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若者の就労支援に奮闘するあだち若者サポートステーションを視察

2013-04-11 23:45:48 | 産業・ものづくり

若者の雇用・就労支援に力を入れるあだち若者サポートステーションを視察しました。今回は笠井亮衆議院議員から国会で若者雇用について、取り上げたいが、あだち若者サポートステーションなど評価が高いので、一度、視察したいということで、セットしました。吉良よしこ参院東京選挙区候補、大島よしえ都議、区議団も6名が参加しました。

働いた経験がない、働くことに不安を持つ若者の社会的自立を目指し、就労意欲向上とスキルアップを図るための継続的な支援を行い、就労につなげていくのが、足立区の就労支援事業です。
 「全国的にも自治体がここまで取り組んでいるのは足立区がトップです。」と話すのは橋本弘産業経済部長。

 ハローワークと連携して若者の就労支援に取り組んでいますが、包括的な支援体制が確立しているところに特徴があります。
①発見ー支援の対象である若者を見つけ出すこと。最近では高校の中退者、未就職など直接、高校に行き呼びかけをしています。 また、福祉事務所などでも周知活動をするなどしています。

②誘導ー当事者を支援できる場所まで導いていく。ひきこもりセーフティーネットあだちでのメール・電話相談、生活保護世帯の若者を誘導するなどしています。
③参加ー社会参加できるようになるためのレベルアップーあだち若者サポートステーションでの就労意欲の向上と就労スキルの習得を図る。あだち仕事道場での経験や自信がないという若者への実践的な支援を行うことです。

④出口ー当事者の若者の社会参加・よりよい支援機関への誘導を図る。
ハローワークや能力開発校への誘導、マンスリー就職面接会などを通じて進路を決定すること。


 これら4つの支援ネットワークが機能することによってはじめて包括的な支援と呼べるものとなるとしています。
 足立区での実績(24年度)
 若者サポートステーション
 来所者ー4621名
 相談件数ー2870件
 進路決定者ー688名(全国トップ)となっています。