まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都の桜:正法寺「鳥獣の庭」のしだれ桜(12/04/12)

2012年04月13日 | 京都市西京区

昨日、洛西の大原野へ出かけました。大原野は、平安時代には遊猟地として、桓武天皇をはじめ皇族や藤原道長などの公卿が、しばしば狩猟に訪ねたところで、数多くの和歌が詠まれています。現在は筍の産地としても有名です。ハイキングや山寺散策コースとして広く親しまれています。

まずは、西行桜や花の寺として有名な「勝持寺」を紹介しました。前ぶろぐにて。再び、勝持寺の参道入り口のある大原野神社の駐車場の方へ戻り、すぐ近くの「法寿山 正法寺(しょうぼうじ)」へ行きました。参道に架かる朱塗りの極楽橋には大きなしだれ桜があり、ちょうど見頃でした。

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正法寺は、真言宗の寺で、天平勝宝年間の創建です。その後、応仁の乱などで焼失され、元和元年(大阪城落城の年)に再興されました。全体的に新しいお寺の印象を受けますが、歴史は古いです。春日不動明王の前の枝垂れ桜は、まだ咲きはじめでした。紅しだれ満開の頃の様子は【09/04/11】にて。濃いピンク色の桜と、いかついお顔の仁王像、昨年落慶した朱塗り遍照塔のコントラストが見事です。

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門をくぐり、受付を済ませると、寺の中を自由に見ることができます。以前、あじさいの季節にまじくんと探検しています。(^m^)【前ぶろぐ本堂に祀られている「三面千手観音」は、お顔の左右に化仏を配した全国でも珍しいお姿をされており、国の重要文化財に指定されています。テープによる説明があります。*わかりやすく言えばコブとりじいさんの両方のコブの部分が仏様の顔という感じです。(←バチ当たりな表現ですいません)写真撮影不可

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宝生殿の白砂に浮かぶ鳥獣の庭(庭石がいろんな動物の形をしています)からの景色が素晴らしいのですが・・・残念ながら、枝垂れ桜(写真左下)は咲きはじめたところです。庭の彼方に京の街と東山連峰を望むことが出来ます。真ん中の大きなビルは南区の日本電産(100.6m)、右奥は伏見区の京セラ(95m)です。

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庭には小さな滝も流れ、お抹茶(300円)を頂きながら静かに過ごせますが・・・現在、京都縦貫道工事のためあちこち工事が行われていて、多少騒音が気になります。

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正法寺 http://www.kyoto-shoboji.com/ 

以前の桜の様子は【07/04/05】【09/04/11】にて。

拝観料:300円  拝観所要時間:30分 無料駐車場あり

続いて、大原野神社をご案内します。


京都の桜:花の寺「勝持寺」西行桜(12/04/12)

2012年04月12日 | 京都市西京区

今日は朝から、洛西の古刹「勝持寺(しょうじじ)」へ行ってきました。西行桜のある花の寺として知られる山寺です。勝持寺のある大原野付近は、平安時代には遊猟地として、桓武天皇をはじめ皇族や藤原道長などの公卿が、しばしば狩猟に訪ねたところで、数多くの和歌が詠まれています。現在は筍の産地としても有名です。ハイキングや山寺散策コースとして広く親しまれています。

お寺には、駐車場(道が狭く、大型車不可)があり、そこを利用すると楽に参拝できますが、ぜひとも大原野神社の駐車場(400円:こちらは観光バスも入るし、道も広めです)へ停めて、竹林の中の参道を登ることをお勧めします。

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途中には、応仁の乱で唯一焼け残った仁王門があります。(写真右上)やぶ椿の木もあちこちにあり今の季節は、落ちた赤い花がとても美しいです。

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勝持寺は、小塩山大原院勝持寺といい、白鳳8年(680)、天武天皇の勅によって創建された古いお寺です。先に紹介した仁王門を除いて、すべて応仁の乱(室町時代)に焼失しています。現在の建物は、それ以後に再建されたものです。それでも、ずいぶん古いですよね。(^^;)

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門をくぐると、2年前はかやぶきで工事中だった庫裡がきれいに建て直されていました。新しくて立派すぎる~(^^;)。本堂には重要文化財に指定された御本尊の薬師如来をはじめいくつかの仏像が安置され公開されています。(撮影不可)

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保延6年(1140)に、西行法師がここで庵を結び、1株の桜を植えて吟愛していたことから、世人がその桜を西行桜と称し花の寺と呼ぶようになったそうです。現在、鐘楼の横に、3代目の西行桜があります。ちょうど見頃を迎えたところでした。なお、本堂に隣接されている瑠璃光殿には、室町時代の西行法師像が安置されています。今年の大河ドラマ平清盛では、出家してやがて西行となる佐藤義清を演じたのが藤木直人さんですから・・・思い浮かべて見てみましょう。(^m^)

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境内には、西行が剃髪の際に鏡代わりとした「鏡石」や、歌枕の「瀬和井(せがい)泉」・「冴野の沼」があります。

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漁業関係の方に信仰が深い「魚籃観音(ぎょらんかんのん)」も祀られています。*写真クリックで拡大すると、観音様が魚の籠を持っておられます。

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桜ヶ丘の紅しだれ桜は、まだつぼみでした。以前、ここを眺める建物でお抹茶が頂けたのですが・・・現在は閉鎖されています。

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このお茶室から見た薄いピンクの桜と濃いピンクの桜と青い空がとても美しかったのに、とても残念です。

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現在、お抹茶(500円)は、立派に新しくなった庫裡でいただくことができます。桜の眺めがなくなった代わりに・・・お寺の古地図が・・・この地図、かなり興味深いです。(^^)

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西行桜、ソメイヨシノの見ごろは週末ぐらいまで、紅枝垂れ桜は来週から見頃だと思います。

勝持寺 西京区大原野南春日町1194 拝観時間9:00~17:00 拝観料:大人400円 中高学生300円 小学生200円  拝観所要時間:30分~ 

勝持寺は以前もご紹介しています。【10/04/10ぶろぐ】【09/04/11ぶろぐ】【07/04/05ぶろぐ

この後は、近くの大原野神社、正法寺、善峯寺をご紹介します。次のぶろぐにて。


京都花景色(11/04/27)松尾大社のやまぶき

2011年04月28日 | 京都市西京区

一昨日、松尾大社へ行ってきました。その前に、車で1分、歩いて10分ぐらいの梅宮大社(うめのみやたいしゃ)で、八重桜と霧島つつじを見てきました。【前ぶろぐ

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松尾大社は、京都でも最古級の神社で、この一帯の住民が松尾山の御神霊を祀ったのがはじまりだといわれています。地元では「松尾さん」と親しまれている洛西の氏神です。京都の「山吹」の名所として知られています。

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山吹は、中国と日本に古くから自生していて、山の谷間で枝が風に揺れる様子から山振とよばれたのが語源で、「万葉集」にも、山振と詠まれた歌があります。たしかに、山吹ってよく揺れます。写真撮るのけっこう大変だったりします。

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ちょうど満開でした。ゴールデン前半までは楽しめると思います。5月4日には、フリーマーケット「亀の市」が開かれるようです。

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松尾大社は、聖武天皇の時代(733)、社殿裏手の御手洗谷から霊泉が湧き出し、この霊泉を飲めば諸病が治り、お酒を造れば寿福増長、家門繁栄するとお告げがあったことから日本第一の醸造祖神としても知られています。

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楼門の手前に、「お酒の資料館」があります。酒造りの工程などが展示されています。入場無料、でも、お酒は飲めません。(^m^)

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松尾大社  http://www.matsunoo.or.jp/

参拝自由、駐車場無料です。

以前も山吹の季節にご紹介しています。【2009/04/19】【2008/04/20


京都の桜(10/04/10)願徳寺

2010年04月13日 | 京都市西京区

一昨日、洛西の花の寺「勝持寺」へ行ってきました。勝持寺の駐車場の前に「願徳寺」があります。正式名を「仏華林山 宝菩提院 願徳寺」といいます。勝持寺と同じ白鳳8年(679)に 、持統天皇(天武天皇の皇后)の願いによって創建されたお寺です。徳のある願いによって建てられたので「願徳寺」といいます。当初は別の場所にあった大寺院でしたが兵火などにより荒廃が進み、昭和37年にご本尊や諸仏は勝持寺へ移動安置されました。その後、本堂と庫裡が、勝持寺そばのこの地に再建され、平成8年にはご本尊と諸仏が勝持寺より願徳寺に帰座されました。

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拝観受付のためにインターホンを鳴らすと「こちらはお庭などではなくご本尊を見ていただくだけですがよろしいですか?」と問われます。それでもOKならば、戸をあけてお入りくださいとの事でした。ご本尊の「如意輪観世音菩薩半跏像」は、平安前期の作で国宝に指定されています。カヤの一木から作られた像で、色彩や金箔を施してありません。ご住職のお話のあとに、照明を落としてご本尊を拝みます。暗闇の中、浮かび上がった像は、木肌が美しくうっとりしてしまいます。*一瞬暗闇になるのと静かに5分ほど話を伺うので、小さな子供には拝観がむずかしいかもしれません。【追記】2013年5月に訪ねたら説明はなかったです。

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お抹茶を頂いてきました。今回は、まじくんも1人前を頂きました。(拝観のみ400円・お抹茶と拝観800円)

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願徳寺 http://www.gantoku.or.jp/(閉鎖中)

願徳寺と勝持寺の近くにお庭のきれいな「正法寺」、珍しい桜のある「大原野神社」があります。昨年ご紹介しています。【西京区:カテゴリ


京都の桜(10/04/10)勝持寺「西行桜」

2010年04月11日 | 京都市西京区

昨日、洛西の古刹「勝持寺(しょうじじ)」へ行ってきました。静かな山寺です。現在、庫裡を建て直ししています。以前の庫裡は「かやぶき」の建物でしたが、今度はどんなものになるのでしょう?

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勝持寺は、小塩山大原院勝持寺といい、白鳳8年(680)、天武天皇の勅によって創建された古いお寺です。本堂には重要文化財に指定された御本尊の薬師如来をはじめいくつかの仏像が安置され公開されています。(撮影不可) 本堂の前には自分の悪い場所を撫でると治るという「びんずる」様がおられます。

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境内には約100本の桜の木があります。すでに散り始めていますが、まだ見頃でした。境内でお弁当を食べることができます。「飲酒禁止、ゴミの持ち帰りと、山ザルに気をつけてください」との事でした。昨年は、近くのお店でタケノコ料理を頂きましたが、今回は、お弁当持参しました。昨年はけっこう、高ついたので・・・。(^^;)【前ぶろぐ

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西行法師が、保延6年(1140)にこの寺で庵を結び、1株の桜を植えて吟愛していたことより、花の寺と呼び、その桜を西行桜と称していました。現在の西行桜は3代目で、鐘楼のよこに植えられています。すっと天に延びた桜です。桜の花は、花の下の方は色あせていましたが、上の方はまだ見頃でした。鐘は、以前撞くことができましたが、今回は禁止でした。鐘の近くには大きな山吹の株があり満開でした。

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鐘楼付近からの動画を撮ってきました。

境内の桜ヶ丘には紅しだれ桜が植えられ、そろそろ満開を迎えていました。ソメイヨシノの薄い色と、紅しだれの濃い色のコントラストが素敵です。丘の上にある茶室からこの桜を見ることができます。今回もその眺めを楽しみに来たんですが、残念ながら門徒の集まりがあり、今回はお茶席がありませんでした。昨年の様子は【09/04/11ぶろぐ

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勝持寺 西京区大原野南春日町1194 拝観時間9:00~17:00 拝観料:大人400円 中学生300円 小学生200円 

駐車場(道が狭く、大型車不可)は、無料です。ただし道が狭いので大原野神社の駐車場(400円:こちらは観光バスも入るし、道も広いです)へ停めて、竹林の中の勝持寺の参道を登るコースをお勧めします。

すぐ近くにお庭のきれいな「正法寺」、珍しい桜のある「大原野神社」があります。昨年ご紹介しています。【西京区:カテゴリ】    


京都:勝持寺の西行桜

2010年04月10日 | 京都市西京区

勝持寺の西行桜

花の寺として知られる「勝持寺(しょうじじ)」へ来ています。

この寺で出家した西行法師が植えた鐘楼の横の

1本の桜が「西行桜」とよばれています。

西行桜は散り始めですがまだ見頃です。

境内の桜ヶ丘の紅しだれ桜がもうすぐ満開です。

以上、携帯よりお伝えしました。詳細は後ほど。

昨年の様子は【前ぶろぐ】にて。


京都の花:松尾大社「やまぶき」(4/19)

2009年04月21日 | 京都市西京区

一昨日、梅宮大社の帰りに、松尾大社を覗いてきました。「やまぶきの名所」として知られています。梅宮大社(前ブログ)から松尾大社へは、桂川を越えて500メートルほどで、阪急の松尾駅があり、すぐ大きな鳥居がみえます。歩くと15分ぐらいかかります。(写真左下は楼門の手前にある鳥居です)

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楼門を手前や、境内を流れる一ノ井川の周辺に「やまぶき」がたくさん咲いています。

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黄色い山吹は、満開を過ぎたころです。少しだけある白山吹も咲いていました。

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この日は、日曜日ということもあり、ものすごく混んでいたので、写真だけさっと撮って帰りました。昨年も、やまぶきの季節に訪ねています。【2008/4/20】ご由緒などは、昨年ブログをご覧ください。

松尾大社  http://www.matsunoo.or.jp/index-1/index.html

参拝・駐車場:無料


京都の桜:千眼桜「大原野神社」(4/11)

2009年04月13日 | 京都市西京区

土曜日(11日)、洛西の大原野へ出かけました。まずは、花の寺として知られる「勝持寺」、鳥獣の庭のある「正法寺」を訪ねました。詳細は前ブログにて。その後、大原野神社を訪ねました。大原野神社があるこのあたりは、山城地方でも最も古くから開けた場所で、1万年前の狩猟器などが神社の山の手から発見されています。

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境内にある一重の枝垂れ桜「千眼桜(せんがんさくら)」が満開でした。花と葉が同時に出ること、3日で散ってしまうことなどが他にはない珍しい特徴だそうです。

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このあたりは、桓武天皇がしばしば鷹狩りを催した場所で、万葉集の編者、大伴家持も歌を詠んでいます。その鷹狩りの際には、藤原氏の人々も多数参加し、この地の美しいのを誉でて、氏神である奈良春日大社の分霊を祀ったのが大原野神社の始まりです。

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本殿の前には、黄色の桜やシャクナゲも咲いていました。

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奈良の春日大社と同じく、鹿が神様の使いとされ、あちこちに鹿の姿を見ることができます。

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狛犬じゃなくて、狛鹿?神鹿おみくじもあります。700円とちょっとお高いけど・・・まじくんが、どうしても!ガンバライド(ゲーム)我慢するから、欲しい!と懇願するので、ひいてみました。

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結果は、末吉・・・わがままを我慢すれば願いが叶うそうです! おみくじは、結んで、木彫りのシカは、家に持ち帰りました。家で、以前上賀茂神社でひいた神馬みくじ前ブログ】と並んでいます。

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大原野神社 http://oharano-jinja.jp/ 参拝無料です。

この後は、洛西の名物、タケノコ料理をご紹介します。次のブログにて。


京都の桜:洛西「正法寺」(4/11)

2009年04月12日 | 京都市西京区

P1050347_3日、洛西の大原野へ、まじくんと2人で出かけました。大原野は、平安時代には遊猟地として、桓武天皇をはじめ皇族や藤原道長などの公卿が、しばしば狩猟に訪ねたところで、数多くの和歌が詠まれています。現在は筍の産地としても有名です。ハイキングや山寺散策コースとして広く親しまれています。

まずは、西行桜や花の寺として有名な「勝持寺」を紹介しました。前ブログにて。

再び、参道入り口のある大原野神社の駐車場の方へ戻り、すぐ近くの「正法寺(しょうぼうじ)」へ行きました。参道に架かる朱塗りの橋には大きなしだれ桜がありますが、すでに見ごろは過ぎていました。(写真左上)

その代り、春日不動尊の紅枝垂れ桜がとてもきれいでした。

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怖い顔なんですが、桜の冠がよく似合いますね(^m^)。すぐそばに、六角の塔ができていましたが、まだ工事中?近くまでは行けませんでした。

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門から入り、右に進むと、水琴窟があります。以前、あじさいの季節にご紹介しています。【前ブログ

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右に進むと、宝生殿があり、東面に「鳥獣の庭」があります。紅枝垂れ桜が満開でした。はるか向こうに京の街と東山連峰が見えます。庭に置かれた石が動物の形をしていることから鳥獣の庭と呼ばれています。

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南面には、枝垂れ桜越しに千原池(ちはらいけ)が見えます。

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宝生殿内では、お抹茶(300円)を頂きながらゆっくり過ごすことができます。

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ここの、鳥獣の庭の枝垂れ桜・・・前回【2007/4/5ブログ】訪ねた時は、まだ咲いていなかったので、満開を楽しみに来たのですが・・・ちょっと咲すぎかな?5分咲きぐらいがちょうどいいかもしれないですね。また来年!

正法寺 http://www.geisya.or.jp/~tf109/shohbohji/ 拝観料:300円

この後は、千眼桜が見ごろの大原野神社へ行きました。次のブログにて。


京都の桜:花の寺「勝持寺」(4/11)

2009年04月11日 | 京都市西京区

携帯ブログ【カテゴリ】でお伝えしたとおり、洛西の古刹「勝持寺(しょうじじ)」へ行ってきました。このお寺には、駐車場(道が狭く、大型車不可)があり、そこを利用すると楽に参拝できますが、ぜひとも大原野神社の駐車場(400円:こちらは観光バスも入るし、道も広いです)へ停めて、竹林の中の参道を登ることをお勧めします。

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途中には、応仁の乱で唯一焼け残った仁王門があります。(写真右上)

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竹林の中の藪椿や山桜もとても美しいです。

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勝持寺は、小塩山大原院勝持寺といい、白鳳8年(680)、天武天皇の勅によって創建された古いお寺です。先に紹介した仁王門を除いて、すべて応仁の乱(室町時代)に焼失しています。現在の建物は、それ以後に再建されたものです。それでも、ずいぶん古いですよね。(^^;)本堂には重要文化財に指定された御本尊の薬師如来をはじめいくつかの仏像が安置され公開されています。(撮影不可)

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保延6年(1140)に、西行法師がここで庵を結び、1株の桜を植えて吟愛していたことから、世人がその桜を西行桜と称し花の寺と呼ぶようになったそうです。現在、鐘楼の横に、3代目の西行桜があります。すでに見頃は過ぎていましたが、周辺のソメイヨシノはまだ見頃でした。

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境内は自然がいっぱいで、桜の花びらが落ちて桜の川のようでした。(写真左下)また、一重の山吹も満開でした。八重山吹は咲き始めでした。

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桜ヶ丘と呼ばれるところには、紅枝垂れ桜などが植えられています。淡い色のソメイヨシノと、紅枝垂れのコントラストがとても美しいです。

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その丘を上から眺める場所に茶室があり、お抹茶を頂くことができます。

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茶室から、見る眺めがとても素敵なのです。実は、ここからの眺めが見たくて、この寺を訪ねたんです。

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このお寺には、桜が約100本植えられていますが、それと同じ数ほどのもみじが自生しています。紅葉もまたきれいですよね。今年の秋は、ぜひ訪ねたいと思います。

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勝持寺 西京区大原野南春日町1194 拝観時間9:00~17:00 拝観料:大人400円 中学生300円 小学生200円 お抹茶500円

この後は、再び、参道を降りて、正法寺を訪ねました。次のブログにて。庭園の枝垂れ桜は、満開でした。以前の様子は【前ブログ】にて。


続いて、善峯寺です。

2008年11月22日 | 京都市西京区

続いて、善峰寺です。

徳川五代将軍綱吉の母 桂昌院ゆかりのお寺 善峯寺です。

たくさんの人が参拝してます。

以上、携帯よりお伝えしました!

詳細は後ほど・・・。

【追記】しばらくお出かけが続きアップがままならず(^^;)

とりあえず、見どころの写真をアップしておきます。

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以前、紫陽花の季節に訪ねています。【前ブログ】