みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

イタレリの対戦車チーム その1

2009年11月17日 00時42分55秒 | フィギュア(軍事)
 すみません、作業は全然進んでいません。また最近買ったもののレビューでも。イタレリの1/72「対戦車チーム」セットです。イタレリのミニスケールものは、日本ではそれほど前情報なしに発売されますから、入荷予告で知ってからどんなものだろうと想像していましたが、予想どおり軟質プラによるウォーゲーム向けらしきフィギュアセットでした。これです。
ITALERI 6131 ANTI TANK TEAMS Second World War
http://www.italeri.it/VisualizzaProdotto.aspx?PROD=00924
英米独ソの対戦車戦闘中の兵士が四名ずつ入っています。で、対戦車と言うからにはそれぞれがどんな兵器を装備しているかが気になりますね。
英軍はPIATを装備
米軍はバズーカを装備
ドイツ軍はパンツァーファーストを装備
ロシア軍はパンツァーファーストを装備
となっています。他はまだしもロシア軍がパンツァーファーストと言うのは、やはり鹵獲品を使っているということでしょうか。もうちょっとオリジナル味は出せなかったものか。時代はやや前の装備になりますが、対戦車ライフルを期待したかったところ。あ、写真は左から順にご覧下さい。左の二つはロシア兵です。
 以下細かい点検を。英軍は空挺部隊隊員となっています。ステンガンを構えた兵一名、ライフルとPIAT弾薬を持った兵一名、2インチ小型迫撃砲砲手一名、PIAT射手一名です。でも、左から三番目の写真をご覧のように、PIATのこんな構え方はないんじゃないかな。あ、これはあくまで手に持って行動中ということですね。このまま発射するのではありませんよね。
 米軍は、箱絵もパーツも空挺部隊で間違いありません。箱絵の肩章を見ると明らかに一〇一空挺師団所属ですね。バズーカを持った兵、双眼鏡で観察中の下士官、機関銃手、迫撃砲手の四人です。他はみんな一人一体成形ですが、写真一番右のこの米軍兵士の機銃手、それに迫撃砲手は組み立て式になっています。腕のパーツが機銃の方に一体になっているなど、工夫されています。この他に機銃の三脚架も別パーツになっています。迫撃砲の脚も別パーツ。結構凝っています。
 ドイツ軍は、箱絵では迷彩スモックを着ていますが、パーツは普通の国防軍の戦闘服に見えます。シュマイザー手一名、MG34銃手一名、パンツァーファースト射手二名です。
 ロシア軍は冬服、拳銃を持った指揮官一名、デグチャレフ機銃手一名、それにパンツァーファーストを持つ兵が二名です。