goo blog サービス終了のお知らせ 

1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

台湾国際放送(5月9日放送)

2006-05-10 | ラジオ

●陳水扁総統は9日、外務先のコスタリカで北京当局に対し、中華民国
 政府との対話を重ねて呼びかけた。
 陳水扁総統は台湾海峡、両岸間を解決する唯一の方法は対話だと述
 べると共に、最大野党国民党主席と経済や民生問題に付いて話し合う
 など、野党と意見交換を行う意向を示した。
 
 また陳水扁総統は現地時間8日コスタリカで行われた「全世界民主連
 盟中南米支部2006年総会」の開会式で挨拶をした。

●中央アメリカのコスタリカを訪問中の、陳水扁総統が現地時間の8日午
 前、アリアス新大統領の就任式典に出席した。アリアス新大統領の就
 任式は国家体育館で、現地時間の午前11時30分から行われ、中華民
 国からは陳水扁総統率いる30名の特使団が参加した。
 式典にはアメリカのブッシュ大統領ローラ夫人、スペインのフィリップ王子、
 エクアドルのパラシア大統領などが出席したほか、中米諸国からも国家
 元首らが出席した。
 
 陳水扁総統は式典会場でブッシュ大統領夫人ローラさんに挨拶、ブッシュ
 大統領に宜しく伝えるよう頼むと共に、ローラさんの台湾訪問を要請した。
 ローラさんはこれに感謝したとの事。

 陳水扁総統は今回の中南米歴訪に当たり、アメリカ・アラスカ州への一時
 寄航を急遽取り止めており、台湾とアメリカとの関係にマイナスの影響が出
 ないかと関心が集まっている。

●中南米を歴訪中の陳水扁総統が、帰路にアラブ首長国連邦等での一時寄
 航し、アメリカ・アラスカ州への一時寄航をしないことが明らかになった。
 9日付の日刊紙「中国日報」では、アメリカ側が陳水扁総統のアメリカ本土で
 の一時寄航に同意しないことから、陳水扁総統はアメリカ側が提案するアラ
 スカのアンカレッジでの一時寄航はしないことを決めたと報じている。
 また帰路にはアラブ首長国連邦のほか、南太平洋の国家に立ち寄る可能性
 を指摘している。

 アメリカ側は当初、サンフランシスコでの一時寄航に同意していたが、ブッシュ
 大統領は中共の胡錦濤総書記との会談後、ニューヨークとサンフランシスコ
 の一時寄航を撤回し、ハワイとアラスカへでの一時寄航を提案してきた。
 また寄航は5時間の給油のみという厳しい制限を設けた。

 陳水扁総統はアメリカは台湾の本当の友人だが、中共は国際情勢を利用して
 アメリカに政治的圧力をかけていることが遺憾だと述べている。また今回の一
 時寄航問題で、陳水扁総統が帰国後にアメリカからの軍備購入計画を取り消
 すのではないかとの目測に対し、厳しい姿勢で否定した。


本当に「中国は一つ」なのか―アメリカの中国・
台湾政策の転換


草思社

このアイテムの詳細を見る

中国国際放送(5月9日放送)

2006-05-10 | ラジオ

●中国の戴秉国外務次官と、日本外務省の谷内事務次官は9日北京で、
 第5回中日戦略的対話を行い、双方は当面の中日関係や共に関心を
 持つ重大な問題に付いて突っ込んだ意見交換をした。
●中日両国の省エネと環境保護分野における交流と協力を強めるため、
 中国と日本は5月末に東京で、中日省エネ環境保護フォーラムを催す
 予定。

●中国は近く、万里の長城の保護と修復に乗り出す。万里の長城は人
 類の歴史上で、最も偉大な建築の一つで2000年余り前に築かれた。
NHK探検ロマン世界遺産 万里の長城

講談社

このアイテムの詳細を見る

●黒竜江省黒河市で起きた森林火災は、9日午後にほぼ消火が終わっ
 た。
●世界一海抜の高い地域を走る中国の青海・チベット鉄道は、今月末ま
 でに全ての工事を終え、7月1日から試験運転が始まる。

●イラン政府のエルハム報道官は8日、アフマディネジャド大統領はアメ
 リカのブッシュ大統領に書簡を送り、その中で関係問題を解決する新
 たな方法を示したと明らかにした。また同じ日、アメリカ側はアフマディ
 ネジャド大統領の書簡を受け取ったとことを認めたが、これはイラン核
 問題の難局を打開するにはプラスにならないとした。
●中国の李肇星外相はニューヨークで、現在の情勢の下で、国際社会
 は外交的手段でイラン核問題を平和的に解決することを堅持すべきと
 強調し、関係各方面は冷静さを保ち、和平交渉の再開に必要な条件
 や雰囲気などを作り上げるよう呼びかけた。

●今年9月に韓国のソウルで、対外文化交流活動が行われる。この活
 動は、これまでに中国が韓国で行った規模が最も大きな対外文化交
 流活動となる。内容は中韓友好交流写真展、中韓経済貿易文化ハイ
 レベルフォーラム、中国中央民族楽団、中国少林寺武僧団などの演
 出が含まれる。
●朝鮮労働党の中央機関紙「労働新聞」、内閣機関紙「民主朝鮮」は9
 日、それぞれ論評を発表。日本の右翼がこのほど靖国神社を再度参
 拝したことは、軍国主義の侵略思想を宣揚する行為で、平和を愛する
 アジア及び世界の人民に対する無声の宣戦だと非難している。