MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

2013-02-10 | Weblog


N氏が息子(4歳)にオモチャをくれた。

あらまあ。
わざわざすんませんな。
ありがとうございます。

しかし、そのオモチャ。
4歳児に与えたくないオモチャランキングをやったら、絶対に上位にランクインするであろうもの。

剣だ。

今まで剣に多少興味を持つ事はあったけど、決して買い与える事はなかったんだけどなぁ。
保育園で作ったという、新聞紙を丸めただけの剣を嬉しそうに持っていたんだけどなぁ。



遂に奴は本物の(といってもオモチャだけど)剣を手に入れてしまったのだ。

いや、持つだけなら別にいいんだけどね。
当然、剣を持って眺めているだけって粋な態度でいられるわけがない。
当たり前のように攻撃をしてくるのだ。

渡した途端、ヒャーヒャー言いながら嬉しそうにボクを斬ってくる。

新聞紙の時でも散々攻撃されていたが、攻撃力は新聞紙の5倍はあろう。
かなり痛い。

しかも、西洋風の剣だから、なおさらタチが悪いんだよな。
ゴテゴテした余計な装飾品がいっぱい付いてんだもん。

柄の部分とか、キラキラしている上にとんがった部分がいっぱい。
あっち側で殴られたらさぞかし痛いだろうなぁ。
想像しただけで恐ろしいよ。

4歳児とはいえ、そんな武器を持った4歳児なので、素手で立ち向かうのはちょっと危険だ。
あまり刺激しないよう、ほぼ無抵抗で斬られまくってやりましたわ。

最初こそ大袈裟に悲鳴をあげて斬られていたものの、段々と面倒になってくる。
それでも斬り続ける息子。

あまりにもしつこいので散々怒ったら、シュンと大人しくなる。
が、ボクがパソコンに向かい作業を始めると、すぐにまた後ろからズバズバ斬り付けてくるのだ。
剣の力は恐ろしい。
手にしてしまったら、斬らずにいられなくなるんだろうな。

トイレに行って、スッキリしてドアを開けると。
剣を持って仁王立ちした息子が、「出てきたな~!」と言いながら満面の笑みで斬り付けてくる。

サヤをつけたまま剣を振り回してたら、少し離れたとこにいたボクのとこにサヤだけ飛んできて、大切な部分にヒットする。
直接斬るだけじゃなく、新たな攻撃方法までも取得してしまったようだ。

N氏め。
余計な物をくれちゃったものだよ。
今日一日でかなり斬られたな。
福本清三氏くらい斬られたよ。

こうなる事を見越してくれたのは間違いない。

息子が喜んでいたと知ったら、次はヌンチャクとかメリケンサックとか買ってきそうで恐いな。
そうなったもう家の中なのに休まるヒマがないよ。
家の中で鎧を着て、ヘルメットを被って生活するしかなくなる。

もしくはこっちも本気で戦うか。
バキ親子を目指してみるってのもありかもしれないな。
考えてみよう。