中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

外国人延べ宿泊者数の伸び率は地方が高い!!

2018年11月30日 05時01分11秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」40ページ「図表Ⅰ-44 地方ブロック別都道府県別外国人延べ宿泊者の国・地域別構成比」をみましたが、今日は44ページ「コラム図表Ⅰ-5-1 都道府県別外国人延べ宿泊者数の伸び率」をみます。

下図について白書は、外国人延べ宿泊者数を伸び率でみると、上位には地方部の県が多くなっている。例えば、青森県では青森空港に天津~青森線が就航し、それに伴いプロモーションを実施したこともあり、伸び率は 60.3%増と全国で最も高かった。大分県では大分空港で仁川~大分便が増便し 59.3%増、佐賀県では佐賀空港の台北~佐賀便就航や仁川~佐賀便の増便もあり、51.9%増であった。上位 20 府県のうち、埼玉県と京都府以外は地方部の県となっている。また、地方部の動向全体を三大都市圏と比較すると、2015 年(平成 27 年)以降3年連続で地方部の伸びが三大都市圏の伸びを上回っており、2017 年(平成 29 年)の外国人延べ宿泊者数全体における地方部のシェアが、調査開始以来初めて4割を超えた、とあります。

青森県の外国人の増加を新幹線開通だと思っていたのですが、航路だったのですね。日本には空港が多すぎるという話が今でもあると思いますが、新空路就航による増加は大分県や佐賀県でも見られることから、空港は外国人観光客の誘客には大きな効果を果たすことが再認識されますね。

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外国人旅行者がどのブロックに訪れているか??

2018年11月29日 05時01分47秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」39ページ「図表Ⅰ- 41 地方ブロック別延べ宿泊者数」をみましたが、今日は40ページ「図表Ⅰ-44 地方ブロック別都道府県別外国人延べ宿泊者の国・地域別構成比」をみます。

下図について白書は、2017年(平成29年)における地方ブロック別外国人延べ宿泊者について、国籍・地域別にみると、中国からの宿泊者が北海道・関東・中部・近畿の4地方で、韓国からの宿泊者が九州・沖縄の2地方で、台湾からの宿泊者が東北・北陸信越・中国・四国の4地方で最も高い比率を占めた、とあります。

九州・沖縄に行くと韓国人が、北海道に行くと中国人が多い・・・ホテルで朝ご飯を食べると、どこからの外国人が多いのか分かるので、このデータには納得ですね。

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外国人宿泊者の地方滞在シェアが拡大している!!

2018年11月28日 04時45分50秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」38ページ「図表Ⅰ- 40 ビジネス客中心の宿泊施設の延べ宿泊者数」をみましたが、今日は39ページ「図表Ⅰ- 41 地方ブロック別延べ宿泊者数」をみます。

下図について白書は、2017年(平成29年)の全国の延べ宿泊者数は、4億9,819万人泊(前年比1.2%増)となった。地方ブロック別では、関東地方が1億3,698万人泊(全体の27.5%)、近畿地方が7,673万人泊(全体の15.4%)、中部地方が5,588万人泊(全体の11.2%)となり、当該3地方で全国の延べ宿泊者数の5割以上を占めた。北海道地方においては、2011年(平成23年)以降増加を続けている。

また、外国人延べ宿泊者数は、7,800万人泊(前年比12.4%増)となった。地方ブロック別では、関東地方が2,731万人泊(全体の35.0%)で最も多く、次いで近畿地方が1,970万人泊(全体の25.3%)であり、当該2地方で、全国の外国人延べ宿泊者数の60.3%を占めた。また、10地方のうち8地方において、2011年(平成23年)以降増加を続けており、2017年(平成29年)の外国人延べ宿泊者数全体における地方部のシェアが、調査開始以来初めて4割を超えた、とあります。

この結果を見ると、四国が最下位ですが、先日、徳島駅で多くの外国人お遍路さんを見かけました。今、テレビ番組で、自転車でお遍路する番組がやっていてチャリダーとしても楽しみに見ていますが、様々な楽しみ方ができるお遍路さんの集客力は強力なマグネットといえますね!!

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ビジネス需要で復興需要は高い水準にある!!

2018年11月27日 05時42分37秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」38ページ「図表Ⅰ- 39 観光客中心の宿泊施設の外国人延べ宿泊者数」をみましたが、今日は38ページ「図表Ⅰ- 40 ビジネス客中心の宿泊施設の延べ宿泊者数」をみます。

下図について白書は、ビジネス客中心の宿泊施設における延べ宿泊者数について、全国では、震災のあった2011年(平成23年)に前年を上回っており、上昇傾向は2015年(平成27年)まで続いた。その後横ばいとなり、2017年(平成29年)は126.1であった。

東北計、3県計は、2011年(平成23年)に大きく上昇し、その後も高い水準で推移した。これは、被災の激しかった3県における復興関連の需要の影響と考えられる。2015年(平成27年)には、それぞれ138.8、161.9まで上昇、2016年(平成28年)はほぼ同水準であったが、2017年(平成29年)は、それぞれ133.6、151.2と前年から減少となった、とあります。

一時、震災特需という言葉は東北被災地でよく聞くことができましたが、まさにそれを表した結果ですね。それにしても青森県は観光客では一人勝ちでしたが、ビジネス客になると一人負けになってしまうのですね...

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震災前の水準を超えてきた!!

2018年11月26日 04時26分26秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」37ページ「図表Ⅰ- 38 観光客中心の宿泊施設の日本人延べ宿泊者数」をみましたが、今日は38ページ「図表Ⅰ- 39 観光客中心の宿泊施設の外国人延べ宿泊者数」をみます。

下図について白書は、観光客中心の宿泊施設における外国人延べ宿泊者数については、全国では、震災のあった2011年(平成23年)に60.5まで低下したが、翌年から回復の兆しをみせ、2013年(平成25年)に震災前の水準を超え、それ以降も上昇が続き、2017年(平成29年)は323.4となった。

これに対し、東北計、3県計では、2011年(平成23年)にそれぞれ32.0、26.4にまで大きく低下した。その後、東北計では2016年(平成28年)に112.5となり震災前の水準を上回り、3県計でも2017年(平成29年)に134.9と、震災後初めて震災前の水準を上回った、とあります。

青森の一人勝ちなんですね。これは知らなかったです。その一方で、福島県は震災前の水準を超えることができず、残念ながら最下位なんですね。やはり原発のイメージが強いのでしょうね...

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宿泊客から見る、東日本大震災からの東北地方の復興状況は??

2018年11月25日 05時48分17秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」36ページ「図表Ⅰ- 37 都道府県別・宿泊施設タイプ別客室稼働率 2017 年(平成 29 年)」をみましたが、今日は37ページ「図表Ⅰ- 38 観光客中心の宿泊施設の日本人延べ宿泊者数」をみます。

第5節は東日本大震災からの復興の状況です。全国、東北計(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)、そのうち被災の激しかった3県計(岩手県、宮城県、福島県)及び東北各県の延べ宿泊者数について、東日本大震災発生以前の2010年(平成22年)を100として指数化して、東北地方における東日本大震災からの復興の進行状況を把握する、とあります。

これを踏まえ、下図について白書は、観光客中心の宿泊施設における日本人延べ宿泊者数については、全国では、震災のあった2011年(平成23年)には95.1まで低下したが、翌年の2012年(平成24年)は99.0にまで回復し、それ以降は震災前の2010年(平成22年)の水準を上回っている。

これに対し、東北計、3県計は、2011年(平成23年)に80台にまで低下し、2017年(平成29年)では、前年を若干上回ったものの、それぞれ83.2、83.4と80台前半で推移している、とあります。

全国に比べて東北の宿泊者は少ない。東北5県の中で青森が最も高く、秋田が低いということですね。青森がこれほど高いのは新幹線効果なのでしょうか。また宮城は一時に比べてホテルが取りやすくなったと感じるのはわたしだけでしょうか。風評被害が気になる福島県が回復傾向にあるのは良いことですね。それにしても秋田県は低迷してますね。お酒にお魚・・・美味しいものがたくさんあるので、頑張って欲しいですね!!

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大阪の稼働率が全国で最も高い!!

2018年11月24日 08時15分27秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」36ページ「図表Ⅰ- 35 客室稼働率の推移」をみましたが、今日は37ページ「図表Ⅰ- 37 都道府県別・宿泊施設タイプ別客室稼働率 2017 年(平成 29 年)」をみます。

下図について白書は、客室稼働率が80%を超えた都道府県は、シティホテル8箇所(2016年(平成28年):11箇所)、ビジネスホテル3箇所(同:3箇所)、リゾートホテルは2箇所(同:2箇所)であった。また、全体の稼働率で全国で最も高かった大阪では、旅館、リゾートホテル、ビジネスホテル、シティホテル、簡易宿所の施設タイプ別においても、それぞれ全国で最も高い値であった、とあります。

仕事柄毎週1,000㎞移動するので、ここに行ったらここに泊まるというお気に入りがいくつかあります。そんな中で、一番苦労する地域は大阪です。ビジネスホテルは満室の場合が多く、空いている宿は一泊2~3万円と信じられない値段に宿泊を諦めたことが一度や二度ではありません。このデータを見て納得しちゃいました!!

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客室稼働率は高い水準にある!!

2018年11月23日 06時19分00秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」34ページ「図表Ⅰ- 34 宿泊施設タイプ別の外国人延べ宿泊者数の割合の推移」をみましたが、今日は36ページ「図表Ⅰ- 35 客室稼働率の推移」をみます。

下図について白書は、客室稼働率(全国)は2015年(平成27年)の60.3%から2016年(平成28年)は59.7%に減少したが、2017年(平成29年)は60.8%となり、減少前の2015年(平成27年)を上回った。また、東京都と大阪府の客室稼働率は引き続き高い水準にあり、2017年(平成29年)はそれぞれ80.1%、83.1%となっている、とあります。

この図をみると上位には納得しますが、観光客で混雑している北海道、石川、宮城が思ったよりも低いのが気になりますね!!

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旅館に宿泊している外国人が増加している!!

2018年11月22日 05時01分13秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」33ページ「図表Ⅰ- 32 日本人・外国人の延べ宿泊者数の推移」をみましたが、今日は34ページ「図表Ⅰ- 34 宿泊施設タイプ別の外国人延べ宿泊者数の割合の推移」をみます。

下図について白書は、延べ宿泊者数全体に占める外国人の割合をみると2017年(平成29年)は15.7%であった。宿泊施設タイプ別では、特にシティホテルにおける外国人の割合が高く、2012年(平成24年)は17.3%であったが2017年(平成29年)には34.4%にまで上昇した、とあります。

ホテルよりも旅館が主体の地域は多いので、全体の動きに併せて旅館が上昇しているところが良いですね!!

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外国観光客は地方へ足を伸ばしている!!

2018年11月21日 05時02分17秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」33ページ「図表Ⅰ- 31 日本国内における旅行消費額」をみましたが、今日は33ページ「図表Ⅰ- 32 日本人・外国人の延べ宿泊者数の推移」をみます。

下図から日本国内のホテル・旅館等における延べ宿泊者数を見ると、2017年(平成29年)は4億9,819万人泊(前年比1.2%増)であり、そのうち、日本人延べ宿泊者数は4億2,019万人泊、前年比で0.7%の減少となったことが分かります。

この結果について白書は、年後半において週末や3連休に大雨や台風が到来したこと等がマイナスに作用した。一方、外国人延べ宿泊者数は7,800万人泊(前年比12.4%増)であった、とあります。

次に、外国人延べ宿泊者数の対前年比を三大都市圏と地方部で比較すると、2017年(平成29年)は三大都市圏で10.2%増、地方部で15.8%増となっており、地方部の伸びが三大都市圏の伸びを大きく上回るとともに、地方部のシェアが年間で初めて4割を超えていることが分かります。

外国人観光客の増加は地方部でも確認できるということですね。

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訪日外国人旅行者による旅行消費額は増加している!!

2018年11月20日 05時14分40秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」32ページ「図表Ⅰ- 29 日本人国内宿泊旅行延べ人数、国内日帰り旅行延べ人数の推移」をみましたが、今日は33ページ「図表Ⅰ- 31 日本国内における旅行消費額」をみます。

下図について白書は、2017年(平成29年)の日本人及び訪日外国人旅行者による日本国内における旅行消費額は、26.7兆円(前年比3.6%増)となり訪日外国人旅行者による旅行消費額は初めて全体の15%を超えた、とあります。

日本人の消費額は横ばい状況にあるので、外国人観光客の伸びは非常に魅力がありますね~!!

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大雨や台風が宿泊旅行のマイナス要因となっている!!

2018年11月19日 05時00分39秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」31ページ「図表Ⅰ- 28 日本人国内宿泊観光旅行の回数及び宿泊数の推移」をみましたが、今日は32ページ「図表Ⅰ- 29 日本人国内宿泊旅行延べ人数、国内日帰り旅行延べ人数の推移」をみます。

下図から、2017年(平成29年)に国内宿泊旅行に行った人数を見ると、延べ3億2,333万人(前年比0.7%減)、国内日帰り旅行は延べ3億2,418万人(前年比2.8%増)となったことが分かります。

この結果について白書は、年後半に週末や3連休に大雨や台風が到来したこと等が宿泊旅行にマイナスに作用したものと思われる、とあります。

宿泊旅行人数はV字回復しているように見えますが、2013年度水準に回復した段階。一方、日帰り旅行人数は2013年水準を超えて、新たな領域を目指している段階と読めますね。観光地としては日帰り旅行者を増加させる中でいかに宿泊旅行者を確保していくか、この戦略が求められるということなのでしょうね~!!

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国内旅行、ここ数年は回復傾向にある!!

2018年11月18日 06時24分43秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」30ページ「コラム図表Ⅰ-4-4 20 代の余暇活動への参加率」をみましたが、今日は31ページ「図表Ⅰ- 28 日本人国内宿泊観光旅行の回数及び宿泊数の推移」をみます。

下図を見ると、2017年(平成29年)においては、日本人の国民1人当たりの国内宿泊観光旅行の回数は1.41回(前年比1.3%増)、国民1人当たりの国内宿泊観光旅行の宿泊数は2.30泊(同1.9%増)であったことが分かります。

この結果について白書は、国民1人当たりの国内宿泊観光旅行の回数、国民1人当たりの国内宿泊観光旅行の宿泊数ともに、2014年(平成26年)は同年4月の消費税率引上げの影響もあり落ち込んだが、ここ数年は回復傾向にある、とあります。

私がお邪魔している観光地は一向に回復を感じられないのですが、この数字を見ると確かにここ数年は回復していますね。その理由や背景を第3節の国内旅行の状況からみてきましょう~!!

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若者にとって海外旅行の優先度は低い!!

2018年11月17日 05時01分46秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」30ページ「コラム図表Ⅰ-4-2 諸外国における出国率の比較、諸外国における1人当たり海外旅行支出の比較」をみましたが、今日は30ページ「コラム図表Ⅰ-4-4 20 代の余暇活動への参加率」をみます。

下図から、20 代の余暇活動への参加率に関する調査を見ると、温浴施設や複合ショッピングモールなど比較的近場でのレジャーへの参加率が高くなっているほか、スマートフォンの普及により SNS 等を利用した余暇活動の割合が高くなっており、若者にとって海外旅行の優先度は低いことが伺えます。

このコラムを踏まえ白書は、我が国のあらゆる分野・業界・地域にとって海外との交流が不可欠になりつつある現代において、海外との社会や文化、価値観の差に興味や関心を持ち、柔軟に対応できる力をもった人材がますます必要とされているが、このような人材を育成する上で、海外旅行を含めた「海外体験」を行うことは非常に有効な方策であると考えられることから、我が国の将来を担う若者の「海外体験」の拡充が求められているところである。

このため、観光庁においては、2017 年(平成 29 年)12 月に民間有識者及び関係省庁等により構成される「若者のアウトバウンド活性化に関する検討会」を立ち上げ、その活性化方策等について検討を行ってきたところである。単なる旅行の促進だけではなく、海外での学習、社会貢献の機会を拡大するという観点も含め、今後、若者のアウトバウンド活性化に向けて必要な施策を講じていく、とあります。

海外旅行は健康ランドよりも低いという結果に思わず苦笑しちゃいました。子どもに「海外体験」を十分にさせたいと思っている親は私だけではないと思いますが、問題はこの資金をいかに捻出するか。ここが最大の難関なので、健康ランドになってしまうのですよね~!!

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20代が海外旅行に行かない訳ではない!!

2018年11月16日 04時48分32秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」30ページ「コラム図表Ⅰ-4-1 訪日外国人旅行者数と出国日本人数の推移」をみましたが、今日は30ページ「コラム図表Ⅰ-4-2 諸外国における出国率の比較、諸外国における1人当たり海外旅行支出の比較」をみます。

下図について白書は、日本人の出国率は諸外国と比較すると低い水準であり、日本と同じく空路・海路によらなければ外国に行けないオーストラリアより低い。また、1人当たりの海外旅行支出を比較した場合でも、日本は多くの先進国を大幅に下回っている、とあります。

続いて、出国日本人数について世代別の推移をみると、1996 年(平成8年)には 20 代が最多層を占めていたが(①20 代、② 40 代、③ 30 代、④ 50 代)、2016 年(平成 28 年)には第4位となっており(① 40 代、② 30 代、③ 50 代、④ 20 代)、20 代の出国者数をみると、ここ 20 年で約 40%減少していることが分かります。

この結果について白書は、世代別の出国率をみると、全体・20 代ともにほぼ横ばいで推移していることから、海外旅行に行かない傾向が20 代で突出して強いわけではなく、少子化により 20 代の出国者数そのものが減少していると考えられる、とあります。

アラフィフの僕らの世代は卒業旅行といえば、海外旅行だったので、こういう結果になっているのは納得ですが、いまだに、世代別に見ても多いということが興味深いですね。世界を見に行くことは良い思い出になるので、若者にも足を運んで欲しいですね!!

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