中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

IT投資はPDCAサイクルで管理しましょう!!

2016年09月30日 04時32分04秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)145ページ「コラム 2-2-3 ①図 規模別に見た企業における IT の浸透度と労働生産性(2013 年)」をみましたが、今日は146ページ「コラム 2-2-3 ②図 規模別に見た IT 投資評価と労働生産性(2013 年)」をみます。

下図からIT 投資前後に行う取組別・規模別に企業の労働生産性を見ると、企業規模を問わず、IT 投資の際に事前・事後の効果予測を全く行っていない企業に比べて、行っている企業の方が労働生産性の水準が高いことが分かります。

この結果について白書は、さらに、大企業については、事前の評価だけでなく事後評価も行い PDCA サイクルを確立している企業の方が、労働生産性の水準が更に高いことが分かる。

そのため、中小企業はこれまで以上に、IT 投資の際に事前・事後の評価を徹底して行うことによって、大企業のように労働生産性を向上させることができると考えられる、としています。

確かに導入して綺麗な資料が出てくると、それだけで満足してしまいそうですが、それではダメだということですね!

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ITの浸透度を高めることは利益UPになる!

2016年09月29日 04時30分44秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)140ページ「第 2-2-14 図 高収益、低収益別に見た IT 投資の効果を得るために有意であった取組の実施状況」をみましたが、今日は145ページ「コラム 2-2-3 ①図 規模別に見た企業における IT の浸透度と労働生産性(2013 年)」をみます。

下図から企業におけるIT の浸透度の違いによる労働生産性の水準を規模別に見ると、企業規模を問わず、ITを事業部門別、機能別に活用している企業に比べて、IT の目的が不明確で、IT 活用が不十分である企業の方が労働生産性の水準が低いことが分かります。

この結果について白書は、、業務を効率的に行うためにパーケージの会計ソフト等を導入している企業は、業務効率化により生産性を向上させている一方で、会計ソフト等を導入していない企業は、IT による業務効率化も社内で進まないため、導入している企業のように生産性を向上させることができていないことが考えられる、としています。

先日、旅館業の経営者からITの事例を求められましたが、まずは会計ソフトを導入と活用の重要性を示唆したいと思います!

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IT投資は業務の棚卸につながる!

2016年09月28日 04時30分33秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)139ページ「第 2-2-13 図 高収益、低収益別に見た IT 投資の効果」をみましたが、今日は140ページ「第 2-2-14 図 高収益、低収益別に見た IT 投資の効果を得るために有意であった取組の実施状況」をみます。

下図からIT投資前後に行った取組のうち、投資効果を得るために有意であった取組を高収益企業と低収益企業で比較したものを見ると、高収益企業と低収益企業では、「IT導入に併せた業務プロセス・社内ルールの見直し」、「IT導入に対しての各事業部門、従業員からの声の収集」、「IT導入に向けての計画策定」、「IT・業務改善等についての社員教育・研修の実施」、「ITの段階的な導入・導入後のモニタリング」等の取組状況に大きな違いがあることが分かります。

これらを踏まえ白書は、ITを導入する際に、業務プロセスや社内ルールの見直しを行い、各事業部門や従業員から意見・情報を収集するとともに、従業員に関連教育を行いながら、段階的・計画的に実施すること、さらにIT導入後も投資の事後評価を実施することが重要であると考えられる、としています。

「昔からやっているから」という説得力がない理由にもかかわらず、長く引き継がれている業務がありますが、IT投資を行うことで業務の全体の棚卸につながるということですね!

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儲かっている企業ほどIT投資の効果が高い!!

2016年09月27日 04時18分33秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)138ページ「第 2-2-12 図 高収益、低収益別に見た IT 投資実施企業の今後 IT 投資を行う上での課題」をみましたが、今日は139ページ「第 2-2-13 図 高収益、低収益別に見た IT 投資の効果」をみます。

下図から、「業務効率化のための基幹系システム」と「付加価値向上のための業務支援系システム」の二つのIT投資を行ったことによる効果を高収益企業と低収益企業で比較して見ると、業務効率化のための基幹系システムの効果について、高収益企業は「業務プロセス合理化・意思決定の迅速化」の割合が最も高く、低収益企業に比べて効果を実感している企業が多いことが分かります。

また、付加価値向上のための業務支援系システムの効果についても、高収益企業は「業務プロセスの合理化・意思決定の迅速化」を筆頭に、「売上の拡大」、「利益率・生産性の向上」、「営業力・販売力の強化」の効果について、低収益企業に比べて効果を実感している企業が多いことが分かります。

以上の結果を踏まえ白書は、IT投資により得られる効果について、高収益企業の方がよりプラスの効果を実感していることが分かった。

同じIT投資を行えば同じ効果を実感できるのであれば、高収益企業と低収益企業とで顕著な差は見られないはずである。

ここからも、高収益企業は、IT投資の効果を実感し業績を更に向上させるための取組を行っていることが考えられる、とあります。

儲かっている企業ほど投資の効果が高いというのはITに限ったことではないのでしょうが、それでも意思決定が好循環を招き入れるというのは羨ましい状況と言えますね!

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IT投資を行う上での課題は何ですか??

2016年09月26日 04時31分42秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)137ページ「第 2-2-11 図 IT 投資未実施企業の IT 投資を行わない理由」をみましたが、今日は138ページ「第 2-2-12 図 高収益、低収益別に見た IT 投資実施企業の今後 IT 投資を行う上での課題」をみます。

下図からIT投資を行っている中小企業が今後IT投資を行っていく上での課題を、高収益企業、低収益企業別に見ると「情報セキュリティ等のリスク対応が必要」の課題が最も高く、次いで「社員のIT活用能力が不足している」、「IT人材が不足している」の順になっていることが分かります。

この結果について白書は、高収益企業は人材、低収益企業はコストへの課題を抱える傾向が強いが、高収益企業と低収益企業で抱える課題にそこまで顕著な差はないことが分かる、とあります。

経営を向上させるには、自社の企業収益に応じて、IT投資を行うことが求められるということと読めますね!

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IT投資を行わない理由は??

2016年09月25日 07時15分09秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)136ページ「第 2-2-10 図 中小企業における IT 投資の重要度」をみましたが、今日は137ページ「第 2-2-11 図 IT 投資未実施企業の IT 投資を行わない理由」をみます。

下図からIT投資が重要であると考えているものの、現在IT投資を行っていない企業に対して、IT投資を行わない理由を見ると、「ITを導入できる人材がいない」と回答した企業が最も多くなっており、次いで「導入効果が分からない、評価できない」、「コストが負担できない」の順になっていることが分かります。

この結果について白書は、IT投資を重要視している企業は、自社の経営課題を解決するためにIT投資を行いたいものの、ITを導入するためのITを運用できる人材がおらず、またITの導入によりどのような効果を得られるかが分からず、さらにコストも負担できないために投資に踏み切れていない企業が多いことが分かる、とあります。

経営コンサルタントとして心がけているのは、実行できる提案をすることです。

提案と批判は紙一重ですので、ITを導入すべきという第三者の結論を先に言うのではなく、ITが得意な人の存在はいますかと、実行できる人材がいるかどうかを最初に確認することで、より具体的な提案ができるようになりますね。

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ITの活用が重要でない起業がまだ約4割もいる!?

2016年09月24日 05時05分50秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)135ページ「第 2-2-8 図 業務領域別に見た IT の導入状況」をみましたが、今日は136ページ「第 2-2-10 図 中小企業における IT 投資の重要度」をみます。

下図からIT投資がどれくらい重要視されているかを見てみると、ITの活用が重要でないと考えている企業がまだ約4割もいることが分かります。

これまでを踏まえ白書は、本節では我が国の中小企業のIT活用の実態とIT導入によって得られる効果について見てきたが、情報化の進展に伴い中小企業においてもITの利活用が進んできてはいるものの、ITを活用せずに事業を行っている企業も少なからず存在することが分かった。

前述したとおり、IT投資によって業務プロセスの合理化、コスト削減、売上の拡大といった様々な効果が得られることからも、我が国の中小企業が人手不足の中、稼ぐ力を強化していくためには、ITの活用が重要である、とあります。

IT投資は非常に重要であるとは思いますが、IT投資は目的ではなく手段ですので、そこを勘違いしないような取り組みが求められるということなのでしょうね!

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パッケージソフトで生産性を上げよう!

2016年09月23日 04時36分09秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)134ページ「第 2-2-7 図 中小企業における記帳を行う際の IT の活用状況」をみましたが、今日は135ページ「第 2-2-8 図 業務領域別に見た IT の導入状況」をみます。

下図から業務領域別のITの導入状況と導入方法を見ると、「財務・会計」、「人事・給与」、といったバックオフィス分野の業務領域においては、いずれの業種でも必要な業務分野であるため、ITを導入している企業の割合も高く、その内容を見ると、パッケージソフト・システムを中心に導入されていることが分かります。


この結果について白書は、他方で、「開発・設計」、「物流」、「カスタマーサポート」といった業務領域は、業種によっては必要ではない業務領域であるため、これらの業務領域でのIT導入状況は低くなっている。

また、導入方法については、パッケージソフト・システムではなく、自社に適したITを導入できるように「自社開発ソフト・システム」、「オーダーメイド・システム」を導入している企業の割合が高い傾向にあることが分かる。

このように、パッケージソフト・システムで対応できる業務分野を中心にIT活用が進んでいるものの、財務・会計、人事・給与といったいずれの業種にも必要な業務領域においても、ITを活
用していない企業が少なからずいることが分かる、とあります。

市販されているパッケージソフトは非常によくできているので、使いこなすことで、自社の経営管理を合理的にし、生産性を高めていきたいですね!

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手作業による記帳はやめましょう!!

2016年09月22日 04時23分05秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)133ページ「第 2-2-6 図 業種別に見た IT の導入状況」をみましたが、今日は134ページ「第 2-2-7 図 中小企業における記帳を行う際の IT の活用状況」をみます。

下図から中小企業における記帳を行う際のITの活用状況を見ると、経営で記帳する際に約2割の中小企業がパソコンを使用しておらず、さらにパソコンを利用している中小企業の中でも約3割の企業が会計ソフトを利用せずに記帳していることが分かります。

この結果について白書は、このように、ITを導入していない中小企業は、いまだに手作業で記帳を行っており、それによる記帳ミスや時間のロス、発生するコストが企業の生産性、収益力を押し下げていると推察される、とあります。

綺麗に書いた帳簿はそれだけで信憑性がありそうですが、残念ながら、そういう時代ではないのかもしれませんね!

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中小企業はIT活用が遅れている!!

2016年09月21日 05時54分49秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)128ページ「コラム 2-2-2 ③図 規模別に見たクラウド・コンピューティングのメリット」をみましたが、今日は133ページ「第 2-2-6 図 業種別に見た IT の導入状況」をみます。

下図からITの導入状況を業種別に見ると、ハードウェアの導入については、中小企業の75.6%、さらにそのハードウェアにソフトウェア等(情報システム19、クラウド・コンピューティングを含む)を追加してハードウェア・ソフトウェアを活用している中小企業は63.7%と半数以上の企業がハードウェア・ソフトウェアを経営に活用していることが分かります。

この結果について白書は、業種別に見てみると、製造業や卸売業がほかの業種に比べて若干ではあるがハードウェア、ソフトウェアの導入割合がともに高いことが見て取れる。

他方で、いずれの業種についても約2~3割の企業がハードウェア、約3~4割の企業がソフトウェア等を導入していないことからも、中小企業におけるIT活用が遅れていることが分かる、とあります。

ITを導入していないのは昔ながらの商店と言うには、その割合が高すぎるように感じますね!

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クラウド・コンピューティングが利益率を向上させる!?

2016年09月20日 04時31分42秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)126ページ「コラム 2-2-2 ①図 規模別に見たクラウド・コンピューティングの利用状況の推移」をみましたが、今日は128ページ「コラム 2-2-2 ③図 規模別に見たクラウド・コンピューティングのメリット」をみます。

下図からクラウド・コンピューティングのメリットを規模別に見ると、大企業・中小企業共に、「導入までの期間が短い」の割合が最も高く、次いで「初期コストが安い」と、クラウド・コンピューティング特有のメリットが上位になっていますが、他方、「運用コストが安い」、「技術的な専門知識がなくても導入できる」、「セキュリティ面での信頼性・安全性が高い」については、中小企業の方が、大企業に比べて回答割合が高いことが分かります。

この結果について白書は、クラウド・コンピューティングを利用するための技術的なハードルは高くなく、また低コストで利用できるという認識が、大企業のみならず、中小企業においても幅広く認知されてきていることが推察される、とあります。

次に、クラウド・コンピューティングの利用により得られる効果を見ると、「社内の情報活用の活発化」の効果の割合が最も高く、次いで「リスク対応・セキュリティ対策」、「業務プロセス合理化・意思決定の迅速化」、「コスト削減」、「営業力・販売力の強化」、「利益率・生産性の向上」の順になっていることが分かります。

この結果について白書は、クラウド・コンピューティングが「社内の情報共有」だけでなく「カスタマーサポート」、「販売」といった様々な業務分野で活用されていることはコラム2-2-2②図で見てきたが、この結果からも、クラウド・コンピューティングは情報共有、財務・会計、人事・給与といったバックオフィス分野で利用されることが多いものの、一方で販売、カスタマーサポートといった企業の付加価値向上につながる業務領域で利用されることにより、営業力を強化し、収益力を高めることで利益率を向上させている中小企業もいることが推察される、とあります。

クラウド・コンピューティングは利益率を向上させるとのことなので、使っていない中小企業は検討した方が良いですね!

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クラウド・コンピューティングを利用していますか??

2016年09月19日 05時13分29秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)123ページ「コラム 2-2-1 ②図 規模別に見た EDI の利用状況」をみましたが、今日は126ページ「コラム 2-2-2 ①図 規模別に見たクラウド・コンピューティングの利用状況の推移」をみます。

下図からクラウド・コンピューティングに係る関連費用の発生の有無から、企業におけるクラウド・コンピューティングの利用状況の推移を規模別に見ると、中小企業におけるクラウド・コンピューティングの利用割合は大企業に比べて低いものの、利用割合は年々増加基調であることが分かります。

次に、クラウド・コンピューティングの導入方法について見ると、「社内の情報共有」が最も高く、次いで「カスタマーサポート」の順になっていることが分かります。

この結果について白書は、2015 年と2012 年の利用状況を比較してみると、全ての業務領域において、クラウド・コンピューティングを利用している企業の割合が増えていることが分かる、とあります。

クラウド・コンピューティングを使っている人にとってはライフラインと言えると思いますが、では、そのメリットと効果はどのようなことがあるのでしょうか。明日、みていきます!

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EDIを利用していますか??

2016年09月18日 05時33分02秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)122ページ「コラム 2-2-1 ①図 自社の経理財務に関する管理状況」をみましたが、今日は123ページ「コラム 2-2-1 ②図 規模別に見た EDI の利用状況」をみます。

下図からEDIを利用している企業の割合の推移を規模別に見ると、大企業に比べて中小企業におけるEDI の取組は遅れており、中小企業では今でも44.9%の企業が EDIを利用していないものの、情報化の進展に伴い、中小企業でも徐々にではあるが利用している企業が増加基調にあることが分かります。

なお、白書は、「情報処理実態調査」は資本金又は出資金 3,000 万円以上かつ従業員50 人以上の企業を対象とした調査であるため、回答している企業は比較的大きな規模の企業であることに留意する必要はあると、とあります。

次に、EDI の効果を業種別に見ると、(1)の業務改革や業務効率化については、「大変役立っている」、「どちらかといえば役立っている」を合計した割合がいずれの業種についても約 7~8 割であり、さらに、小売業については全体に占める5 割の企業が大変役立っていると回答していることが分かります。

この結果について白書は、(2)の売上の拡大についても、そもそもEDI自体が企業間で受発注や決済を行うものであるため売上の拡大に直接効果があるものではないものの、約 3~5 割の企業が売上の拡大に役立っていると回答していることに注目される、とあります。

EDIという言葉を聞くと全く無縁なイメージを持ってしまいますが、中小企業の多くが導入しているという認識を持つ必要がありますね!

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これから財務・会計は自分でやってしまう!!

2016年09月17日 06時51分16秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)121ページ「第 2-2-5 図 IT 投資別に見た従業者数の変化」をみましたが、今日は122ページ「コラム 2-2-1 ①図 自社の経理財務に関する管理状況」をみます。

下図から2012 年の中小企業での経理税務に関する事務状況について見ると、全体に占める26.5%の中小企業が記帳すら会計専門家に外注していることが分かります。

この結果について白書は、自社の経営の実態を自ら把握することが難しい状況にあることがうかがえる。

近年、ITを適切に活用すれば、財務・会計に関する専門的な知識がなくとも、自社の経営の実態を手軽に把握し、経営改善につなげられるようになり、さらに、前述した BtoB 向けの電子商取引により得られる効果からも、EDI 等の電子商取引を開始することで、コスト削減、業務プロセスの合理化が見込めると推察される、とあります。

弊社は「財務諸表の作成、税務申告まで一貫して社内で実施」ですが、これができるのは私に経理の知識があるからだと思っていました。しかし、白書にある通り、ITとネットを使えば、さほど難しくはないので、自社でやるようにしてみても良いかもしれませんね!

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IT投資を契機に配置換えを行う!

2016年09月16日 04時34分41秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)120ページ「第 2-2-4 図 電子商取引による効果」をみましたが、今日は121ページ「第 2-2-5 図 IT 投資別に見た従業者数の変化」をみます。

下図からIT投資を行ったことによる従業者数の変化をIT投資の内容別に見ると、「業務効率化のための基幹系システム」の導入では13.3%、「作業の自動化やアシストをするハード・ソフト」の導入では10.1%、「付加価値向上のための業務支援系システム」の導入では8.0%の企業が、従業者数が減少したと回答していることが分かります。

この結果について白書は、これらの投資が主に合理化・省力化を目的としたIT投資であるため、IT投資により業務フローを見直すことができ、結果的にこれらのIT投資を行うことで従業者数が減少した企業がいるものと考えられる、とあります。

しかし、従業者数が減少したと回答する企業の割合が多いのはこれらのIT投資のみであり、いずれのIT投資についても約8~9割の企業が従業者数に変化はないと回答している。

また、ほとんどの項目で、従業者数が増加したと回答する企業の割合が、減少したと回答する企業の割合に比べて高い傾向にあることが見て取れる。

特にその中でも、「電子商取引(BtoC向け)の利用」は14.8%、「自社ホームページの開発・活用」は13.4%、「作業の自動化やアシストをするハード・ソフト」は10.7%、「付加価値向上のための業務支援系システム」は9.9%と、ほかのIT投資に比べて従業者数が増加したと回答する企業の割合が高くなっている。

この結果からも、営業力・販売力の強化、売上の拡大、新規顧客・新市場の開拓といった企業の付加価値向上につながる効果が得られやすいIT投資については、IT投資により新たな取引先を開拓することで売上が拡大し、それに伴い対応できる従業者を新たに雇用していることが推察される。

さらに、付加価値向上のためのITと業務効率化のためのITの両方を導入している企業は、バックオフィス業務でのIT導入により省力化を行い、そこで余剰となった人材を、今度は付加価値向上のためのITを導入した販売・営業といった業務分野に配置換えをすることで、社内全体としては従業者数を変化させることなく、業績を向上させていることも推察される、とあります。

ITは人減らし策ではなく、適材適所を図るための手段にしなくてはならないということですね!

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