中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

身の丈な規模で起業する!

2012年06月30日 05時08分29秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2012年版中小企業白書の「社会環境の変化に対応する女性の事業活動」をみましたが、今日は119ページの「女性起業の現状」をみています。

まず第2-2-46図において女性起業家は30歳代の人数が多いことが確認できますが、では女性起業家の個人所得はどうなっているのでしょうか?

この図は男女の起業家の個人所得を集計したものです。

男性起業家の個人所得は100万円未満が31.9%に対して、女性起業家は69.1%と7割に迫ります。

そのため個人所得の平均をみても男性が272.7万円に対して、女性は93.1万円となります。

女性の起業は男性と比べて比較的小規模で身の丈な起業が多いことが分かりますが、これはなぜでしょうか?

明日みていきたいと思います!

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女性の特長が生かせる分野とは?

2012年06月29日 04時23分00秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日から2012年版中小企業白書115ページの「社会環境の変化に対応する女性の事業活動」をみています。

この図は家計における「家事」、「被服関連」、「保健医療」、「授業料等」、「補習教育」、「教養娯楽」及び「理美容」という個人向けサービス分野の支出割合の推移を示したものです。

これを見ると、家計消費支出に占める個人向けサービス分野への支出の割合は上昇傾向にあることが分かります。

そして総務省の「就業構造基本調査」によると、女性起業家はこの個人向けの身近なサービス分野での起業の割合が40.0%と高くなっているとのことです。

この個人向けサービスは社会が更に成熟化していく中で成長が期待される分野であり、とりわけきめ細かな配慮ができる女性の特長が生かせる分野であることから、経営として成功する確率が高くなりますね。
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女性起業家等を紹介!

2012年06月28日 03時21分56秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2012年版中小企業白書「中小企業の現地からの撤退状況」をみましたが、今日から第2節の115ページの「社会環境の変化に対応する女性の事業活動」をみていきます。

人口減少に伴う内需減少が見込まれる我が国において、中小企業が成長するためには、海外需要を取り込むことだけでなく、新たな視点から潜在している内需を掘り起こすことも有効な取組となります。

上図は、女性の起業による新たなサービスの提供が個人の生活を充実させるだけでなく、家事・育児を負担する女性が就業する際の課題解決につながり、女性の社会参加や更なる課題解決サービスの拡大という好循環をもたらす可能性があることを示しています。

これを踏まえ、明日から、個人向けサービス分野で需要を掘り起こしている女性の起業に着目し、女性の起業の現状及び課題について分析を行い、課題を乗り越えた女性起業家等を細かくみていきます!
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撤退する企業が急増!

2012年06月27日 07時35分14秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2012年版中小企業白書「優秀な生産管理者の効果的な確保策」をみましたが、今日は111ページの「中小企業の現地からの撤退状況」をみていきます。

これまで中小企業の海外展開における取組をみてきましたが、その一方、多様な課題・リスクに直面した結果、現地からの撤退を選択する企業も存在します。

上図でその推移が確認できますが、2009年に入り撤退する企業が急増しています。

理由として、現地の販路開拓や品質確保の問題が高くなっており、さらに「生産コストの上昇」や「日本本社の事業戦略変更」、「現地パートナーとのトラブル」等も上位に挙げられています。

これまでみてきた中小企業が海外展開の課題や問題点が撤退につながっていると言えることから、常に課題に対峙しなくては継続できないという難しさが読み取れる訳ですね。
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日本人と現地社員のOJTによる繋がり

2012年06月26日 05時17分17秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2012年版中小企業白書「生産拠点における現地人材の確保状況」をみましたが、今日は109ページの「優秀な生産管理者の効果的な確保策」をみていきます。

この図をみると、生産管理者の確保策として「社内での育成」と回答する割合が最も高く、育成による確保を志向する企業が多いことが分かります。

その育成策については、次の第2-2-40 図をみると、「日本人技術者を付けての現地でのOJT」と「日本での技術研修」を挙げており、現地人材による育成はまだまだ少ない状況のようです。

そして定着策としては、次の第2-2-41 図をみると、「賃金アップ」とともに「責任のある仕事を任せること」が上位に挙げられています。

白書は、現地における商取引面の最も大きな課題・リスクである品質管理において、現地の生産管理人材の果たす役割は大きく、中小企業にとっては、その確保、育成、定着に経営課題として取り組むことが重要と考えられるとしています。

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現地人材の確保のリスク

2012年06月25日 04時53分49秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2012年版中小企業白書「直接投資先から国内への資金還流に係る規制・障害」をみましたが、今日は108ページの「生産拠点における現地人材の確保状況」をみていきます。

生産拠点が直面している事業環境面の課題・リスクとして人件費の上昇や現地人材の確保等が多くの企業から指摘されています。

この図は、現地人材の確保状況であり、職種別では「熟練工」、「設計技術者」、「生産管理者」について、過半の企業が不足していると回答しています。

問題はこのような状況にどのように対応しているかです。
明日から、確保・育成・定着の視点で見ていきます。
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ロイヤルティ送金が認められない?

2012年06月24日 06時24分15秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2012年版中小企業白書「中小企業のアジアにおける製造業現地法人の財務状況」をみましたが、今日は107ページの「直接投資先から国内への資金還流に係る規制・障害」をみていきます。

この図は、直接投資した国・地域の規制・障害等により、国内への資金還流が困難となっているかをアンケートしたものです。

販売拠点設立先として中国やベトナムに、生産拠点設立先としてはインドネシアや中国に、規制・障害があり、日本国内への資金還流に係る規制・障害の影響を受けていると回答する企業が多いことが分かります。

またその具体的な声として

 ・国内本社へのロイヤルティ支払に関して行政側と交渉しているがなかなか認められない。
 ・行政指導によるロイヤルティ送金規制がある。
 ・行政側からロイヤルティ料率を引き下げるように要求された。
 ・地域や担当者によって対応が異なりロイヤルティ等の送金が認められない場合があると聞く。

とあります。

進出している国や地域からみれば、ロイヤルティにより税額が減少するのは納得いかないこともあるのかもしれませんが、ここでもめることは避けたいものですね。

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いかなる状況でもしっかり稼ぐ企業

2012年06月23日 05時25分38秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2012年版中小企業白書「国別の生産拠点が直面している事業環境面の課題・リスク」をみましたが、今日は106ページの「中小企業のアジアにおける製造業現地法人の財務状況」をみていきます。

この図は、経済産業省「海外事業活動基本調査」により、中小企業のアジアにおける製造業現地法人の財務状況を各国・地域で比較したもので、青色の部分は各項目における各国・地域間の最大値です。

これをみると、以下のことが読み取れます。

 ・現地法人数は中国が最も多い。

 ・売上高経常利益率は韓国が最も高い。

 ・現地販売比率、現地仕入比率は韓国が最も高い。

 ・日本向け輸出比率が最も高いのはベトナムであり、日本からの輸入比率が最も高いのはフィリピンである。

 ・日本が利益を回収できる国は、タイ、インドネシア、シンガポールが大きく、中でもタイは額が大きい。

 ・中国、ベトナム、韓国では利益を回収できない。

またこの表の最下欄に”第3四分位値”という小さい方から75%目に位置する上位の企業だけの数値があります。

これをみると比較的上位の企業では、いずれの国・地域でも国内への利益還流が行われていることが分かります。

つまり、稼いでいる企業はいかなる状況にあってもしっかりと稼いでいる姿が読み取れる訳ですね。

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中小企業が持つ優位性を海外で発揮する

2012年06月22日 04時54分58秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2012年版中小企業白書「中小企業の海外展開における知財支援策」をみましたが、今日は105ページの「国別の生産拠点が直面している事業環境面の課題・リスク」をみていきます。


この図は生産拠点設立先として重視されている割合の高い中国、タイ、韓国、ベトナム、インドネシア、フィリピンの6カ国について、事業環境面の課題・リスクを調査したものです。

中国とベトナムは「人件費」、韓国・フィリピン・インドネシアは「為替」、タイは「政情不安・自然災害」と国毎に大きく特徴付けされます。

進出する前に相当な情報収集と対策を練っているにもかかわらず「課題がない」という割合は皆無に等しいことから、現地で対応できる”機動力”と”柔軟性”という本来、中小企業が持つ優位性の発揮が求められていることが確認できますね。

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重要視する海外出願

2012年06月21日 04時39分40秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2012年版中小企業白書「円建て輸出企業の効果的な海外販路開拓の取組」をみましたが、今日は100ページの「中小企業の海外展開における知財支援策」をみていきます。


この図は中小企業の海外特許出願件数の推移を示したものですが、2011年度は2,806 件と前年比108.9%へと大幅に増加しています。

昨日、円建てのみで輸出を行う企業の効果的な海外販路開拓の取組として、「現地向けの商品開発」、「研究開発を通じた自社製品の差別化」が挙がっていましたが、これらの技術が担保される海外出願を重要視していることがうかがえますね。

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マーケティングよりも技術開発

2012年06月20日 05時16分49秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2012年版中小企業白書99ページの「円高環境下における減益の原因」をみましたが、今日は100ページの「円建て輸出企業の効果的な海外販路開拓の取組」をみていきます。


この図は、円建てのみで輸出を行う企業の効果的な海外販路開拓の取組を示したものですが、「現地向けの商品開発」、「研究開発を通じた自社製品の差別化」、「低価格品の充実」等の製商品面の取組を挙げる企業の割合が高いことが分かります。

低価格品や販売代理店の活用と言ったマーケティングではなく、技術を中核とした商品開発と差別化に注力する。

マーケティングに比べて技術開発は時間もコストもかかる場合が多いことから、このような中小企業の取組には国を挙げて積極的に支援すべきだと思います。

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為替の脅威に対する姿勢

2012年06月19日 04時26分36秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2012年版中小企業白書98ページの「従業者規模別の輸出における取引通貨」をみましたが、今日は99ページの「円高環境下における減益の原因」をみていきます。


この図の通り、円高環境下での減益要因として「海外で他国企業との競争激化」、「取引先からの値下げ要請」という事業環境の変化が挙げられています。

先週末にギリシアのユーロ離脱問題が落ち着いたことから、円高の流れが止まるかと思ったら、一時的で、依然として円高基調は続いています。

自社ではどうにもならない厳しい経営環境のことを”脅威”といいますが、中小企業が直面する為替という脅威に対して、政府や日銀の強い姿勢が期待されます。
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為替という見えない敵

2012年06月18日 04時59分59秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2012年版中小企業白書97ページの「輸出企業が直面している商取引面の課題・リスク」をみましたが、今日は98ページの「従業者規模別の輸出における取引通貨」をみていきます。


この図の通り、輸出における取引通貨について従業者規模別に見ると、円を利用する割合が最も高く、従業者規模の小さな企業でその傾向が顕著となっていることが分かります。

しかし、次の第2-2-28図において輸出企業が直面している事業環境面をみると、中小企業では円建て輸出比率が高いにもかかわらず「為替の変動」と回答する企業の割合が最も高くなっています。

これについて白書は、円高環境下での「海外で他国企業との競争激化」、「取引先からの値下げ要請」等の事業環境の変化が収益を悪化させていることが考えられるとあります。

為替は油断ができない見えない敵ですね。
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継続される販路開拓の課題

2012年06月17日 04時42分33秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2012年版中小企業白書96ページの「製造業における国内外事業分担の現状と今後の方針」をみましたが、今日は96ページの「輸出企業が直面している商取引面の課題・リスク」をみていきます。

この図は中小企業が海外展開を継続する際に直面する商取引面の課題・リスクです。

これをみると4割を超える企業が「現地ニーズの把握・情報収集」、「現地におけるマーケティング」と回答しており、販路開拓に関する課題に直面している企業が多いことが分かります。

つまり、過日の海外展開開始時の課題は継続されるという頭の痛さが読み取れる訳ですね。

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国内拠点の役割を高める!

2012年06月16日 05時00分26秒 | 2012中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2012年版中小企業白書95ページの「直接投資開始企業の国内従業者数」をみましたが、今日は96ページの「製造業における国内外事業分担の現状と今後の方針」をみていきます。

これは製造業における国内外の拠点の事業分担を示したものですが、現状の国内拠点の役割は高度な技術力、小ロット、短納期という高付加価値にある反面、海外拠点はその逆を担っています。

しかしながら、現在と今後を見比べると、国内拠点の役割が今後は低下しています。

現状の国内拠点の役割を維持できるような体制づくりを求めているという切実な声に感じますね。
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