みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ModelsvitのSu-7BM その3

2013年01月14日 13時24分19秒 | 航空機(露・軍用機)
 すみません、ModelsvitのSu-7BMの話をもうちょっと。キャノピーの透明パーツを古いKPと比べてみました。右側が今度のModelsvit、左の開閉両方用意されているのがKPです。特に複雑な形ではないので、キャノピーのサイズや形状もほぼ同一です。キャノピー以外に着陸灯とヘッドアップディスプレイが透明パーツで用意されている点は両者ほぼ同様ですね。一つだけ大きな違いがありました。古いKPの方は、風防の防霜用電熱線と天蓋の脱出用破砕線がモールドしてあるんです(矢印)。新しいModelsvitにはそれがありません。もうかなり古いキットなのに、KPはさすがですね。写真のKPは発売後それほど経たずに入手した昔の箱の製品です。KPは再発売の時に金型を丁寧に補修します。特にキャノピーのパーツは研き直すようで、最近の箱のものは、多くの場合透明度が上がっています(MiG-15のキャノピーなんか、最近のはすばらしい)。Su-7も最近の製品はもっと透明度が上がっているのかもしれません。キャノピーだけはKPのを流用したくなるほどです。Modelsvitのは、頭上のバックミラー部分が別パーツになっていて、ここはとてもシャープ。
 ところで、KPのキット自体は1/72なんですが、おまけで1/200の可愛いSu-7が入っていたのをご記憶ですか?

ちゃんと垂直尾翼は別パーツになっています。スタイルもよい。当時、すごい得をしたような気がしました。

箱のタイトルの隅に、「PLUS model 1/200」と書いてあるのはこのことです。他の新製品もこれからは1/200のおまけがついてくるのかと思ったら、べつにそういうわけでもなかったようで、おまけはSu-7だけだったようです。