中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

経営者は然るべきタイミングでバトンタッチせよ!!

2017年04月05日 05時26分26秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)414ページ「第 2-6-17 図 企業分類別に見た経営者の成長への意識」をみましたが、今日は415ページ「コラム2-6-1 経営者の在任期間及び代数と成長段階との関係」をみます。

下図から経営者の在任期間と経営者の年代の関係から見てみると、経営者の在任期間の平均は、「11~20 年」に集中する傾向にあることが見て取れ、その在任期間において最も多い年代は50 歳代であることが分かります。

また、「6~10 年」において、最も高い回答割合が「40 歳代」で 31.3%であること、「21~30 年」において、最も高い回答割合が「60 歳代」で21.9%であることを考慮すると、30 歳代で経営者に就任している事例が多いことが推察される。

次に、下図を見ると、成長段階と回答している経営者の中で、最も多い在任期間は、6~10 年であること、また、成熟段階では 11~20 年が、衰退段階では、11~20 年及び 30 年超の在任期間の経営者が多いことが分かります。

これらを踏まえ白書は、企業が成長段階、成熟段階、衰退段階に推移するに従い、経営者の在任期間も長期化する傾向にある。

このことから、企業が継続的に成長していくためには、然るべきタイミングで経営者の若返りが必要なことが示唆される、とあります。

然るべきタイミングで経営のバトンタッチせよということですが、これについて、白書は別の角度からも考察しているようです。明日、見ていきます!!
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