みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ドラゴンのT-34/76 その1

2009年10月04日 00時00分08秒 | 車輌その他
 嫌な予感のしたT-34/76、いきなりこれです。車体前部装甲板を普通に車体に取り付けると、こんなに隙間ができるんです。やっぱりドラゴンスタンダードだわい。せっかくWeeFriendsのフィギュアの台にしようと思ってわざわざ買ってきたのに、やる気が失せますね。いや、私の組み立て方が悪いのならごめんなさい。でも、砲塔に近い側を車体に合わせて接着すると、車体前縁はどうしてもこうなってしまう。
 ドラゴンのT-34は部品分割がやや独特で、ご覧の車体の先端部分は両方のフェンダーの間に最初からくっついているんです。最初からフェンダーと一体成形で、左右橋渡しの状態になっているんですね。こういう場合は精度がないと調整が難しい。先端が別部品だったらまだしも調整は可能なんですが。
 これだからドラゴンのミニスケールは嫌いなんです。パーツ状態ではよさそうに見せていて、いざ組むとなると、基本的な部分で手を抜いてある。あ、いや、この程度は以前の東欧製品と比べれば簡単に修正できる範囲なのでしょう。しかしドラゴンのミニスケールはその辺を現在も改善することなく繰り返している感じがするんです。
 まず接着面にヤスリを当てて、できるだけ隙間が出来ないように調整。こうした作業には、タミヤのクラフトヤスリが有効。しなりが無くて直線が出しやすい。さらに、装甲板の砲塔に近い方だけ先に接着しておいて、フェンダーの間の部分は裏側から車体先端部分のツラ位置まで押し上げて、流し込み接着剤で固着する。こうした作業には、クレオスの流し込み接着剤が有効。毛細管現象ですっと流れ込み、しかも短時間でがっちり固着する。このT-34はあくまでWeeFriendsの展示台なんだから、気軽に組み立てたいんですがねえ。

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