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【おもてなし日本】海外旅行者が高速道路SAで無料WiFiを使うためのたった2つの方法

2017年11月04日 | 高速道路
突然ですが、海外旅行先でネットにつかがらなくて困った事はありませんか?
そんな時、無料WiFIがあるととても助かります。
東京オリンピックに向けて海外からのお客様のおもてなしを進めている日本ですが、高速道路のサービスエリアでも無料WiFIを使うことができます。この記事ではその方法についてご説明します。

日本の高速道路は地域により会社が別れていて今まではそれぞれ異なる無料WiFIが提供されていましたが、今年の3月から全国統一となり、同じIDで使えるようになったので長距離を移動する海外旅行者の方も便利になりました。

それではその手順を順番にご説明します。

1.ID申請は日本語の他に4ヶ国語対応
高速道路のサービスエリアでWiFIを検索し、EXCO_FREE_Wi-Fiに接続すると、ID申請画面が現れます。
そこで英語、韓国語、中国語(簡体、繁体)が選べるので、海外旅行者の方はとても便利です。

2.IDを申請する。
IDの申請には二つの方法があります。
(1)ひとつは国内通信大手が提供するキャリアメールアドレスを使っての申請です。
日本に入国したら、Docomo、SoftbankまたはAUの営業所に行って、携帯電話を買って通信契約をすることで日本の電話番号とキャリアメールアドレスを手に入れることができます。
格安SIMにキャリアメールアドレスはないので、ここはひとつ労働ビザ等を取得し、外国人登録をして大手と契約してください。
3月まではどんなメールアドレスでも申請ができましたが、キャリアメールに限定されました。
悪用防止のためのようですが、さすが日本のセキュリティ管理はしっかりしていますね。
(2)もう一つの方法は、022-207-8181に電話をかけ、音声で暗証番号を入手する方法です。
有料ですので海外携帯番号からだと高額な国際電話料金がかかるんじゃないかって?そこは心配無用。
国内の070、080、090から始まる携帯番号しか使えないので安心です。
日本に入国したら国内の070、080、090から始まる携帯番号がついた旅行者用SIMカードを購入しましょう。
ここで気をつけなければいけないのは、日本で売られている旅行者用SIMはデータ通信+IP通話専用がほとんどです。まちがえなく音声通話付きを購入しましょう。
音声通話付きは5000円〜とちょっと高くどこで売っているのかもよくわからないんですが、サービスエリアで無料WiFiをつかう事を考えれば是非用意したほうが良いでしょう。
暗証番号は音声なので、筆記用具とメモを忘れずに。
海外の空港では、海外携帯でもSMSで暗証番号を送って来る所もありますが、海外番号は悪用される恐れもあるしSMSの画面は他人に覗かれたりする心配があります。
さすがに日本のセキュリティはしっかりしていますね。
   
以上、日本のおもてなしについてご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか?
これで海外から日本にやってくる観光客の方も高速道路のサービスエリアで快適に無料WiFIを使ってスマホを使うことができます。
なお、IDの有効期間は3ヶ月なので、ぜひ3ヶ月以内にまた日本に来ていただきたいと思います。

え?トラベルSIM買えばデータ通信ついてくるから無料WiFiなんか使う必要ない?
4ヶ国語で案内があるのになんで海外旅行者は事実上ID取得が不可能なのか?

そこは私もよくわかりません。まあ、世の中には色々な意見があるということかもしれませんね。

ではまた。


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