●ロシアの沿海地方およびハバロフスク地方では、土曜日に日本海で発生
した潜水艦事故の犠牲者を悼み、11日から2日間は服喪の日となる。
またウラジオストクでは10日、追悼の儀式が執り行われた。
事故が起きたのは土曜から日曜にかけての深夜、日本海で演習を行って
いたロシアの原子力潜水艦の船内で、消火システムが誤作動し有毒ガス
が焼失した。
この結果、海兵隊員3人、民間から派遣された17人、計20人が犠牲となっ
た。
尚、船内には208人が乗船していた。
また潜水艦には損傷は無く、すでに基地に帰還している。
事故発生を受けてメドヴェージェフ大統領は声明を表し、念蜜な調査と犠牲
者遺族への支援を命じた。
●ベルギーのブリュッセルでは10日、EUの外相会合が行われロシアとの間
の新基本協定の締結交渉再開などに関して行われる。
新基本協定の締結交渉は今年前半にスタートしたものの、カフカス危機後
の9月1日以降凍結されている。
一方EU内では交渉の早期再開を求める国が大多数を占めており、EU議長
国フランスのサルコジ大統領も先週金曜に出した声明で、ロシアはカフカス
危機の際の露仏首脳会議で取り決めた調停プランを、完全に履行しており
EUとしては交渉再開のための、全ての根拠が整っていると発言した。
尚、今週末のニースではロシアEUサミットが開かれ、そこで予定されている
メドヴェージェフ大統領・サルコジ大統領の会談の際、交渉再開が宣言され
るものと見られている。
●エジプトではロシア、アメリカ、EU、国連からなる中東問題仲介役4者の会合
が開かれ、ロシアからはラブロフ外相が出席した。
このなかで仲介役4者はパレスチナとイスラエルに対し、昨年アメリカのアナ
ポリスで開かれた、国際会議以来のプロセスを継続するよう呼びかけた。
このプロセスは多国間の和平協定締結を、最終的な目標としている。
また4者は次の中東和平国際会議を、2009年春にモスクワで開催することに
付いても支持を表明した。
来年春と言う時期に付いてラブロフ外相は、アメリカとイスラエルに新政権が
誕生し、パレスチナでは政治組織ファタハとハマスの間の亀裂が、解消される
見通しのものであると伝えている。
●ラブロフ外相は訪問先のエジプトで、メドヴェージェフ大統領とアメリカの次期
大統領に選ばれたオバマ氏は、機会があれば直ぐにでも会談を行う予定であ
ると伝えた。
ラブロフ外相は先週土曜に、メドヴェージェフ大統領とオバマ氏が電話会談を
行い、そのなかでメドヴェージェフ大統領とオバマ氏が、ロシアとアメリカの二
国間関係を最優先されるべき関係だとみなし、この二国間関係に相応の注意
を払っていくという堅い決意を確認し合ったと伝えた。
●ブラジルのサンパウロで開かれた20カ国の財務相中央銀行総裁会議に出席
した、
ロシアの財務相兼第一副首相は、主要20カ国が世界の金融構造変革に対し、
賛成の意を示したと会議を総括して述べた。
●イスラエルの投資銀行IDIは、ウクライナの金融状態に付いて調査を行い、国家
が有効な金融危機対策を講じなかった場合、国家自体が破産する危険が大き
いとの内容の報告を発表した。
この発表の結果、ウクライナ証券取引所の株価指数は80%も下がり、銀行は社
会的信用を失っている。
●メドヴェージェフ大統領はロシア下院国家会議に対し、集団安全保障条約の、
平和活動に関する協定の批准書を提出した。
●イギリスの新聞サンデータイムスは、欧州安保協力機構職員の話として、南オ
セチアでの紛争は、グルジア側が最初に攻撃を仕掛けてきたために起きたとの
記事を掲載した。
●ロシア、イラン、カタールの天然ガス輸出国によるカルテル創設に付いてラブロ
フ外相が発言した。
●ロシアの航空機スポレフの生みの親であるアンドレー・スポレフが生まれて10日
で120年を迎える。
した潜水艦事故の犠牲者を悼み、11日から2日間は服喪の日となる。
またウラジオストクでは10日、追悼の儀式が執り行われた。
事故が起きたのは土曜から日曜にかけての深夜、日本海で演習を行って
いたロシアの原子力潜水艦の船内で、消火システムが誤作動し有毒ガス
が焼失した。
この結果、海兵隊員3人、民間から派遣された17人、計20人が犠牲となっ
た。
尚、船内には208人が乗船していた。
また潜水艦には損傷は無く、すでに基地に帰還している。
事故発生を受けてメドヴェージェフ大統領は声明を表し、念蜜な調査と犠牲
者遺族への支援を命じた。
●ベルギーのブリュッセルでは10日、EUの外相会合が行われロシアとの間
の新基本協定の締結交渉再開などに関して行われる。
新基本協定の締結交渉は今年前半にスタートしたものの、カフカス危機後
の9月1日以降凍結されている。
一方EU内では交渉の早期再開を求める国が大多数を占めており、EU議長
国フランスのサルコジ大統領も先週金曜に出した声明で、ロシアはカフカス
危機の際の露仏首脳会議で取り決めた調停プランを、完全に履行しており
EUとしては交渉再開のための、全ての根拠が整っていると発言した。
尚、今週末のニースではロシアEUサミットが開かれ、そこで予定されている
メドヴェージェフ大統領・サルコジ大統領の会談の際、交渉再開が宣言され
るものと見られている。
●エジプトではロシア、アメリカ、EU、国連からなる中東問題仲介役4者の会合
が開かれ、ロシアからはラブロフ外相が出席した。
このなかで仲介役4者はパレスチナとイスラエルに対し、昨年アメリカのアナ
ポリスで開かれた、国際会議以来のプロセスを継続するよう呼びかけた。
このプロセスは多国間の和平協定締結を、最終的な目標としている。
また4者は次の中東和平国際会議を、2009年春にモスクワで開催することに
付いても支持を表明した。
来年春と言う時期に付いてラブロフ外相は、アメリカとイスラエルに新政権が
誕生し、パレスチナでは政治組織ファタハとハマスの間の亀裂が、解消される
見通しのものであると伝えている。
●ラブロフ外相は訪問先のエジプトで、メドヴェージェフ大統領とアメリカの次期
大統領に選ばれたオバマ氏は、機会があれば直ぐにでも会談を行う予定であ
ると伝えた。
ラブロフ外相は先週土曜に、メドヴェージェフ大統領とオバマ氏が電話会談を
行い、そのなかでメドヴェージェフ大統領とオバマ氏が、ロシアとアメリカの二
国間関係を最優先されるべき関係だとみなし、この二国間関係に相応の注意
を払っていくという堅い決意を確認し合ったと伝えた。
●ブラジルのサンパウロで開かれた20カ国の財務相中央銀行総裁会議に出席
した、
ロシアの財務相兼第一副首相は、主要20カ国が世界の金融構造変革に対し、
賛成の意を示したと会議を総括して述べた。
●イスラエルの投資銀行IDIは、ウクライナの金融状態に付いて調査を行い、国家
が有効な金融危機対策を講じなかった場合、国家自体が破産する危険が大き
いとの内容の報告を発表した。
この発表の結果、ウクライナ証券取引所の株価指数は80%も下がり、銀行は社
会的信用を失っている。
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●メドヴェージェフ大統領はロシア下院国家会議に対し、集団安全保障条約の、
平和活動に関する協定の批准書を提出した。
●イギリスの新聞サンデータイムスは、欧州安保協力機構職員の話として、南オ
セチアでの紛争は、グルジア側が最初に攻撃を仕掛けてきたために起きたとの
記事を掲載した。
●ロシア、イラン、カタールの天然ガス輸出国によるカルテル創設に付いてラブロ
フ外相が発言した。
●ロシアの航空機スポレフの生みの親であるアンドレー・スポレフが生まれて10日
で120年を迎える。
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