今日の京都は、久しぶりにいい天気です。全国に約3万社あるといわれている稲荷神社の総本山、京都伏見稲荷大社へ親子で出かけました。まじくんは、保育園を社会見学のため??お休みです(^^;)
例年、初詣の客さんは、三が日だけでも250万人。我が家も毎年参拝しています。お正月は、普段はバス専用の第2駐車場に乗用車を停め、参道を15分ぐらい歩き、北参道から入ります。今日は、表参道から入り、参集殿の駐車場(無料)へ停めました。
まずは、天正17年(1589年)豊臣秀吉の造営とされている楼門(写真↑)へ。秀吉の母、大政所の病悩平癒祈願が成就すれば一万石奉加する、と記したいわゆる“命乞いの願文”が伝来しています。しかし、造営伝承と伝来文書との整合性については多少の疑問がありましたが、昭和48年に楼門の解体修理が行われたところ、願文の年次と同じ「天正17年」の墨書が発見され、伝承の正しかったことが確認されたそうです。
そして、本殿(写真←)へ。あちこちに、絵馬やおみくじ、お守りなどの売店があります。今の季節は、お正月の準備であちこち修理をしたりと大忙しの様子でした。
ところで、そもそも稲荷神社の創建は?
稲荷信仰の起こりは、日本書紀にかかれているくらい古いのですが・・・。伏見稲荷大社の起こりは、大社がある伏見区深草で勢力を誇っていた秦氏族が、和銅4年(711)、稲荷山三ケ峰の平らな処に稲荷神を奉鎮されたのが始まりのようです。ちょっと、ややこしくて、私の頭に入らず。(^^;)詳しくは、公式サイトの稲荷信仰またはおいなりさん物語(アニメ)をご覧ください。
本殿参拝後は、今回の目的である、一の峯までの制覇をめざして、出発です!途中には、まだ紅葉の綺麗なところもあります。(写真↓)
奥宮から、千本鳥居(写真↓)をくぐって、奥社へ。たくさんの鳥居にまじくんは大興奮!とうとう走り出しました。途中、鳥居は二つに分かれます。勝手に道を選ぶまじくん・・・。
しかし、出るところは、一緒です。(写真↓)よかった。(^^;)
千本鳥居を抜けた先には、奥社があり、ここにも、たくさんの願い事を書いた絵馬が奉納されています。ごく一般的な絵馬もありますが、狐の顔の絵馬(写真↓)もあります。
かわいい狐さんを見て・・・
「まじくんも、きつねさんのお目目、書きたい!」
「だめ!これは願い事を書くの!まじくんの願い事ある?」
「えーと、ボウケンジャーのおもちゃ!」
「そんなんじゃダメ!他には?」
「じゃぁ、アンパンマンなら、いいやろ?」
・・・ダメだ、こりゃ。(^^;)
その願い事は、クリスマスにでも・・・と、泣く泣くあきらめさせました。
実は、奉拝所の右側後には、「おもかる石」という一対の石灯篭があるそうです。この石灯篭の頭を持ち上げ、そのときに感じる重さが、自分が予想していたよりも軽ければ願い事が叶い、重ければ叶い難いとする試し石だそうです。
願い事もしていない私たちは、立ち寄らずに、次へ行こうと案内図(写真↓)を見ました。鳥居って千本だけじゃないの?えー!一万本!!!
私たちがいる場所は、赤い○のところ、目指す一ノ峯は、黄色い○のところです。ぎょえ~(@@;)!! 随分遠い!!4歳児のまじくんとふたりで、無事にたどり着けるのかしら・・・。
続きは、次のブログにて。
京都伏見稲荷大社公式サイト http://inari.jp/index.html
「おもかる石」で思い出しましたが、うちの近所の神社では何かの役を決めるときに、石を一人一人持ち上げて、持ち上がった人を役に当てるということをしてるそうな。。。
人によって石が持ち上がる。。。ホントかは微妙ですが、とっても神秘的です。。。