おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2016年版)の434ページ「第 2-6-25 図 企業分類別に見た投資行動の成功要因」をみましたが、今日は435ページ「第 2-6-26 図 企業分類別に見た投資行動の失敗要因」をみます。
下図から投資行動の失敗要因を見ると、「想定以上のコストが掛かった」という資金面での要因が高くなっていることが分かります。
また、「経常利益率の高い企業(②)」においては、「事前のリスク評価分析が不十分であった」が28.0%、「事前調査で想定需要を把握できなかった」が25.6%となっており、投資実施前の検討に係る要因が他の企業と比較して高い回答割合となっているほか、「適切なモニタリングが行えていなかった」という投資の実施段階での要因も19.2%となっています。
以上を踏まえ、白書は、第 2-6-25図や第 2-6-26図を通して、投資の成功要因や失敗要因を分析してきたが、稼げる企業や投資に積極的な傾向である「経常利益率の高い企業(②)」は、投資検討段階での事前評価や投資実施中の進捗管理等を重要視している傾向にある。
そこで、以下では、モニタリングや事前評価の方法等について、分析していく、とあります。
想定以上にコストがかかることは事前評価と進捗管理が甘いということなのでしょうね。これも再確認しておいた方がよいですね。
昨日は中小企業白書(2016年版)の434ページ「第 2-6-25 図 企業分類別に見た投資行動の成功要因」をみましたが、今日は435ページ「第 2-6-26 図 企業分類別に見た投資行動の失敗要因」をみます。
下図から投資行動の失敗要因を見ると、「想定以上のコストが掛かった」という資金面での要因が高くなっていることが分かります。
また、「経常利益率の高い企業(②)」においては、「事前のリスク評価分析が不十分であった」が28.0%、「事前調査で想定需要を把握できなかった」が25.6%となっており、投資実施前の検討に係る要因が他の企業と比較して高い回答割合となっているほか、「適切なモニタリングが行えていなかった」という投資の実施段階での要因も19.2%となっています。
以上を踏まえ、白書は、第 2-6-25図や第 2-6-26図を通して、投資の成功要因や失敗要因を分析してきたが、稼げる企業や投資に積極的な傾向である「経常利益率の高い企業(②)」は、投資検討段階での事前評価や投資実施中の進捗管理等を重要視している傾向にある。
そこで、以下では、モニタリングや事前評価の方法等について、分析していく、とあります。
想定以上にコストがかかることは事前評価と進捗管理が甘いということなのでしょうね。これも再確認しておいた方がよいですね。