1010 Radio

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ラジオ・タイランド(5月21日放送)

2009-05-23 | ラジオ
●世界保健機関WHOは新型インフルエンザに対するワクチン製造
 用に、生きたH1N1型ウイルスと、ワクチン製造のためのノウハウ
 をタイに提供した。
 WHOは近い将来、タイ国内でも新型インフルエンザが蔓延する可
 能性に備え、タイ国内でのワクチン製造を支援するため7千万バー
 ツの資金援助を行った。
 
 保健大臣はこれに付いて、政府医薬品機構がWHOのワクチン調
 査の責任者との間で、タイがロシアから提供された生きたウイルス
 とワクチン製造ノウハウを利用することを許可する合意文書に署名
 したと述べている。
 保健大臣は新型インフルエンザのワクチン製造拠点は、主としてヨ
 ーロッパと北アメリカにあり、アジアでもインフルエンザ用ワクチンの
 製造拠点が必要とされていた。
 調査はシラパコーン大学のキャンパスで、1年間にわたって行われる
 ことになる。
 タイはサラブリー県にある、インフルエンザワクチン製造工場で、今後
 3年以内に季節型インフルエンザ用ワクチンを、独自に製造することに
 なる、それによりインフルエンザが発生した場合には、60万ダース以
 上のスプレータイプのワクチンを製造できるようになると語っている。

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●保健省は新型インフルエンザの蔓延を予防するため、全国の医療関
 係者が、お互いに直接情報を交換できる、新たなWebサイトを開設す
 る予定。
 保健省の副事務次官によると、同省では地方の保健事務所や病院
 のスタッフ、それに全国12ヶ所にある疾病管理事務所の職員が、新型
 インフルエンザに関する知識を、充分に持っていないことが判ったこと
 から、これらのスタッフ向けに新たなWebサイトを開
 設するつもりだとしている。

 このWebサイトでは新型インフルエンザの、感染拡大の予防方法に付い
 ての知識を地方の医療スタッフに提供することになる。
 保健省ではインターネットのほかにも、新型インフルエンザに関する問
 い合わせを受付けるためのホットラインも用意している。
 副事務次官によると、これまでに世界41ヶ国で1万人余りが新型インフ
 ルエンザに感染し、そのうち80人ほどが死亡しているが、タイでの感染
 者数は今のところ2人で、彼らは今では健康な状態に戻っているとしてい
 る。

●与党・民主党所属の女性議員らはミャンマー政府に対し、国民民主連盟
 (NLD) のリーダーであるアウン・サン・スー・チー女史を釈放するよう求め
 た。

●アジア災害予防センターは、バンコクの災害予防対策の作成に協力する
 ことになった。

●先月、内務省敷地内でアピシット首相らが乗った車両を銃撃したとされる、
 容疑者の一人が20日、バンコク都内のブンピニ警察に逮捕された。