おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2016年版)の425ページ「コラム 2-6-3 図 企業のリスクテイク行動と ROA の関係」をみましたが、今日は429ページ「第 2-6-20 図 企業分類別に見た過去 3 年間の投資の取組状況」をみます。
下図から過去3年間の投資行動を企業分類別に見ると、「設備投資」や「IT投資」、「人材投資」の実施割合が高いことが分かります。
また企業分類別に特徴を見ると、まず、「稼げる企業(①)」を見ると、「IT投資」が53.1%、「研究開発投資」が27.1%となっており、これらの投資の実施割合が他の企業よりも高い傾向にあることが分かる。
他方で、「海外展開投資」は、他の企業と比較すると低い傾向にある。
続いて、「経常利益率の高い企業(②)」を見ると、総じて他の企業より、投資に積極的な姿勢がうかがえ、特に、「設備投資」が75.3%、「広告宣伝投資」が40.4%となっており、投資への積極的な傾向が強く見られる。
第三に、「自己資本比率の高い企業(③)」を見ると、総じて、他の企業分類よりも投資の取組状況が低い傾向にあることが見て取れます。
この結果を踏まえ、白書は、企業の投資行動をどのように考えているのでしょうか。明日、見ていきます!
昨日は中小企業白書(2016年版)の425ページ「コラム 2-6-3 図 企業のリスクテイク行動と ROA の関係」をみましたが、今日は429ページ「第 2-6-20 図 企業分類別に見た過去 3 年間の投資の取組状況」をみます。
下図から過去3年間の投資行動を企業分類別に見ると、「設備投資」や「IT投資」、「人材投資」の実施割合が高いことが分かります。
また企業分類別に特徴を見ると、まず、「稼げる企業(①)」を見ると、「IT投資」が53.1%、「研究開発投資」が27.1%となっており、これらの投資の実施割合が他の企業よりも高い傾向にあることが分かる。
他方で、「海外展開投資」は、他の企業と比較すると低い傾向にある。
続いて、「経常利益率の高い企業(②)」を見ると、総じて他の企業より、投資に積極的な姿勢がうかがえ、特に、「設備投資」が75.3%、「広告宣伝投資」が40.4%となっており、投資への積極的な傾向が強く見られる。
第三に、「自己資本比率の高い企業(③)」を見ると、総じて、他の企業分類よりも投資の取組状況が低い傾向にあることが見て取れます。
この結果を踏まえ、白書は、企業の投資行動をどのように考えているのでしょうか。明日、見ていきます!