MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

切干芋作り

2012-01-14 09:11:40 | スーパーばあちゃん
冬らしい天気に ばあちゃんの次の仕事は 切干芋作りとなりました。
毎年ずっと一人で ばあちゃんは切干芋を作って来ましたが
今年は私も手伝って 最初から全部作り方を見ました。

畑に埋めてあった芋は 暖かくなった日中に穴から出します。
なるべく芋に冷たい風を当てないようにという 配慮からです。
芋の土をはらい お湯で丁寧に洗って 釜に入れます。



私の一番の仕事は 十分軟らかくなるまで 芋を釜で茹でることです。
釜一杯の芋を茹でるには 相当時間がかかりました。
茹で上がった芋を 私が崩れないように取り出し 
少しさましてから ばあちゃんが 皮をむきました。
皮は厚めにむいた方がきれいなので 来年は竹べらでやろうと言っていました。

一晩置いてから翌朝 ばあちゃんは包丁で切りました。
冷たくなると 切りやすいからです。
薄く切らないことが こつのようです。



私がきれいに洗って乾かしておいた干し台を トラックにのせました。
ばあちゃんは 丁寧にきれいに 切った芋を並べていきます。
お日様が良く当たる場所に トラックを移動しました。

こんなに手がかかっていたのに 何も考えず食べていたとは・・・。
自分が関わると 食べる時の構えが変わります。
今年の切干芋の味が 楽しみです。
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土のう積み

2012-01-12 11:35:30 | 
ばあちゃんの畑の端に 新しい土のうを積みました。
一昨年二人で積んだ土のうには 芝や草が根を張ってしまったので
今度は砂を入れた土のう つまり砂のうを置くことにしました。
かなり重いので私が運び ばあちゃんが袋を縛り直して 並べていきました。



バーベナは道路にはみ出すので ばあちゃんがバッサリ切りました。
ローズマリーも どこかに移植しようと話しています。
砂のうの上の土に ミヤコワスレを株分けして植えましたが
一日中日が当たる場所なので ミヤコワスレにとっては嬉しくないはず。
お日様大好きな 小さい花を探したいと思います。
砂のうを並べた先には 最後に残った傷物や小さい水仙の球根を植えました。
ばあちゃんの畑は 本物の良い畑なので そこでできる野菜や花も本物。

私とばあちゃんが 作業をしている間に
近くの畑では 大きなショベルカーで土を掘り 汚いゴミや木を埋めていました。
ゴミがなくなると きれいに耕された畑に見えます。でも 偽物。

本物と偽物 外からちょっと見ただけでは わかりません。
継続して見ていると 気がつくかも。
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七草

2012-01-09 21:30:14 | まい ぺぇす
進路もほぼ決まったということで 3ヶ月ぶりに たかちゃんとじゅんちゃんがやって来ました。
ちょうど七草粥の日だったので 勉強の後 七草ならべをしました。
JAの三島函南に 七草セットを出荷している知り合いが毎年持って来てくれる 七草のセットを使いました。
セットの中に入っている紙に書かれたイラストを見て 並べるのですが 二人は悪戦苦闘。



セリ ナズナ ゴギョウ ハコベラ ホトケノザ スズナ スズシロ これぞ七草
私もいつ頃覚えたか思い出せませんが 七草の名前だけは かなり前から知っていました。
しかし しかし 名前と実物が全部わかったのは つい最近のこと。
ホトケノザが 濃いピンクの花を咲かせるホトケノザとは違うことも 
知識としては知っていましたが 本物は知ろうともしませんでした。
ハコベラが 冬の畑にはびこる冬草(ばあちゃんはそう呼んでいます)だと知り
「これを 七草セットとして売るとは すごい!」 そう思いました。
20年近く前東京に行った時 雑草の寄せ植を売っていて さすが東京と思ったものですが
商売は アイデアとタイミング そして日々の努力でしょうか。



七草ならべの後は ばあちゃんと一緒に仕事をしました。
私が刈ってあった草を ばあちゃんがかごにつめて それを二人が竹やぶに運びます。
落ち葉と混ざっていい腐葉土になり それがきっと いい竹の子の元になるはず。
竹の子が出る頃は じゅんちゃんもたかちゃんも 新しい生活がスタートする頃です。

お昼は 七草プラス3種の野菜入りの粥と 近所のMさんが作ってくれた特製焼きそば。
二人とも 本物の七草の名前と味を体験したのは 良かったんじゃない?
「本当に知っている」というのは 知識と実物や体験が結びついて言える言葉だと思いました。
私は長い間 「名前だけは知っている」状態でした。


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竹やぶの中

2012-01-07 09:23:52 | 自然
2006年の秋から ものすごい数の竹を伐りました。
ばあちゃんの家の周りは すっかり明るくなって
「こんなに空が広かったとは!」 と感激したものです。

竹は しなやかで強く 美しい。竹の子も食べさせてくれる。
でも強すぎて 放って置くと大変なことになる。
そこで ばあちゃんと相談し 小さくてきれいな竹林をつくることにしました。





この写真は 竹やぶ(今は)の草刈りで見つけた実の一部です。
千両以外は まだ名前を調べてないのでわかりませんが
この寒さの中 こんなに美しい実をつけています。

明るくて 風通しの良い 小さな小さな竹林の整備
またまた やりたい仕事が増えました。 
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剪定

2012-01-04 22:50:05 | 自然
庭のモミジの剪定が終わり 次は果樹の番。
2008年の春に植え 2010年の1月に下の広場に移植した
3種類のスモモから 始めることにしました。

ブログを見たら去年は1月7日に スイスイ伸びていた枝を切り返してありました。
ソルダム 大石わせ サンタローザの3本ですが 伸び方はそれぞれ個性的です。



写真は真ん中の大石わせで 剪定の途中です。
本を読み 適当に始めたのですが 「ちゃんとやった方がいいね。」と気づきました。
木を良く見ると (剪定の本に書いてあったことは こういうことか) と分かってきました。
車枝 平行枝 下向枝 内向枝 徒長枝 交差枝 ひこばえ
短果枝 花束状短果枝
昔は 花芽も葉芽もわからなかったっけ。

去年きちんとやっておけば もっといい形になっていたかもしれません。
切るべき時に 切るべき枝をきれいに切るのが 果樹には大事だと分かりました。

クヌギは伸びたいように伸ばして 大きくなると下からバッサリ伐り 椎茸の原木にします。
果樹はそのままにしたら 伸び放題の枝は淘汰されて枯れていき いい実はできません。

剪定するべき木と放任OKの木 花屋さんの花と野原の花 人間も似てます。
やっぱり人間も 自然の一部ということかな。  
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