MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

500円

2011-12-18 | Weblog
数人で居酒屋へ。

忘年会ってほどのものではないけど、友達10人ほどに声をかけて適当に集った。
なかなか普段会わない人同士もいるから、たまにはね。
全く気を使わなくていいメンバーなので、こういう飲み会はいい。

言い出しっぺの為に幹事はボク。
数日前に店を予約し、料理も選択。

んで、その料理。
コースにすると、一番安くても3500円の料理らしい。
それにせず行ってから個別で注文でもいいし、予算を言ってお任せというのでもいい。

どうしよっかな。
3500円のコースってのは悪くないし、まあそんなものかって値段だけど、そりゃ少しでも安いほうがいいだろう。
飲み放題はつけないから、飲み物分の料金がいくらかかるかも分からないしね。
初めていくお店だから、料理内容が不明ってのも迷う原因だ。

そこでマサキに相談してみると…
「安いほうがいい」
との事。

そうね。
そりゃマサキはそう言うに決まってるわな。
足りなかったら注文すればいいだけだから、まあそうしましょう。
ということで、とりあえず3000円でお任せにして予約は終了。

んで、今日。

お店にみんな集った。
広めの個室に入って料理が届くのを待つ。

しかしちょっとこの部屋は寒いな。
エアコンは付いているものの、あまり効いていない。
下にファンヒーターが置いてあるけど、これを付けてくれないかなぁ。

そもそも、廊下に繋がる部屋の入口のドアが、いくらやっても閉まんないんだよね。
留め具のとこがユルッユルになっちゃってやがんの。
そりゃ寒いわけだよ。

「500円ねぎったからだ!」

とE氏。

そんなものか?
ケチな集団だから、ドアが閉まんない部屋に案内されたのか?
そしてファンヒーターも付けてくれないのか?
でも別にねぎったわけではないんだけどね。
3500円のコースを3000円にしたなら別だけど、そういう事ではない。

すると、店員さんが入ってきて、ファンヒーターのほうへ向かった。
ほら。
ケチ集団でも、ちゃんと暖かくさせてくれるんだよ。
その権利はあるんだよ。

と思ったら!

あろうことか、ファンヒーターを抱えて持って行っちゃったではないか!

おいおい。
そんな事があるのか?
ケチだからか?
ケチな人は暖まる事も出来ないのか?

その後も、刺身を見ては
「500円ねぎらなかったら、これにフグも付いてたはずだ」
とみんなから言われたり、

「山芋の上に黒緑のツブツブがあるけど500円ねぎったから絶対にキャビアではない」
と言われたり、

1人ずつ置いている鍋の固形燃料に火を付けてくれない事に対しても
「500円ねぎったからだ!」
と言われる。

もしかして、ケチったからこの鍋は生のまま食べなくちゃいけないのか?
幹事として少し不安になったけど、どうにか中盤で火を付けてくれて一安心。

ま、結果的には腹一杯になったし、飲み物や追加注文をしたのに最初のコースの値段で済んだから、良かったんだけどね。
料理も美味しかったし。

500円ねぎって正解だったと思うよ。
これでその値段だったら、普通のコースはどれだけ豪華なんだろうと気になるけどね。
せめてボク1人だけでも3500円のコースを頼んで、みんなに違いを見せつけて自慢しつつ食べても良かったかもなぁ。
500円多く払うだけでみんなに羨ましがられ、しかもみんなより美味しいのを食べられるんだから満足度が倍だろう。
次はそうしよっと。