愛の伝道師・マルチンデター

TBSラジオ金曜パック(イン・ミュージック)卒業から45年「愛の伝道師こと札幌のー」から現在、U.Sなどで「不況」活動中

2017年2月5日 一風堂プレミアム

2017-02-05 | Weblog
お財布遺失

昨年夏、不覚にも財布を落としてしまいました
現金は5,000円程度ながら出張時のタクシー代、その際の会食領収書などを含め3万円。
ほかに会社の入退室セキュリティーカード、スーパーのポイントカードそして一風堂のスタンプカード。
免許証やクレジットカードは別にしていたので助かったのですが損失総額約35,000円也。
警察に届け、何度か確認の電話をしましたが一週間たっても出てこず諦めました

お金の精神的ショックは自分自身の問題、会社のセキュリティーカードは紛失届の事務手続きで。
一番気になったのが3,4人で集めていた『一風堂』のスタンプカード。
あとわずかで『プレミアムメンバー』(60杯ほど食べる必要がありますが…)だったのです。
法律的には大げさながら「共有資産」。
いゃー、皆さんに平謝りでした

心機一転、仕切り直して再び60杯食べ続けてのプレミアムメンバー到達。
自宅に一風堂から「どんぶり」「おたま」「お箸」「日本手ぬぐい」「白丸、赤丸、替玉セット」とメンバーズカードが贈られてきました(写真)。
このメンバーズカードがあると4名まで替玉と玉子が1年間無料になります

さて傷口も癒えた先月、深夜の帰宅時 自宅近くの自販機前でお財布を拾いました。
帰宅後確認すると、看護専門学校に通う学生さんで自宅から5~6分のマンションにお住まい。
あてにならない警察(ちょっと違うかも…)より、直接届ける道を選択致しました。

翌日「ピンポーン」、「お宅のお嬢さんのお財布を昨日、拾った者です」と。
「お金が無くなっていたり不審なことがあったらお電話ください…」と電話番号を伝え帰宅。
そして9時過ぎ「ありがとうございます。疲れてぼーっとしていてどこで落としたかもわからず…お礼をしたいのでご住所をお教え頂けますか」と。
「実は、自分も半年前 財布を落とし出てこず気落ちした経験があります。お財布が無事届いて喜んで頂けただけでこちらも嬉しいです。そういうわけでお礼などのご心配は要りません」と。

拾ったものを届けるという「あたりまえ」の行為がなされない世知辛い昨今、思い出すと何故かひとりで『ほっこり』しています。
『善い行為<おこない>の数だけ心が洗われます』