東京都知事選(31日投票)で鳥越俊太郎候補=野党統一=の勝利を必ずと19日、革新都政をつくる会は台東区で総決起集会を開きました。会場いっぱいの参加者を前に、鳥越候補が決意を表明し、日本共産党の小池晃書記局長があいさつしました。
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鳥越氏は、昨年4月、作家の澤地久枝さんと話し合って集団的自衛権の行使容認に反対する集会を開いたことを紹介。「安倍政権は戦後最悪の内閣。日本の人口の1割が住む首都東京で、(憲法改悪への)流れを断ち切って安倍政権の思い通りにならない意思を示そう」と訴え、参加者は大きな拍手でこたえました。
鳥越氏は、納税者意識を持って税金を正しく使う都政を進めると約束。さらに「高齢者問題や介護、医療が都民の一番の心配ごとだ。これが、都知事が最初に考えるべき問題だ」と述べ、介護施設の増設と職員の待遇改善、保育園待機児の解消を進めると強調。「都民と行政が心を一つにして仕事をしていく」と力説しました。
「東京都は平和と憲法を守る」として「非核都市宣言」を行い「核兵器のない世界」「原発はいらない」の思いを世界に発信すると表明。「ともに新しい東京をつくりましょう」と呼びかけ、大きな拍手に包まれました。
小池晃書記局長は、都知事選について、都政を変え、参院選で広がった野党共闘の流れをさらに大きくし国政を変える絶好のチャンスだと強調。▽「政治とカネ」の問題にメスを入れる▽大型開発優先から都民の暮らし・福祉優先の都政に転換する▽改憲を許さない都民の意思を示すなどの意義を語り「鳥越さんの勝利で都政を都民の手に取り戻そう。改憲を阻止し、憲法を暮らしに生かす都政を実現するために必ず勝利しよう」と話しました。
中山伸事務局長が行動提起を行い「総力をあげて宣伝、組織戦を展開する」として▽街頭演説の成功▽構成団体と構成員の総決起▽職場・地域で無数に小集会▽情勢を変える大宣伝―などに取り組もうと呼びかけました。
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