入谷町会環境部では町内56か所ある産業・一般廃棄物処理業者から出される悪臭対策に取り組んでいます。今回は入谷9丁目にある大谷清運株式会社の悪臭対策などを見学、懇談しました。
昨年から今年にかけて廃棄物処理施設から3件の火災が発生、おもな原因として、操業が終了してから2時間後の午後7時頃、発火していることから、24時間の監視体制をとったと報告されました。
当社ではこのような監視体制をとったということです。詳しくは画像をクリックすると大きな画面になります。
臭気対策については入谷町会も提案していた「オゾン」による脱臭装置をさらに発展させ「集中方式オゾン脱臭システム」を導入して悪臭は大幅に改善されたとしています。
この会社では第2工場でPRF固形燃料をつくっています。廃プラ、木材、紙を混在させて固形燃料(RPF)装置の写真です。
RPFとは?
RPFとは、「Refuse Paper & Plastic Fuel」の略称であり、廃プラスチック類を主原料とした高品位の固形燃料です。発熱量は石炭並みで、かつ、ハンドリングや貯蔵性にも優れているだけでなく、経済性及びCO2削減効果の面でもメリットがあり、化石燃料代替として有効な燃料です。
プラスチックのリサイクルについて
産業廃棄物としての廃プラスチック類のリサイクル。これは、廃プラスチック類を原料として固形燃料RPFを製造するものです。製造したRPFは、石油・石炭代替燃料として使用され、廃プラスチック類をサーマルリサイクルします。
RPF成型品
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