みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ModelsvitのSu-7シリーズ その1

2013年10月01日 22時46分43秒 | 航空機(露・軍用機)
 またHobbyterraからどかっと荷物が届きました。どうせ作る閑はないのに、ここで買うと安いのでついつい。以前は150ドル買うと全世界送料サービスだったのが、地域によって違ってきて、東アジアでは180ドル買わないと送料サービスにならなくなりました。だからしばしば友人と共同購入しています。以前より若干高くなりましたが、それでもマスターボックス・ミニアート・Aモデル・モデルスビットなどは国内価格よりかなり安い。で、今度の荷物で、モデルスビットのSu-7が、現在出ている三種類揃ったので、あれこれ比較して楽しんでいます。

 まず実機のSu-7のサブタイプについて、模型として外から見えやすい違いを整理するならば、
 ○Su-7 戦闘機型、すぐに放棄
 ○Su-7B これ以降は戦闘爆撃機型
 ●Su-7BM 改良型。胴体上部表面に外付け配管。
 ●Su-7BMK 輸出型。垂直尾翼根元にドラグシュート
 ○Su-7BKL ドラグシュートあり。降着装置に橇(そり)追加。その分主脚収納部が膨らむ。
 ●Su-7U 複座練習型。単座型に応じて他にSu-7UM/Su-7UMKあり。
ってことになりますか。で、モデルスビットから出ているのは今のところ黒丸の三つです。白丸のものはありません。もっともSu-7やSu-7Bがバリエーションとして出るとは思えないんですが。もしかしたらSu-7BKLはあるかも。
 この内、最初に出たSu-7Bについては一度触れたことがあります。
http://blog.goo.ne.jp/m4-mee/e/4c37d667873b0ca1f1a25eeaf5456554
http://blog.goo.ne.jp/m4-mee/e/4c37d667873b0ca1f1a25eeaf5456554
http://blog.goo.ne.jp/m4-mee/e/6753df01f36695d163b72020b186b101
このたび輸出型のSu-7BMKと複座型のSu-7Uが出そろったわけです。こういうシリーズものは、どこがどう差し替えられているか、不要部品は別に使えるか、今後のバリエーション展開はあるかなど、眺め回すのがとても楽しいんです。特に東欧製品は、シリーズ化のための選択パーツの配置が巧みに工夫されているものが多く、ついついつられて買ってしまいます。

 さて、現在のラインナップの内、主翼付け根にドラグシュートが無いのがSu-7BM、残りのSu-7BMKとSu-7BKLは主翼付け根に大きなドラグシュート収納部が付いています。当然ここはパーツが差し替えられています。トップ画像の内、上がSu-7BMの尾翼、ランナーから切り離していませんが下がSu-7BMKの尾翼です。尾翼の右のランナーについているパーツは、SPS-141というECMポッドです。実はこのシリーズで一番面白いのが、三者三様それぞれ別のものが入っている武装パーツなんです。私としてはちょっと意外な武装の選択でした。
 最初のSu-7BMの第一印象は、武装パーツが意外と少ないな、ということでした。だって、増槽3本と爆弾1発というやや変則的な組み合わせだけだったんですよ。

  翼  胴体  翼
  ○  ○●  ○

このように、翼下パイロンは左右とも増槽、胴体下パイロンは増槽と爆弾一本ずつなんです。この爆弾は何か、シリーズの他のキットにはどんな武装パーツが入っているのか、これからチェックしてみます。