みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ModelsvitのSu-7シリーズ その3

2013年10月07日 00時31分02秒 | 航空機(露・軍用機)
 次は、最近出た輸出型戦闘爆撃機Su-7BMKに入っている武装パーツです。先のSu-7BMには入っていなかったランナーが何枚か入っています。写真左のは武装ではなく、いわゆるRATO、ロケット補助推進離陸用ブースターSPRD-110です。Su-7ではこれをつけて離陸している写真をよく見ますね。前線基地からの離陸には便利だったと思います。当然着陸時にはドラグシュートが必要になりますから、Su-7BMK以降は尾翼基部に追加されています。
 写真真ん中はロケット弾ポッド、UB-32です。組み立て説明図ではより詳しく、UB-32-57と書いてあります。この32というのはこのポッドに装填できるロケット弾の数、要するに発射管の管が32本あるんですね。その後ろの57は何でしょう。たぶん、発射管の内径が57mmだ、ということを指していると思われます。残念ながらインジェクションパーツの限界で、穴はきれいに開いてはいませんが、仕方がありません。これ以上を望むならレジンパーツですね。ちなみにこのポッドに装填されるロケット弾は、ロシアで広く使われているS-5ロケット弾です。
 写真右側ランナーの上半分は、ZB-500爆弾で、調べてみたらこれはいわゆるナパーム弾のようですね。1/48ではレジンパーツも出ています。しかし、ひと頃に比べてインジェクションのプラパーツも水準が上がってきましたね。
 写真右下のランナーは、S-24ロケット弾です。大型ロケット弾ですので、ポッドに装填せず、単体で専用パイロンに搭載されます。なぜか、パーツはあるのに、組み立て説明図ではこのロケット弾が触れられていないのですが、専用パイロンのパーツも入っていますから、問題なく使用できます。主翼内側パイロンに搭載することが多いようです。