●政治亡命を求めているタクシン元首相が、妻のポジャマン夫人と離婚の
申請を行っているとの事に対し、民主党のアピシット党首は個人的なこ
とだとしてコメントした。
アピシット党首はタクシン元首相が離婚の申請をしていることは、まだ正
式に発表されておらず、様々な目測で語るより、彼からの正式な声明を
待つべきだとした上で、タクシン元首相の離婚はポジャマン夫人に資産
を移し、資産没収を逃れるためなのは明らかと指摘している。
アピシット党首はタクシン元首相に対し、公への影響と(?)を良く考えて物
事を決定して欲しいと求めた。
また次の内閣改造に国の安全を司る副内務大臣に(?)将軍の名前が挙が
っていることで、内務大臣の役職を引き受けることであれば、続いているタ
イ国内の対立問題を暴力を使わずに平和的に解決して欲しいと訴えた。
●73キロのマリファナがチュムポーン県で押収された。
ハイウェイパトロールが商用で、東北部から南部に向かっていたタイ人から
73キロのマリファナを押収した。
17日、チュムポーン県ハイウェイパトロールのパッタナ中佐は73キロのマリ
ファナを押収すると共に、3人のタイ人を麻薬密売の疑いで逮捕した。
逮捕された一人はラオス国境近くのナコーンサワン県で、1キロに付き1500
バーツで買ったマリファナを、トラン県へ1キロ5000バーツで仲買人や麻薬使
用者に売りさばくつもりだったことを認めている。
3人は麻薬密売の疑いで起訴された。
パッタナ中佐は東北部から南部に麻薬の密輸が続いており、南部で観光客
相手に麻薬の販売が横行していると指摘し、逮捕した3人から詳しい事情を
聞き、東北部か南部に続くハイウェイでの麻薬の取り締まりを強化する方針。
●外国人の労働許可登録は80万人に上ると見られている。
副首相が議長を務めている委員会は、熟練技術を必要としない外国人の、労
働許可登録の承認は約80万人に上る見込みで、これは労働力の不足問題を
解決する糸口になり、これは将来タイが海外への生産輸出拠点になるために
も必要と期待されている。
労働大臣は17日、今週副首相が不法入国労働者管理委員会の委員長として、
不法滞在する外国人の労働問題に付いて、話し合いを行うことを発表した。
そこでは最近、タイ人に敬遠されている単純労働での、労働力の不足を解決す
るために外国人を受け入れることに付いて、話し合いを行われる予定で、将来
海外への輸出生産拠点を中国からタイへ移行することを見据えての話し合いだ
としている。
管理委員会では約70万人から80万人の外国人労働者が登録すると見込んで
おり、この登録によりタイ国内での外国人犯罪予防と、タイ人の雇用保障に繋
がると説明している。
●東部スリン県は寒冷対策の準備を進めている。タイはこれから雨の少ない乾季
で、1年のうち最も過ごしやすい時期となるが、今年は一部の地域で、かなりの
寒さが予想されており、注意が必要とされている。
●ウタイターニー県は鳥インフルエンザに警戒するよう市民に呼びかけた。
ウタイターニー県では12日、鶏の異常死に伴い養鶏場3箇所の鶏を処分するな
ど、鳥インフルエンザ対策がとられた。
これは近くのスコータイ県で、鳥インフルエンザH5N1型の感染が確認されたこ
とを受けての予防措置となっている。
ウタイターニー県の検死では、まだ検査結果が出ていないが、処分された鶏は
高価な種類だたため、養鶏場側では当局の対応に反発の声が挙がっている。
※ (?)は聴き取れず