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一時延長保育って何に?

2009-02-26 23:44:05 | 教育・子ども
今回、区が保育園の一時延長保育を実施するために特別保育の条例案を提案している。急な残業などで仕事が遅くなったときに緊急に午後8時30分まで保育をしてくれるというものだ。これ自身は良いことでもっと拡大すべき。今回実施する保育園は公設民営の6園だけ。
ところが条例案をみると30分400円1時間800円、8時30分までだと1200円を徴収するという。いわば付加サービスで応益負担を求めるというものだ。
こうなると待てよと言いたくなる。
本来、児童福祉法では「保育に欠ける子どもを見る責務が自治体に定められており国と自治体はその費用を負担する義務がある」とされているはず。
それを放棄して父母に応益負担を求めるのはどうだろうか。
マスコミでも待機児が増えて対策が求められている昨今だ。NHKが特集番組で働く母親の就労形態が多様になり、遅くまで仕事をしている女性がどんなに負担を強いられているか、深刻な事態だ。午後12時から午後8時までが定時の就労である人に付加サービスとして応益負担を強いられるのか。
今まさに保育の市場化、構造改革として直接契約制度を導入しようとしている財界のねらいと同じではないか。というのは私だけであろうか。


ささのはまつりでのミニSL


保育園でのお昼寝ー区内の保育園にて