先日(3日)、街かど古典カフェ夏季講座2011へ行ってきました。街かど古典カフェは、講師の方を囲み、京町家やカフェなどくつろいだ雰囲気の中で、古典に親しみ、学び、こころ豊かな時間を過ごすというものです。
虎屋京都ギャラリーで行われる、同志社女子大学名誉教授の朧谷壽(おぼろや ひさし)先生の講座に参加させていただいております。テーマは「院政期の光と影」です。第72代白河天皇(白河院)の代からはじまった院政・・・この時代を語るには平家の存在なくしては語れず、ちょうど来年の大河ドラマが平家を取り上げることもあり、人気の講座です。
昨年から宮尾登美子さんの平家物語を読んでいる私・・・そうえいば3巻まで読んでその先が進みません。今の所平家の栄光のお話ですが、これからどんどん・・・ツライことが・・・。講座に追いつくようにがんばって読まなくちゃいけないですね。
京都で古典を学ぶことの楽しさは、文書に出てくる地名やお寺が、いまだになんらかの形で存在し、それを身近に感じることができる事だと私は思っています。源平合戦の「源」・・・清和源氏の基となる清和天皇の孫、基経は、六孫王とよばれ、その基経を祀った神社「六孫王(ろくそんのう)神社」も、今年の春に桜の名所としてご紹介しています。【前ぶろぐ】
また「平」・・・平家の正盛、忠盛、清盛の住まいとされる六波羅や西八條(梅小路公園あたり)、その地名も名残も現在の京都に残っています。子供の頃学んだ古典が、どこの国の事やら?と思っていたものが、京都で学ぶと身近に感じ、とーっても楽しいです。^^
この講座は、全部で4回あります。今後の講義が楽しみです。そして、もうひとつの楽しみは、古典カフェっていうくらいですから、毎回出される「お茶とお菓子」です。今回のお菓子は「新茶の雫」静岡産煎茶を使った爽やかな新茶の羊羹です。口に入れるとほろ苦い新茶の風味が広がっておいしいです。会場の虎屋さんのお菓子です。講義とともに、季節のお菓子が楽しみです。^^
古典の日 http://www.kotennohi.jp/index.html 古典カフェ2011 1 2 3 4
古典カフェ、昨年の様子は【前ぶろぐ】にて。
熱心だから学ぶのも楽しいでしょうね。
私もそんな優雅な時間を過ごしたいです[E:happy01]
今春、卒業した娘の大学(同志社女子)でも毎年、一般の方向けの町家講座があります。興味深いのもありましたが、何しろ、遠方で残念ながらあきらめました。
この熱心さが、学生時代の私にあれば・・・。^^;
優雅な時間、ぜひ~。
夜間だと、逆に行けないので
日中やってくれて助かってます。
このシリーズ、この先も続いてほしいです。
お菓子も楽しみなんです。
最後は、茶寮でお茶飲みたいと考えてます。
京都は、学ぼうと思えば、けっこうこの手の講義やってますよね。
機会があれば、ぜひ~。