昨日、梅小路公園で開催された「一木手づくり市」へ行ってきました。その前に、公園の紅葉を見てきました。
河原遊び場のあたりは「西八条第(にしはじじょうてい)跡」です。その昔、平家一門の邸宅群のあった場所で、平清盛だけではなく、他の平家一門もここに邸宅を構えていたとされています。治承5年(1181)、平清盛が64歳で亡くなった2年後、放火により50余の屋敷はすべて消失します。一部再建された屋敷も、平家の都落ちの際に自ら火を放ち灰燼に帰したとされ、その後、壇ノ浦の合戦で平家は滅亡し約400年続いた平安時代に幕が下ります。
公園整備の前に行われた調査で、この場所から、平安時代の土器や、焼土、炭化遺物が発見され、火災があったことが裏付けされました。ちなみに、遺物は盛土して保存されているそうです。すべて焼け落ちているため、この景色を平清盛が眺めたわけではないですが・・・平家の盛衰を思うと感慨深いものがありますね~。
この他にも、公園内を散策をすると、まだまだきれいな紅葉が楽しめます。【写真左下】朱雀の庭といのちの森をつなぐ「楓林橋」【写真右下】朱雀の庭の塀です。どちらも無料散策ゾーンです。
「朱雀の庭」を見てきました。朱雀の庭は長年にわたって京都が培ってきた造園技術を駆使し、さらには日本庭園で使われないような洋花を積極的にとり入れるなど、伝統と創生が見事に調和したデザインの池泉回遊式庭園です。(入園料:200円、月曜休園)
紅葉渓(もみじだに)は、岩場と渓流、紅葉からなる渓谷をイメージしています。京都近郊から産出した山石の石組の間を流れる滝が勢いよく流れ、目をつぶると、深山に紛れ込んだような気分になります。
「朱雀の庭」と一体となっている「いのちの森」は、都市空間に自然の生態系を復元したビオトープです。樹木が育ち、小鳥やチョウ、トンボ、セミ等が棲む環境を創造した、小さないきものの聖域です。【写真右下】前述の「楓林橋」からの眺めです。
【写真左下】樹冠回廊には、どんぐりの木がたくさんあります。今年は、どんぐりが豊作だそうですね。足元にいっぱい落ちてました。(採取はNG)そういえば、奈良公園の恒例の「鹿よせ」で、ホルンの音で集めた鹿に、ご褒美にどんぐりを与えるのだそうですが、今年はどんぐりが豊作ゆえ、あまり集まらないとか・・・。(^^;)クマ出没も少ないかな?この回廊も、落ち葉でいっぱいになるんですが・・・今年は、まだまだ?以前の様子は【08/12/5ぶろぐ】
ここにも、前ぶろぐでご紹介した地域猫の「梅猫」がいます。こちらは、ちょっと警戒心強そう・・・。
朱雀の庭のある緑の館のレストランは、今年リニューアルオープンして新しいお店「グリーンハウスコラボ」が入りました。店内は以前のお店とあまり変わってないようですが、メニューがぐっと変わりました。
特に、西八条第のあたりはきれいでした。
水族館、きっと子供たちは遠足で行くでしょうね。
周辺の工事用フェンスもずいぶん低くなってて
入口がよく見えました。
まじくんママさんの撮影技術素晴らしいです!!
始め、どこだ?と思いましたよ。
水族館、楽しみですね。
蒸気機関車も走ってるし
来春は水族館もオープンして
たのしめまーす。