中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

20年後には約半数の企業が退出する!

2017年04月07日 05時02分32秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)417ページ「コラム 2-6-1 ③図 経営者の代数と成長段階との関係」をみましたが、今日は418ページ「コラム 2-6-2 ①図 中小企業の生存率」をみます。

下図から我が国における創業後経過年数ごとの企業生存率を見ると、創業後 10 年後には約 3 割の企業が、20 年後には約半数の企業が退出しており、創業後の淘汰の厳しさがうかがえます。

これを踏まえ白書は、(株)帝国データバンクの企業データベースによれば、2014 年時点で創業または設立 100 年以上の長寿企業は、全体の約 0.96%(13,081 者)に過ぎない。

業種別で見ると、最も多いのは卸売・小売業で 6,461 者、次いで製造業の 3,342 者、そして建設業の 1,109者となっており、変化し続ける事業環境を正確に捉えて収益を維持し、事業を長く続けることは容易ではない、とあります。

私の場合、40歳で起業したので、20年後は60歳。人生の大きな節目になるのでしょう。そう考えると、退出や淘汰という言葉とは違うように感じますね。。。

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