中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

「働き方改革」の重要性とは??

2019年03月31日 07時33分34秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」107ページ「図 123-8 特にデジタル人材を必要とする部門」を読みましたが、今日は108ページ「図 124-1 環境変化及び、ものづくり現場が目指す方向性」を見ます。

下図について白書は、我が国ものづくり企業における人手不足が深刻化する一方でデジタル技術革新に伴う第四次産業革命が進む中、生産性の高い強い現場を構築するには、省人化などを可能とする「デジタルツールなどの利活用」や、付加価値の高い仕事への人的リソースシフトを可能とする「人材育成」に加え、多様な働き方などを通じてあらゆる社員の潜在能力を引き出す「働き方改革」が重要となる、とあります。

これを踏まえ、「働き方改革」の重要性及び、そのあり方などについて先進事例も交えて論じる、とあります。明日から読んでいきましょう!

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デジタル人材を必要とする部門はどこですか??

2019年03月30日 07時51分59秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」99ページ「図 123-6 デジタル人材の確保・育成に向けた最重要課題」を読みましたが、今日は107ページ「図 123-8 特にデジタル人材を必要とする部門」を見ます。

下図から特にデジタル人材を必要としている部門を見ると、「製造技術・生産管理」が最も多く、全体の約6割を占めていることが分かります。

この結果について白書は、主要製品分類別にみると、「完成品(BtoC)」や「完成品(BtoB)」といった完成品メーカーでは、「商品企画・研究開発・設計」でデジタル人材へのニーズが高いことが特徴的であり、商品の企画・設計段階でデータを利活用しつつ、顧客が真に求める商品を生み出す取組が重要となっていることがうかがえる。

一方、全般的には、「製造技術・生産管理」部門でデジタル人材へのニーズが特に高く、製造の現場でデジタル技術を活用しつつ生産の合理化などに取り組むことに重点があることが分かる。

デジタル人材にはデータの利活用を先進的ツールを用いつつ進めることが期待されるところ、活用の方向性を大きく分けると、現場での業務の合理化などの取組への活用と、新たなビジネスモデルの構築などの付加価値の創出への活用の2つが期待される。

現状では現場の合理化などへの取組に重点がある企業が多いと思われるが、これに加えて付加価値創出の取組にデータの利活用などを進めるには、デジタル人材の活用の重点は「製造技術・生産管理」にとどまらず、「経営戦略」や「商品企画・研究開発・設計」、「販売・保守・営業」に拡がることが期待される、とあります。

デジタル人材を単なる機能や手段と考えているようでは経営者失格ということですね!!

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デジタル人材の確保・育成の最重要課題とは??

2019年03月29日 05時15分05秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」99ページ「図 123-5 デジタル人材の確保・育成に向けた課題」を読みましたが、今日は99ページ「図 123-6 デジタル人材の確保・育成に向けた最重要課題」を見ます。

下図からデジタル人材の確保・育成に向けた最重要課題を企業規模別にみると、大企業では「採用や長期雇用に繋がりにくい」が課題として多くを占め、中小企業では「社員の社内外の研修を受講する時間的余裕がない」が大企業と比べて高い傾向にあることが分かります。

この結果について白書は、大別すると、外部からデジタル人材をいかに確保するか、既存社員にデジタル分野に関するノウハウをいかに教育するかの2つの課題があり、後者については、教える側の問題(人材確保)及び教えられる側の問題(日常業務の中で教育のために時間をいかに確保するか)などが存在する。

このような課題の解決に向けて、大学との戦略的連携や重点的投資を通じて、教える側・教えられる側双方の問題解決を目指す取組の実施などもみられる、とあります。

デジタル人材を育成するための仕組み作りが求められているということなのですね!!

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デジタル人材の確保・育成における課題は何ですか??

2019年03月28日 05時10分31秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」99ページ「図 123-4 デジタル人材の確保・育成に向けた取組」を読みましたが、今日は99ページ「図 123-5 デジタル人材の確保・育成に向けた課題」を見ます。

下図からデジタル人材の確保・育成に向けて最も課題や障害になっていることを見ると、「採用や長期雇用に繋がりにくい」「社員が社内外の研修を受講する時間的余裕がない」「社内に、指導できる知見を持った人材がいない」などが挙げられていることがわかります。

これはデジタル人材に限らない課題・障害のようにも感じますね。では、これらに対してどのような対策を取っているのでしょうか。明日、見ていきましょう!!

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デジタル人材をどのように確保・育成していますか??

2019年03月27日 05時18分40秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」97ページ「図 123-1 環境変化及び、ものづくり現場が目指す方向性」を読みましたが、今日は99ページ「図 123-4 デジタル人材の確保・育成に向けた取組」を見ます。

下図からデジタル人材の確保・育成に向けた取組について見ると、最も力を入れている取組としては、「中途採用による確保」が最多で、「外部の専門家派遣サービスの活用」「社内人材の再教育などによる確保」などが続いていることがわかります。

この結果について白書は、当面は即戦力である中途採用に重きを置きつつ、中長期的には自社人材の専門性の強化を同時に図る意向がうかがえる、とあります。

これまでも見てきたデジタル人材。ここでは人材の確保を検討しています。読み進んでいきましょう!!

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暗黙知をデジタル資産化せよ!!

2019年03月26日 04時27分32秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」93ページ「図 122-3 ものづくり現場で人が抱える課題」を読みましたが、今日は97ページ「図 123-1 環境変化及び、ものづくり現場が目指す方向性」を見ます。

下図について白書は、デジタルツールやロボットなどの利活用を通じた自動化により、人はより付加価値の高い仕事へとシフトしていくことが期待される。経営層は、人手不足が顕在化する中、業務全般を改めて見直し、デジタルツールなどを積極活用して自動化を図るべき業務と、人が行うべき付加価値の高い業務を実態に即して整理することが求められる。

付加価値を生む存在として、「人材」の重要性はますます増大するものと思われる。また、現場で働く人材に期待されるスキルも、従来のものとは大きく変わることが見込まれる。その際、図 123-1の赤枠で示すようなスキル転換が鍵となると考えられる、とあります。

具体的には、「現場データの収集・分析を基に更なる現場の高度化を企画・実施」、「現場の匠の技や暗黙知のデジタル資産化、さらにソリューション展開」「デジタル資産化された現場の知の更なる向上」などに向けたスキル。

暗黙知のデジタル資産化というのですね。納得ですね!!

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人にしかできないことをやる!

2019年03月25日 05時01分12秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」93ページ「図 122-2 ものづくりの現場が抱える様々な課題例」を読みましたが、今日は93ページ「図 122-3 ものづくり現場で人が抱える課題」を見ます。

下図について白書は、単にツールの利活用により省人化を進めるのではなく、業務そのものを見直すとともに、図 122-3に示すように、特定の人への依存度が高い仕事や、人へのストレスが大きい仕事、危険を伴う仕事、ルーティンワークなどデジタルツールを利活用することで、軽減し、人は人にしか出来ない付加価値の高い業務に移行することなどを通じて生産性向上とともに、働きやすい職場環境を構築する観点も重要となる、とあります。

人は人にしかできない付加価値の高い業務に移行する。当たり前のことでしょうけど、現場に行くと、どのような視点で見るべきか迷う時があります。その際に、昨日の課題の見える化に続き、人にしかできないことも新たな視点として気づかされましたね!

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課題が見えていますか??

2019年03月24日 04時52分31秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」89ページ「図 122-1 環境変化及び、ものづくり現場が目指す方向性」を読みましたが、今日は93ページ「図 122-2 ものづくりの現場が抱える様々な課題例」を見ます。

下図について白書は、人手不足などの課題解決のために、デジタルツールの利活用を進める上で、まず始めに行うこととして、自社内で人が行っている作業における「課題を見える化」することなどが重要であると考えられる。

例えば、受発注の工程では受注用紙からの情報転記の手入力作業、生産管理の工程においては人の経験や勘に頼ることによる資材調達の過不足の発注や納期の遅延、生産現場の工程においては切削加工などの危険業務、熟練技能者の知に依存した代替不能、検査の工程においては長時間の集中力を必要とするストレスが過大な業務の要員の確保、保守・アフターサービスの工程では生産ラインの夜間見回り要員の確保など、各工程間で様々な人が行っている作業における課題をまず整理することが重要となる、とあります。

課題が課題であることを自覚しないと課題の見える化にならない、経営者にも見えないかもしれないので、改善活動を通じて指摘し合う文化を構築せよ!ということなのでしょうね!

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業務の全体最適化を目指す!!

2019年03月23日 04時23分41秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」87ページ「図 121-3 現場力の再定義」を読みましたが、今日は89ページ「図 122-1 環境変化及び、ものづくり現場が目指す方向性」を見ます。

下図を踏まえ白書は、特に、繰り返し単純作業、重労働、危険な場所での作業、データ処理など機械の方がうまく行える作業などに関し、ロボットや IoT、AI などの先進ツールの積極的な利活用を通じた自動化・省人化が期待される。

その際、重要なのは、単なる人による作業の自動化などを図るのではなく、業務全体の在り方も必要に応じて見直すなど、人の潜在能力とツール活用の相乗効果が図れるよう、業務の全体最適化を目指してツールの利活用を図ることである、とあります。

正直なところ、ものづくりの現場において「働き方改革」と「IT」を結びつけることができないでいました。その理由は、地道な作業を見ると一生懸命なその姿に提案をすることがおこがましく感じてしまうためです。ですが、これを読んで、全体の最適化をいかに提案するか、そこに使命があると捉えないといけませんね!

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現場力を「共有知」として利活用せよ!

2019年03月22日 04時25分41秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」84ページ「図 121-2 人材確保の状況とデータ収集の有無との関係」を読みましたが、今日は87ページ「図 121-3 現場力の再定義」を見ます。

下図について白書は、現場力を支えてきた技能人材などの人手不足が顕在化し、さらにデジタル技術革新を特徴とする第四次産業革命の波が広がり、IoT や AI 活用への期待が高まる中、現場力についても、このような環境変化を踏まえた変革が求められている。

具体的には、技能人材不足が大きな課題となる中、属人的に有していた知見を組織の共有知として利活用できる仕組みづくりが今後の現場力、さらには競争力に重要となると考えられる。また、このような技能人材の属人的な知をデジタル化・体系化して組織として資産化することが技術的に可能となりつつある。

今後は、専門性の高い製造データを取捨選択した上で資産化する能力や、職人技をデジタルデータとして資産化する能力などが新たに重要となると考えられ、そうした能力が発揮できる新たな現場力を再構築することが期待される、とあります。

「共有知」という新しい言葉がありますね!このところ職人さんからの相談が増加しています。共通する課題は人材不足と人材育成。「共有知」をデジタル化せよ!ということですが、具体的にどのようにしていくのか、熟考しないといけませんね。

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人材確保に課題があれば工場内のデータを収集せよ!

2019年03月21日 04時36分58秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」82ページ「図 120-1 環境変化及び、ものづくり現場が目指す方向性」を読みましたが、今日は84ページ「図 121-2 人材確保の状況とデータ収集の有無との関係」を見ます。

下図について白書は、デジタル革新が進む中、デジタル技術などの先進的ツールの利活用を通じて人手不足対策を進めることも期待される。このため、このような人材確保の状況と工場内でのデータ収集の有無との相関をとってみると、人材確保に大きな課題を抱えている企業ほど、工場内のデータ収集を実施している傾向が見られる、とあります。

人材確保が課題となっている企業ほど、人手不足対策の一環として、IoT をはじめとする先端ツールの利活用も含め合理化を進めていることが考えられる。

今、このところものづくり企業のコンサルを行っていますが、データ収集はもっぱら製品であり、労働者や生産活動に対して行うという意識はなかったですね。視点を変える必要がありますね!

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ものづくり現場が目指す方向性とは??

2019年03月20日 04時28分26秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」78ページ「図 117-10 今後も生き残るために必要なもの」を読みましたが、今日は82ページ「図 120-1 環境変化及び、ものづくり現場が目指す方向性」を見ます。

下図について白書は、ものづくり現場の「生産性向上」及び「人手不足対策」などに向け、「デジタルツールなどの利活用」とともに、付加価値の高い業務へのシフトを進める「人材育成」や、多様な働き手の潜在能力を引き出す「働き方改革」などの取組が重要と考えられるが、このような取組について先進事例の紹介なども交えて論じるとともに、取組の実現にあたって不可欠となる的確な「経営力」発揮の重要性について論じる、とあります。

ということで、今日から「第2節 人手不足が進む中での生産性向上の実現に向け、「現場力」を再構築する「経営力」の重要性」です。まずは読み進んでいきましょう!

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長寿企業は「進取の気性」を求める!!

2019年03月19日 05時21分58秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」77ページ「図 117-8 老舗の強み」を読みましたが、今日は77ページ「図 117-8 老舗の強み」を見ます。

下図から、長寿企業が生き残っていくために必要なものを見ると、「信頼の維持、向上」が 65.8%で最も回答割合が高く、次いで「進取の気性」(45.5%)という順になっていることが分かります。

この結果について白書は、「信頼の維持、向上」と「進取の気性」、つまりは伝統と革新を時代の変化にあわせ、うまくバランスしながら事業を続けていかなければ生き残れないことを長寿企業はこれまでの経験から知っているからこその回答であろう(図 117-10)、とあります。

「進取の気性」を求め、それに成功している長寿企業は確かに輝いてみえますよね。しかしこれは変えるべき部分と変えてはいけない部分の絶妙なバランスのなのでしょうね。納得ですね~!!

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長寿企業の強みと弱みとは??

2019年03月18日 07時28分42秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」77ページ「図 117-7 長寿企業の変えていないこと(もの)、変えたこと(もの)」を読みましたが、今日は77ページ「図 117-8 老舗の強み」を見ます。

下図から、長寿企業の考える自社の強みを見ると、「信用」(73.8%)、「伝統」(52.8%)、「知名度」(50.4%)の回答割合が高い結果となっており、長年の事業活動を通じて形成されたこれらの無形の財産が老舗企業の強みだと認識されている(図 117-8)ことが分かります。

一方、弱みとしては「保守性」(54.9%)の回答割合が高い結果となっており、これについて白書は、強みの裏返しの部分でもあり、老舗企業としての信用や伝統を重んじるあまり、保守的な思考や行動に陥りがちな点は、老舗企業であるが故の負の側面であるといえよう(図 117-9)、とあります。

どんな企業にも強みと弱みがありますが、長寿企業ならではの回答が興味深いですよね!!

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長寿企業が変えていないこととは??

2019年03月17日 05時37分13秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」76ページ「図 117-6 明治期創業製造業企業の都道府県別企業数」を読みましたが、今日は77ページ「図 117-7 長寿企業の変えていないこと(もの)、変えたこと(もの)」を見ます。

下図から帝国データバンク「” 老舗” に関するアンケート」(2008年 3 月)を見ると、長寿企業がこれまでに変えていないこと、変えたことに関する質問に対して、創業時から変更したと回答した企業の割合は、「販売方法」が 78.7%と最も多く、次いで、「商品 / サービス」が 72.4%、「主力事業の内容」が 56.3%、「製造方法」が 55.3%と続き、これらについては半数以上の企業が変更したと回答していますが、「家訓、社訓、社是等」を創業時から変更したと回答した企業は 27.8%と低い結果となっている(図 117-7)ことが分かります。

この結果について白書は、長寿企業は、企業の経営方針の根幹をなし、精神的な拠り所となる「家訓、社訓、社是等」は守りつつも、顧客ニーズや時代の変化に合わせた製品やサービスを提供し続ける中で事業を変化させている。

また、長寿企業はこれまでにも幾多の試練に見舞われてきたが、危機に直面してから変化に対応しようとするのではなく、常に時代の流れを読み、先手を打って次の展開に向けた種まきを行い、変化への対応力を高めているとの指摘もなされている、とあります。

非常に興味深いデータですね。一件共通性がないようなところに、実は核心がある。私はこういうデータがとても好きです。「変えるべきところと変えてはいけないところ」。ここのこだわりが持続的な経営につながるということでしょうね!!
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