愚妻が、嬉しそうに何かを取り出してきた。
どうやら、知り合いにお土産でゼリーを貰ったらしい。
が!
なにこれ!?
その容器。
とてもゼリーのそれとは思えないような外観ではないか。
だって緑なんだもん。
ゼリーというより薬にしか見えないぞ。
いや。
むしろ、最近の薬のほうがこれよりも美味しそうな外観をしているよ。
まあ、それもそのはず。
このゼリー。
なんと、亀のゼリーらしいのだっ!
亀!?
亀なんてゼリーになり得るのか?
説明書きによると、ミドリガメの甲羅やお腹の部分をゼリーにしたらしいんだけど…。
作った人は何を考えてるんだろう。
バカじゃなかろうか。
ミドリガメを見て、せめて焼いて食べようと思うならまだ分かる。
よし、ゼリーにしてみようって。
どこのどいつが考えたんだろう。
まあいいや。
せっかくもらったお土産だ。
食べてみましょうよ。
愚妻がフタを開ける。
うえっぷっ!
くっせぇ~!
薬っぽい匂いがするぞ!
おまけにこのドス黒さ。
コーヒーゼリーも黒いけど、この黒さとは全く違う。
これにはゼリーっぽい透明感が全くないんだよね。
う~ん。
まずそうだ。
これって本当に市販されていたものなのか?
ダチョウ倶楽部とかが食べる用に作られたやつじゃなかろうか?
食べたくない。
せめて、スッポンならいいんだけどなぁ。
ゾウガメとかウミガメでもいいんだけどなぁ。
ミドリガメって…
亀の中でも飛び抜けて食するに値しないよ。
しかしもうここまできたら食べるしかない。
ええい!
食ってやれ!
と、一口ちゅるり。
おおうっ!
案の定のマズさ。
ただでさえ美味しくないうえに、これがミドリガメだってのを分かっているだけに、よりマズく感じてしまう。
でもせっかくだから、二口、三口。
なかなか飲み込めないながらも食べていると…
横から愚妻が
「これ亀だもんなぁ。どうやって亀がゼリーになったんかなぁ。この汁は亀の汁かなぁ」
って!
亀、亀、言うんじゃないよ!
一生懸命、亀というのを忘れて食べようとしてんだぞ!
貴様はまだ一口しか食べてないのに、邪魔するなよ!
結局、そこで断念。
もうこれ以上食べたら気持ち悪くなってしまう。
いや、もう既に気持ち悪い。
愚妻も何口か食べたけど、まだまだミドリガメゼリーは大量に残ったままですわ。
ここを見ている人の中で、亀味が好きって人。
いくらでもご馳走しますんで、いつでも食べに来て下さいな。
ボクはもう無理ですので。
だって今。
これを書いていたらまたあの味を思い出しちゃって、ちょっとえずきなりそうになってるくらいだもんね。
お土産を無駄にしない為にも、どうかみなさんよろしくお願いします。
どうやら、知り合いにお土産でゼリーを貰ったらしい。
が!
なにこれ!?
その容器。
とてもゼリーのそれとは思えないような外観ではないか。
だって緑なんだもん。
ゼリーというより薬にしか見えないぞ。
いや。
むしろ、最近の薬のほうがこれよりも美味しそうな外観をしているよ。
まあ、それもそのはず。
このゼリー。
なんと、亀のゼリーらしいのだっ!
亀!?
亀なんてゼリーになり得るのか?
説明書きによると、ミドリガメの甲羅やお腹の部分をゼリーにしたらしいんだけど…。
作った人は何を考えてるんだろう。
バカじゃなかろうか。
ミドリガメを見て、せめて焼いて食べようと思うならまだ分かる。
よし、ゼリーにしてみようって。
どこのどいつが考えたんだろう。
まあいいや。
せっかくもらったお土産だ。
食べてみましょうよ。
愚妻がフタを開ける。
うえっぷっ!
くっせぇ~!
薬っぽい匂いがするぞ!
おまけにこのドス黒さ。
コーヒーゼリーも黒いけど、この黒さとは全く違う。
これにはゼリーっぽい透明感が全くないんだよね。
う~ん。
まずそうだ。
これって本当に市販されていたものなのか?
ダチョウ倶楽部とかが食べる用に作られたやつじゃなかろうか?
食べたくない。
せめて、スッポンならいいんだけどなぁ。
ゾウガメとかウミガメでもいいんだけどなぁ。
ミドリガメって…
亀の中でも飛び抜けて食するに値しないよ。
しかしもうここまできたら食べるしかない。
ええい!
食ってやれ!
と、一口ちゅるり。
おおうっ!
案の定のマズさ。
ただでさえ美味しくないうえに、これがミドリガメだってのを分かっているだけに、よりマズく感じてしまう。
でもせっかくだから、二口、三口。
なかなか飲み込めないながらも食べていると…
横から愚妻が
「これ亀だもんなぁ。どうやって亀がゼリーになったんかなぁ。この汁は亀の汁かなぁ」
って!
亀、亀、言うんじゃないよ!
一生懸命、亀というのを忘れて食べようとしてんだぞ!
貴様はまだ一口しか食べてないのに、邪魔するなよ!
結局、そこで断念。
もうこれ以上食べたら気持ち悪くなってしまう。
いや、もう既に気持ち悪い。
愚妻も何口か食べたけど、まだまだミドリガメゼリーは大量に残ったままですわ。
ここを見ている人の中で、亀味が好きって人。
いくらでもご馳走しますんで、いつでも食べに来て下さいな。
ボクはもう無理ですので。
だって今。
これを書いていたらまたあの味を思い出しちゃって、ちょっとえずきなりそうになってるくらいだもんね。
お土産を無駄にしない為にも、どうかみなさんよろしくお願いします。