常に読んでいる模型ブログの一つに「プラモデルやじ馬考古学」があります。ブックマークがアイウエオ順で「プラモ日記」殿のすぐ前にあるので、いつも見ているんですよ。サブタイトルが「1950年代後半のレベルミサイルプラモの世界」となっているとおり、ビンテージプラモのボックスアートを毎回詳しく紹介して下さっています。管理人殿はプロフィールに
プラモデルボックスアート評論家。
子どもの頃からプラモデルに熱中。
趣味のプラモデル(作るヒマがなくて、ただ集めるだけ)
が高じて、ブログを作りました。
50~60年代Revell社のボックスアート大好き!!
と書いておられます。ロケットやミサイルばかりではなく、航空機や人体模型からカタログに至るまで、50~60年代の、いろんな面白い企画がたくさんあった時代のアメリカプラモデルの世界を広く紹介しておられ、懐かしいキット、初めて見る貴重なキットなど、毎回楽しみにしています。それにしても毎回よくこれだけたくさん、それもテーマ別によく練られた記事を書かれるものだと感心します。すばらしいコレクションですね。
で、今最新の2009年11月15日のエントリー、
「オーロラ・ボックスアートギャラリーPartⅠ 不思議な異次元空間、オーロラ・ワールドへ、ようこそ!」
ですが、オーロラ社の独特な絵柄のボックスアートが並んでいます。確かに、不思議な色合いの空が背景に描かれていたんですよね。ほんとに楽しいネット上のプラモデル博物館です。スクロールしながら見ていると…
おお! 大好きなオーロラのMiG-19が載っています! おまけに、タイトルがまだYak-25だった時代の箱絵まで! 私の所有しているものの一つが今日掲載した写真で、これと同じものもここに載っていますね。これが最初に発売された時はYak-25となっていたことは知識としては知っていたのですが、実際の箱絵はこんなのだったんですね。何と、被弾して翼端がちぎれているとは。これがこのキットに入っている主役の飛行機ですからね。やはりソ連はやられ役ってことでしょうか。
MiG-19になってからの箱絵は、ご覧のとおり緑色の機体。背景は空のようなのですがはっきり描かれていません。それにしてもこの箱絵、リベットの様子、光沢、そしてなにより緑色…。他の箱絵のように実物を描いたのではなく、この箱に入っているキットを描いた感じがするんです。つまり、プラモデルを描いた箱絵。
「プラモデルやじ馬考古学」に戻ってさらに下の方には、おお、何と、リンドバーグのMiG-19まで載っているんですね! すばらしい。このエセMiG-19は、リンドバーグから別のキットが出ていたというのも、知識としては知っていたのですが、これも初めて箱絵を見ました。中身はどんな感じなのでしょう。確かオーロラのものよりもやや大きいと聞いたことがあります。
もちろん、冷戦時代、鉄のカーテンの向こうで情報不足、それに、あちら側の未知の平気に対する驚異、ということが加わって、わずかな写真からこういう機体をでっち上げてしまったのでしょうが、でもこれもプラモデルというものの面白さの一つ。やはりこれも一つの文化と言えましょう。
プラモデルボックスアート評論家。
子どもの頃からプラモデルに熱中。
趣味のプラモデル(作るヒマがなくて、ただ集めるだけ)
が高じて、ブログを作りました。
50~60年代Revell社のボックスアート大好き!!
と書いておられます。ロケットやミサイルばかりではなく、航空機や人体模型からカタログに至るまで、50~60年代の、いろんな面白い企画がたくさんあった時代のアメリカプラモデルの世界を広く紹介しておられ、懐かしいキット、初めて見る貴重なキットなど、毎回楽しみにしています。それにしても毎回よくこれだけたくさん、それもテーマ別によく練られた記事を書かれるものだと感心します。すばらしいコレクションですね。
で、今最新の2009年11月15日のエントリー、
「オーロラ・ボックスアートギャラリーPartⅠ 不思議な異次元空間、オーロラ・ワールドへ、ようこそ!」
ですが、オーロラ社の独特な絵柄のボックスアートが並んでいます。確かに、不思議な色合いの空が背景に描かれていたんですよね。ほんとに楽しいネット上のプラモデル博物館です。スクロールしながら見ていると…
おお! 大好きなオーロラのMiG-19が載っています! おまけに、タイトルがまだYak-25だった時代の箱絵まで! 私の所有しているものの一つが今日掲載した写真で、これと同じものもここに載っていますね。これが最初に発売された時はYak-25となっていたことは知識としては知っていたのですが、実際の箱絵はこんなのだったんですね。何と、被弾して翼端がちぎれているとは。これがこのキットに入っている主役の飛行機ですからね。やはりソ連はやられ役ってことでしょうか。
MiG-19になってからの箱絵は、ご覧のとおり緑色の機体。背景は空のようなのですがはっきり描かれていません。それにしてもこの箱絵、リベットの様子、光沢、そしてなにより緑色…。他の箱絵のように実物を描いたのではなく、この箱に入っているキットを描いた感じがするんです。つまり、プラモデルを描いた箱絵。
「プラモデルやじ馬考古学」に戻ってさらに下の方には、おお、何と、リンドバーグのMiG-19まで載っているんですね! すばらしい。このエセMiG-19は、リンドバーグから別のキットが出ていたというのも、知識としては知っていたのですが、これも初めて箱絵を見ました。中身はどんな感じなのでしょう。確かオーロラのものよりもやや大きいと聞いたことがあります。
もちろん、冷戦時代、鉄のカーテンの向こうで情報不足、それに、あちら側の未知の平気に対する驚異、ということが加わって、わずかな写真からこういう機体をでっち上げてしまったのでしょうが、でもこれもプラモデルというものの面白さの一つ。やはりこれも一つの文化と言えましょう。