みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

Su-22用のディテールアップパーツ CuttingEdgeその3

2010年10月17日 00時00分32秒 | 航空機(露・軍用機)
前回の「何を間違ったのかな?」ですが、新製品一覧コーナーでJJ-5のすぐ左隣にあった
http://www.1999.co.jp/10126509
これですね。ここの説明文が、
「アメリカ空軍州兵向けの機体で、複座練習機型です。1981年より配備されました」
になってますから。

 さて、フィッターのディテールパーツの話に戻ります。これはカッティングエッジの可変翼といっしょに入っているエアブレーキのベイです。Su-22の場合、胴体後部垂直尾翼の下あたりに四つ、右上右下左上左下と放射状に四つエアブレーキがついています。そのエアブレーキの作動ブームがおさまるベイなんですが、中の配管までよく出来ています。もちろん作動ブームのパーツもあって、ここ
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/f6/215e6ccaf0bde923a00c333a2808af1b.jpg
を見ればちゃんと四本写っています。
 もう一つおもしろいのは、写真上半分ではどれも同じように見えますが、下半分を見るとこの四つにちゃんと区別があること。ベイのパーツの側面にちゃんとABCDと記号が打ってあるんですよ。この辺りの胴体断面形はほぼ円形なので、接着面の形状がそれほど異なるとも思えないんですが、ただやはり曲率が違うのかも。もっともこれを取り付けるにはどのみちキットのプラパーツを削らなければならないので、そう厳密な話でもないような気がします。
 ってことは、この四つを区別することには、中の配管やフレームの形状という要因があるのかも。そのつもりでよく見ると確かに、配管の位置がある二つで左右対称の位置にあったりと、それぞれ異なっています。なるほど、それを正確に表現するためにわざわざパーツの接着位置を指定しているんですね。エアブレーキを取り付けてしまえば、たとえそれが開状態であっても、ほとんど見えないんですけどね。カッティングエッジって元々そいういうメーカーですよね。非常にうれしいこだわり方をしてくれる。

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