土曜日、京都国立博物館へ行ってきました。その後、道をはさんで向かいにある「三十三間堂」へ行ってきました。寒いので帰りたがるまじくんを「千人も仏さんがいるよー、おもしろいよー、見たことないでしょ?」と、喜ばせて、行ってきました。
三十三間堂の由来は、以前、今熊野観音の頭痛の枕カバーをご紹介した際に書いています。【前ブログ】
三十三間(120メートル)の長い建物の真中に、中尊の十一面千手千眼観音菩薩坐像(高さ335センチ)があり、左右に各500体の十一面千手千眼観音菩薩立像(164~7センチ)が安置されています。三十三間堂に詣でたら「いとしい故人に会える」といわれるそうです。千一体もの面影のちがう仏像のなかに、思慕する人の面影を見つけることができるからだそうです。
平安時代の末期、後白河法皇に命じられて、実際にこのお寺を建てたのは平清盛です。たくさんの仏像建立を命じられてさぞかしびっくりしたのかと思いきや、当時は百とか千とかたくさんの仏像を並べた数量信仰のお寺がたくさんあったのだそうです。それらはすべて焼失しましたが、唯一、三十三間堂だけは1249年に焼失したものの124体の観音様が運び出され、すぐ再建されています。
まじくんは、たくさんの仏さまにびっくりするかと思ったら、堂内のたくさんの参拝者を見て「仏さんも千人いはるけど、お客さんも千人程いはるな・・・」と、つぶやいていました。(^m^)
内部は、撮影はもちろんスケッチも禁止なので、思い出して、家で描きました。最初は、仏像を描いていたのに、そのうち、サンタクロース千人になってしまいました。(^^;) 仏さんより、今の季節はサンタさんにお願いしたいことがたくさんあるそうです。まぁ、気持はわかるけどさ・・・。(ーー;)
三十三間堂 http://www.sanjusangendo.jp/index.html
拝観料 大人:600円 中高:400円 小学生:300円 無料駐車場有(40分まで)
まじくんは、サンタさん100人来ますようにとお願いしていて、100個もらうつもりでいます。どうなる?
私にも来てほしいなぁ(笑)