みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ピットロードの陸上自衛隊61式戦車 その2

2011年08月12日 10時30分26秒 | 車輌その他
 ピットロードの61式戦車、74式や90式に比べて非常に作りにくい、という話はしました。車輪つけて、キャタピラ履かせて、車体上下を接着する、というだけですごい手間がかかります。キットにも個体差があって私が買ったものがたまたま合わせが悪かったのかもしれないし、もちろん私の腕が悪いのかもしれませんが、軸穴に車軸が入りにくいというのは事実でして。
 で、凝らないまでも、見た目恥ずかしくないように組むためには、最低限あちこちいじらなければなりません。まずキャタピラの上、車体袖部に隔壁が無くスケスケなので、一応ふさぎます。あまり見えないところなのですが、車体上下を貼り合わせたとき中央部の支えがないために、車体前端後端の間で車体中央部がたわむんですね。しかしどうせ見えないところなので、きっちり正確にふさぐ必要はありません。
 ところが車体下部側面の上端と、車体上部袖部の高さがずれるので、写真のように袖部の裏をプラ板でふさいだだけでは、まだ車体下部側面上端との間に隙間が出来るんです。さらに車体下部側面を上にのばさなければなりません。この辺りでどこか接触させて、車体上下を支える必要があります。
 さらに、車体の前端が全く合わないので、上下双方にプラ板を当てて調整しました。実車写真を見ても、61戦車の特徴である車体前面装甲板の大きなパネルの前縁は、そのまま車体前縁になっているのではなく、パネルの縁のさらに前に細い固定部分があります。その辺りの再現を兼ねてプラ板を補い、下との繋がりも調整します。いやー、手間がかかりますね。

 ついでに、駆動輪も白いプラ棒を車体内側から通して補強しています。キャタピラの通る位置とスプロケットの歯を合わせるため、駆動輪を車軸の一番奥まで差し込まず、やや浮かせた位置で接着していたんですね。そしたら今度は強度が足りずに、キャタピラをはめる作業をやっていたら車軸がぐらぐらしてきたため、一度駆動輪を取り外して、ピンバイスで穴を広げて、プラ棒を通して補強したんです。
 これら一連の作業で、車体上下の接着位置もややかさ上げできました。でないと、キャタピラがフェンダーと接触してしまうです。さて、これで車体ができたら、砲塔です。これもいろいろ問題があるんですよね…。

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