みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ヴァリアントミニチュアの英兵 その5

2007年06月04日 21時26分32秒 | フィギュア(軍事)
 小銃手をもう一人(左側)。このポーズだと、是非銃のスリングを付けたくなりますね。イエローサブマリンのプラスチックストライプがたぶん使えるのではないでしょうか。厚さ0.14mmのプラ板で、いろんな幅にプレカットされている帯です。薄いプラ板だと接着剤に弱いのですが、このイエサブのプラ板は接着剤でふにゃふにゃになりにくいとのこと。
 となりに背中向きに写っているのは、ステン短機関銃を肩から提げた下士官です。さすがにステンの形状はライフル銃よりも表現しにくいので、一体成形では少々きつい。でも部品数を増やさず一体成形で、というコンセプトからすれば仕方がないところです。彼の表側の写真は次にまた。

ヴァリアントミニチュアの英兵 その4

2007年06月02日 11時46分06秒 | フィギュア(軍事)
 さて、問題のパーツです。小銃手二人を大写ししてみました。ご覧の通り、やや背が低い、というかずんぐりしたスタイルですし、いずれもヘルメットを深々とかぶった感じになっています(英軍のMk.IIヘルメットはとかく浅いイメージなのに…)。ヘルメットの偽装までできていますね。丁寧に塗り分けてやれば、効果をあげるでしょう。
 雑嚢が別部品になっていますが、他は一体成形です。ご注目いただきたいのは、硬質プラの一体成形にしては、非常に細かく出来ているということです。ベルトやパウチなどの装備品もきちんとエッジが立っています。小銃は標準的な SMLE No4 Mk.1 で、特徴的な弾倉はもとより金具などもちゃんと表現されています。もちろん一体成形ですから、構えた小銃と身体との間の空間は埋まってしまっていますが、まあそんなに目立ちませんし、全体は非常によいできだと思います。腕を別部品にしていないのは、本来ウォーゲームの駒なのでランナーから外したらすぐに使えるように、と意図されたものなのでしょう。