みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

明けましておめでとうございます

2013年01月01日 22時58分21秒 | 航空機(露・軍用機)
みなさま、明けましておめでとうございます。

 新年くらいブログを更新せねば、ということで最近買ったものの続き。Modelsvitの1/72、Su-7BM「フィッター」です。こういう旧ソ連東欧の中小メーカーの製品は、私はいつも「Hobby Terra」で購入します。このModelsvitというメーカーもここが取り扱っています。新製品だからまあその内A-modelなどと一緒にまとめて発注しようと思ってのんびりしていたところ、あらあら、ご覧下さい。
http://hobbyterra.com/advanced_search_result.php?&manufacturers_id=30
現在Su-7の最初の製品BMは、もうHobby Terraのカタログから落ちています。単に品切れだったらカタログからは削除されず、「入荷したら知らせる」ボタンが付くはずなのですが、これはカタログから完全に消えています。二番目の製品Su-7BMKが入荷待ちになっているだけ。これは大変。すぐにこちらの模型屋さんで店頭在庫を確保。ところでこのメーカー、1/72のアントノフAn-124とか、ツポレフTu-144とか、巨大キットお得意のご様子。作ったらどこに置けばいいんだ…。

 さてこのSu-7BMですが、戦闘機としては役に立ちそうもないSu-7が戦闘爆撃機として生産されることとなった、そのメインのタイプです。これがさらにBKLに発展します。1/72のSu-7と言えば、往年のKPの名作キットがあります。ちょっと引っ張り出してきて比較しました。上の白いのがKP、下のパーツがModelsvitです。サイズはぴったり。ただ胴体のラインは結構違いますね。KPの方がエリアルールの腰のくびれがはっきりしていて、お尻が太い感じ。機首は、KPの方が若干細い感じ。Modelsvitは、この写真では機首がほんのわずかに下がっているように見えますが、実際は機体外部を走っているパイプの曲がり方でそう見えるだけで、実際に機首が下がっているわけではありません。
 写真では全く見えませんが、KPは大変繊細な浮き彫りのパネルライン。Modelsvitはこれまた繊細な、筋彫りです。まあ時代が違いますからね。一度東京の模型店で、KPのSu-7のおびただしい数のパネルラインとアクセスパネルを、すべて丁寧に彫り直した作品を見たことがあります。すばらしい力作でした。エンジン冷却用エアアウトレットのスリットは、さすが新製品だけあって、キットそのままでも十分な出来です。