきたいと主張しているイランと違い、
北朝鮮政府はこれまで自国の核政策が、軍事目的のものであることを
隠したことはなかった。
北朝鮮では充分の量の軍事プルトニウムが造られていたし、少なくとも
一つの核弾頭を保有していた。
従って核兵器を有することで、ゆすりを掛けるような政策が現実のものと
なっていた。

こういった条件の下で6ヵ国協議参加国でもあるロシア、中国両政府は北
朝鮮政府と例え時間を要する困難な作業となっても、外交的な話し合い
でこの問題を解決していく必要があると主張している。
北朝鮮は自国を6ヵ国協議のはみ出し者としてではなく、歴とした参加国
の一つであると感じていなければならない。
これは難しいことだが決して非現実的なことではないのだ。

しかし全ての6ヵ国協議参加国が、そのように受け止めているわけではな
い。
例えばアメリカと日本は残念ながら、6ヶ国協議全体の調和を乱している
だけではなく、軍事目的での核開発断念と引換えに、北朝鮮に対して行
うことになっていた自国の義務の遂行を行っていなかった。
そんな両国に対する制裁として北朝鮮は、6ヵ国協議脱退を表明した。
まさにそのことが6ヵ国協議再開に向けた大きな障害となっているのだ。

ロシアのラブロフ外相は韓国のソウルで行われた、韓国外務省(番組では
外務省といっていたが、韓国の場合は外交通商部となる)の柳明桓外交通
商相との会談後、次のことに注意を向けた。
「現在北朝鮮は6ヶ国協議の交渉の席へ戻る用意は無いようである。
我々の主な課題は交渉再開が可能となるような状況を作ることだ。
しかし別の問題もあるということ忘れないようにしておこう。
それは6ヶ国協議で合意に達したあらゆる義務や条件を、完全に遂行する
義務のある、北朝鮮以外の協議参加国が、北朝鮮を交渉の席へ引き戻す
用意があるのかどうかということである。
この条件とうのは2005年9月19日に、6ヶ国協議参加全6ヵ国によって承認
された文書の中で定められてるもので、北朝鮮側もこれを正当なものだと考
えており、指定された原則に従う用意を見せていた。
しかし他の参加国がこの文書を単に認めただけではなく、その枠内で自国
の義務を果たしているのかどうか、という問題が発生した。
この問題はすでにロシアに向けられた問題で無い。我々のパートナー諸国
がこの問題に付いて考える際、朝鮮半島の非核化という課題が、あらゆる問
題、それがたとえ(?)的な二国間の(?)事項であれ、あらゆる問題よりも遥かに
重要なものだということを考えてくれるよう期待したい」
ラブロフ外相はこの様に述べている。

尚ラブロフ外相は北朝鮮の危機的状況からの出口は、参加国みなの同意に基
づき、お互いの国益を考慮に入れたものでなければならないとの考えを伝えて
いる。

(?)は聴き取れず

4月30日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル