足立区の東部地域の住民が提出した「放射能から子どもたちの健康を守るための陳情」は現在、区議会災害オウム対策調査特別委員会で継続審査になっています。
２１日、午後、陳情提出の方々からの要請があり、私、針谷みきお、はたの明彦、浅子けい子区議会議員らと副区長と懇談、要望しました。
懇談の中で、地域住民からは「足立区でも驚くほど高い放射線量が測定されています。足立区の中川公園では都の測量で都内最高の地上5㎝で7μSv／時が測定されています。」「この程、私たちは自主的に高い放射線量を測定した道路の植え込み、側溝などの土壌をベクレル器を使って測定しました。」「この数値は放置することのできないデータだがどうか」と副区長に迫りました。
写真の箱は測定した土壌
対応した副区長はデータを分析し、回答すると答えました。
翌２２日になって、区から次のような回答がありました。「通常、廃棄物を清掃工場で焼却する際の基準である８０００ベクレルをほとんどの地点で超えていたため、来週、２７日以降、区が独自に測定するが、陳情された区民の方に、時間、場所を提示するので、立ち会ってもらってもいい」と連絡がありました。これは、区の態度としては、これまでより大きく前進したものです。