10月3日、足立区議団は大島よしえ都議の紹介で東京都交通局に「日暮里・舎人ライナーの改善に関する要望書」を提出し、懇談しました。
要望書を手渡す私、針谷みきおと大島よしえ都議と地元の代表ら
要望項目と回答は次の通り。
1、緊急にダイヤを改正し、増発をして下さい。
◎回答ー12月になると利用者もコートなど冬支度のため、混雑はいつそう深刻になるので「オフピークシフト」ということで、朝早く出勤してもらうことで、混雑を解消するため、ダイヤを増発する。混雑のピークが7時過ぎなので1時間前から車両を運行する編成数を増やしていく。
2、座席が観光列車のようなボックスシートになっているだけでなく、片側座席はまるでグリーン車のように荷物置き場と余裕ある一人がけの座席(きわめて不公平)となっており、ロングシートにするか、山の手線のように朝夕のラッシュ時は可動式の座席にするなど改善して下さい。
◎回答ー現在の定員が250名なのでこれ以上の乗車人数を増やすことは、安全対策から国土交通省から認可がもらえないと思う。今後の検討課題としたい。
3、ラッシュ時の安全対策として吊り輪や手すりを増設して下さい。
◎吊り輪は相当数増やしたが、新しい車両を購入する際に増やすよう検討する。現状では難しい。
4、積雪対策として、線路の融雪装置を増やし、雪の日も正常に運行できるように対策を講じて下さい。
◎回答ー今年1月の大雪の際に、ライナーを走らせて線路上に雪が積もらないように融雪剤も大量に使ったが、雪の積もるのが早く、追いつかなかったが、初めての経験も多く、よりよい改善方法を探りながら今後の検討課題とする。
5、高齢者・障がい者(シルバーシート)へ座席のゆずりあいを車両放送で時折り、呼びかけてください。
◎回答ー現在は上りの時は西新井大師西駅で放送し、下りは熊の前駅で放送しているが、検討する。
詳しい事情を説明する私、針谷みきお
6、出発のベルをホームドアが閉まってから鳴らしているが、JR・私鉄のようにホームドアを閉める前にならすように改善して下さい。
◎回答ー開業以来このシステムで実施してきたので今後の検討課題。
7、乗降客の増加に対応するため、ゆりかもめ同様1編成を5両から6両に拡充し、ホームを延伸しても、荷重負荷に耐えられる構造対策を講じて下さい。
◎回答ーインフラ部の担当は建設局なので、何ともいえないが、開業時のシステムをすぐにはできない。総合的に判断して行きたい、今後の課題であると答えました。
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