4月19日、区議団は大島よしえ都議と共に日暮里・舎人ライナーの改善について、東京都交通局に対して、利用者の切実な声を届けてきました。
5両を前提に設計 乗車予測の下方修正が原因
混雑の根本要因は、計画当初に乗降者数の想定を低く見積もり制度設計をしたことにあります。
同じ新交通システムでも「ゆりかもめ」は1編成が6両なのに、舎人ライナーは5両でホームや駅、全ての設計がされています。開業当初から乗車率は高く、全体で12編成→14編成→15編成と増やしてきても追いつかない実態です。
私たちは「今でも江北駅以降は乗りきれない人がいる」「利用者はマナー良く次の車両を待っているが、無人だし心配」「ボックスシートだから大勢乗れないし、知らない人同士が向かい合っている席の間に入るギュウギュウづめの状態を解消してほしい」と利用者の切実な声を届けてきました。
交通局は設計段階から5両でいくと計画したので6両編成は考えていないとの考えを示しました。 私たちは「今もマンション建設などがすすみ更に乗降客が増える。このままでは大変なことになる。抜本的な対策を考えるべき」と都に迫りました。
「TOKOPOカードで分散乗車を誘導」「増発は27年度中に」
都交通局は「混雑は認識している」「増発は27年度中には行いたい」と表明しました。当座の混雑緩和策として「ピーク時間の分散乗車をお願いしたい。そのために誘導策として早い時間に乗車していただいた場合にTOKOPOカード(※下囲み参照)にポイント還元を行う。時期は着膨れラッシュになる秋から冬の時期にスタートさせたい」なども表明しました。
ゆずり合いの車内放送を
優先席のゆずり合いの車内放送については、「現在上りは大師西駅、下りは熊野前駅で1回入れている。駅と駅の間隔が短く、次駅案内・到着案内だけで次の駅についてしまう」との回答でした。私たちは、「荒川渡河部や見沼代親水公園など放送を入れられる余地もある」「再度検証を」と求めると、都も否定しませんでした。
大島よしえ都議あきらめないのが信条
抜本改善へはまだまだ時間がかかりそうですが、大島よしえ都議の信条である「あきらめずに実現へ力を合わせて」を発揮してがんばります。
みなさんのご意見・ご要望をお届け下さい。
区議会議員 針谷みきお
いっそマンション開発にストップをかけては
それか元の木阿弥ですがバス増便が現実的かと思われます
車両内の構造がオカシイ
区部で横シートじゃ邪魔で人が入らない。
通常の壁側にべったりのシートにすれば良いと思います。
採用され2014年1月から使用されるそうです
ロングシートを使用し車椅子スペース、つり革や
手すり 荷物棚もあります 最大乗客数は旧型車両より規格では少ないですが マスコミ発表
では 1割は多く乗れると発表されています
実際にそうであれば 日暮里舎人ライナーにも採用されたほうがいいと思います