中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

欧米豪人は宿泊にお金をかける!!

2018年10月31日 05時00分00秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」11ページ「図表 Ⅰ-16 費目別にみる訪日外国人旅行消費額 」をみましたが、今日は13ページ「図表 Ⅰ-18 国籍・地域別にみる訪日外国人1人当たり費目別旅行支出(2017 年(平成 29 年)) 」をみます。

下図から2017 年(平成 29 年)の訪日外国人旅行者1人当たり旅行支出を費目別にみると、買物代が5万 7,154 円と最も高く、次いで宿泊費(4万 3,397 円)、飲食費(3万 869 円)の順となっていることが分かります。

国籍・地域別にみると、宿泊費は、英国、オーストラリア、フランス、イタリア、ドイツ、スペイン、米国等の欧米豪の国々が上位を占めている。買物代では中国が 11 万 9,319 円となり、前年に引き続き最も高かったことが分かります。

外国人旅行客はどの部門でも中国人がトップという訳ではなく、欧米豪人は異なる消費の仕方を行っていると言うことですね。これも地域にとっては機会と捉えられますね!!

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外国人の娯楽サービス費の伸びている!!

2018年10月30日 05時00分00秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」11ページ「図表 Ⅰ-15 国籍・地域別の訪日外国人旅行消費額と構成比」をみましたが、今日は11ページ「図表 Ⅰ-16 費目別にみる訪日外国人旅行消費額 」をみます。

下図から2017 年(平成 29 年)の訪日外国人旅行消費額を費目別にみると、全体に占める割合では、買物代が 37.1%と最も高い割合となったが、前年(38.1%)に比べ縮少していることが分かります。

一方、宿泊費、娯楽サービス費は前年に比べ拡大し、前年比の伸び率では娯楽サービス費の伸びが最も大きくなったことが分かります。

娯楽サービス費が伸びていることに、地域にも大きな可能性があることを感じますね!!

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旅行消費額は中国がダントツ!!

2018年10月29日 05時00分00秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」9ページ「図表 Ⅰ-13 訪日外国人旅行者による消費の推移 」をみましたが、今日は11ページ「図表 Ⅰ-15 国籍・地域別の訪日外国人旅行消費額と構成比」をみます。

下図から2017 年(平成 29 年)の訪日外国人旅行消費額を国籍・地域別にみると、中国が1兆 6,947 億円となり、総額の 38.4%を占めていることが分かります。

次いで、台湾 5,744 億円(構成比 13.0%)、韓国 5,126 億円(同 11.6%)、香港 3,416 億円(同 7.7%)、米国 2,503 億円(同 5.7%)の順となっており、これら上位5箇国で総額の 76.4%を占めています。

今、中国との関係が変わりつつありますが、この結果を見ても、日本人と中国人は友好な関係にあることが望ましいことが実感できますね!!

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外国人観光客の消費額は153,921円!!

2018年10月28日 05時53分29秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」7ページ「図表 Ⅰ-10 国際観光支出ランキング(2016 年(平成 28 年)) 」をみましたが、今日は9ページ「図表 Ⅰ-13 訪日外国人旅行者による消費の推移 」をみます。

下図から訪日外国人旅行者1人当たりの旅行支出を見ると、2017 年(平成 29 年)は前年比 1.3%減の 153,921 円となったことが分かります。

この結果について白書は、この背景には、比較的滞在期間が短く、1人当たり旅行支出が相対的に少ない韓国からの旅行者数が前年比で 40.3%増加したことなどが全体の平均泊数や1人当たり旅行支出を押し下げる要因となったことがあげられる。

2020 年(平成 32 年)に訪日外国人旅行消費額を8兆円にするとの目標に向け、1人当たり旅行支出の増加が必要であり、そのためには、比較的1人当たり旅行支出が高い傾向にある欧米豪からの旅行者の掘り起こしや富裕層の獲得、滞在期間の長期化等が重要である、とあります。

売上高を特定の顧客に頼るのは安定という長所とともに、依存という短所が出てくるので、顧客の裾野を広げるのは良い方向性に感じますね!!

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日本人の観光支出ランクは16位!!

2018年10月27日 06時36分22秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」6ページ「図表 Ⅰ-9 国際観光収入ランキング(2016 年(平成 28 年)) 」をみましたが、今日は7ページ「図表 Ⅰ-10 国際観光支出ランキング(2016 年(平成 28 年)) 」をみます。

下図の通り、2016 年(平成 28 年)の国際観光支出ランキングは、1位が中国 2,611 億ドル、2位が米国 1,236 億ドル、3位がドイツ 811 億ドルとなり、2015 年(平成 27 年)と同順位となっていることが分かります。

白書は、日本は 185 億ドル(16 位(アジアで5位))となり、2015 年(平成 27 年)の 160 億ドル(19 位(アジアで5位))から金額、順位ともに上昇した。なお、2017 年(平成 29 年)の日本の国際観光支出は 181 億ドルとなり 2016 年(平成 28 年)と同順位となる、とあります。

爆買いと呼ばれる中国人の消費の強さと日本人の堅実な消費行動が改めて感じられますね!!

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観光収入ランキングは世界9位!!

2018年10月26日 05時05分23秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」5ページ「図表 Ⅰ-8 空路又は水路による外国人旅行者受入数ランキング(2016 年(平成 28 年)) 」をみましたが、今日は6ページ「図表 Ⅰ-9 国際観光収入ランキング(2016 年(平成 28 年)) 」をみます。

下図について白書は、2016 年(平成 28 年)の各国・地域の国際観光収入については、1位が米国 2,059 億ドル、2位がスペイン 603 億ドル、3位がタイ 499 億ドルとなった、とあります。

白書は、日本は 307 億ドル(11 位(アジアで4位))と、2015 年(平成 27 年)の 250 億ドル(13 位(アジアで5位))に比べ、順位を上げている。アジアについて見ると、タイが中国を上回り1位となった。なお、2017 年(平成 29 年)の日本の国際観光収入は 340 億ドルであり、2016 年(平成 28 年)のランキングでは9位に相当する、とあります。

つまり、日本は外国人観光客の受入数が少ないように思っていましたが、見方を変えると、上位に位置しているということですね。

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空水路による外国人旅行者ランクは6位である!!

2018年10月25日 04時33分01秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」4ページ「図表 Ⅰ-7 外国人旅行者受入数ランキング(2016 年(平成 28 年)) 」をみましたが、今日は5ページ「図表 Ⅰ-8 空路又は水路による外国人旅行者受入数ランキング(2016 年(平成 28 年)) 」をみます。

下図について白書は、2016 年(平成 28 年)は、スペインが 6,198 万人で1位となり、米国が 4,699 万人で2位、英国が 3,305 万人で3位であった。日本は 2,404 万人(7位(アジアで2位))であり、2015 年(平成27 年)の 1,974 万人(9位(アジアで3位))から順位を上げた。なお、2017 年(平成 29 年)の訪日外国人旅行者数 2,869 万人は、2016 年(平成 28 年)の空路又は水路による外国人旅行者受入数ランキングでは6位に相当する、とあります。

白書はこの図の前提として、日本は島国であり、海外からの訪日は空路と水路に限られる。一方、欧州など多くの国が隣国と陸続きで鉄道、自動車等の陸路による入国も多いことから、我が国と同様の条件となるように空路又は水路による外国人旅行者受入数を比較したのが図表Ⅰ-8 である、とあります。

島国であることを踏まえると、日本は非常に健闘しているということなのですね。

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外国人旅行者ランク、日本は11位に上昇中!!

2018年10月24日 05時01分05秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」3ページ「図表 Ⅰ-4 地域別国際観光客数(2017 年 (平成 29 年)) 」をみましたが、今日は4ページ「図表 Ⅰ-7 外国人旅行者受入数ランキング(2016 年(平成 28 年)) 」をみます。


下図について白書は、2016 年(平成 28 年)の外国人旅行者受入数は、前年に引き続き、フランスが 8,260 万人で1位となり、米国が 7,747 万人で2位、スペインが 7,556 万人で3位であった。日本は 2015 年(平成 27 年)の 1,974 万人(16 位(アジアで5位))から 2,404 万人(16 位(アジアで5位))となり、人数は増加したものの、順位は変わらなかった。なお、2017 年(平成 29 年)の訪日外国人旅行者数は、前年比 19.3%増の 2,869 万人であり、2016年(平成 28 年)の外国人旅行者受入数ランキングでは 11 位に相当する(図表Ⅰ-7)、とあります。

日本の強みを考えれば、イタリア、トルコ、イギリスよりも上であっても不思議ではないので、まだまだ伸びていくのでしょうね!

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今後はアジアの観光客が増加する!!

2018年10月23日 05時01分02秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」2ページ「図表 Ⅰ-2 国際観光客数の推移 」をみましたが、今日は3ページ「図表 Ⅰ-4 地域別国際観光客数(2017 年 (平成 29 年)) 」をみます。


下図について白書は、UNWTO(国連世界観光機関)の 2018 年(平成 30 年)1月の発表によると、欧州を訪れた国際観光客数は 2011 年(平成 23 年)以降増加傾向にあり、2017 年(平成 29 年)では前年に比べ5,180 万人増加(対前年比 8.4%増)し、6億 7,110 万人となった。アジア太平洋を訪れた国際観光客数は、前年に比べ 1,790 万人増加(対前年比 5.8%増)し、3億2,370 万人となった。米州を訪れた国際観光客数は、前年に比べ 580 万人増加(対前年比 2.9%増)し、2億 660 万人となった、とあります。

次に、下図から国際観光客数の地域別シェアを見ると、到着地域別及び出発地域別ともに依然として欧州が半数程度を占めているが、過去 10 年間では減少傾向にある。到着地域別にみると、アジア太平洋は、2007 年(平成 19 年)に 20.2%であったが、2017 年(平成 29 年)は 24.5%にまで拡大している。米州は、2007 年(平成 19 年)から 16%程度で推移している。中東、アフリカは、ともに5%前後で推移している。また、出発地域別のシェアをみるとアジア太平洋は 2006 年(平成 18 年)に19.4%であったが、2016年(平成 28年)は 25.6%まで拡大している、とあります。

次に、白書は下図からUNWTO(国連世界観光機関)データから、今後も世界の国際観光客数は増加が見込まれている。前述のように、アジア太平洋は近年拡大しているが、今後についても、南アジア、北東アジア及び東南アジアは中東やアフリカとともに、欧米に比べ、高い伸びが予測されている、とあります。

旅行客は現在では欧州が中心だが、今後はアジアが主流になる可能性があるということですね。訪日観光客の増加は今後も見込まれるということですね!!

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観光客数とGDPに関係はあるか??

2018年10月22日 05時01分08秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

今日から平成30年版「観光白書」を読んでいきます。まずは「第Ⅰ部 平成 29 年 観光の動向 」の2ページ「図表 Ⅰ-2 国際観光客数の推移 」から見ていきます。

下図からUNWTO4(国連世界観光機関)の 2018 年(平成 30 年)1月の発表を見ると、2017 年(平成 29 年)の世界全体の国際観光客数は前年より 8,300 万人増(対前年比 6.7%増)となり 13.2 億人を記録しており、2009 年(平成 21 年)はリーマンショックの影響から減少したが、それ以降は8年連続での増加となっていることが分かります。

次に、下図を見ると、国際観光客数と世界の実質 GDP は強い相関が見られるが、近年では国際観光客数の伸びが上回っていることが分かります。

GDPが上がると観光客が増加する。要するに、世界が豊かになっているということなのでしょうね。読み進んでいきましょう!!

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地域課題に対応しながら成長する!!

2018年10月21日 08時18分56秒 | 2018年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「小規模企業白書」122ページ「第 2-4-16 図 直近 3 年間の売上高の傾向(経営資源の譲り受け有無別)」をみましたが、今日は129ページ「地域課題に対応しながら成長する
小規模事業者」
をみます。

この章について白書は、人口の減少、高齢化が進行しており、それらに起因する地域課題が顕在化している。そのような状況下で地域経済を活性化させるためには、地域のブランド化や、にぎわいの創出が必要であり、小規模事業者がその役割を担っている。また、地域のコミュニティは、経済のみならず、社会や文化等多様な機能を有してしている。地域コミュニティを活性化させるために、地域住民の暮らしを支える取組を行う小規模事業者等が果たす役割は大きい。

上記のような小規模事業者が持続的な成長を遂げるためには、きめ細かい対応を行う地域ぐるみで総力を挙げた支援が必要である。本章では、このような背景を踏まえ、まず「地域経済に波及効果のある事業者」について、特に「地域産品開発」、「地域おこし活動」を行う事業者の事例を紹介する、とあります。

これからの季節、視察先を調査されている方もいらっしゃるかと思いますが、この中から選ぶと話が早くていいですね。。。

ということで、2018年版「小規模企業白書」もこれで読了になります!!

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経営資源を譲り受けると売上高は増加する!!

2018年10月20日 06時24分17秒 | 2018年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「小規模企業白書」121ページ「第 2-4-14 図 経営資源の譲り受けの有無」をみましたが、今日は122ページ「第 2-4-16 図 直近 3 年間の売上高の傾向(経営資源の譲り受け有無別)」をみます。

下図から経営資源の譲り受けの有無別に見た直近3年間の売上高の傾向を見ると、経営資源を譲り受けたことがある事業者の方が、譲り受けたことがない事業者に比べ、直近3年間の売上高は増加傾向となっていることが分かります。

第4章のまとめとして白書は、本章第1節及び第2節では、小規模事業者の企業間連携の現状と、企業間連携による生産性の向上について見てきた。特に異業種で連携することで効果が高まる割合が高い。事例で示したように、様々な狙いを持って連携に取り組んでいる。企業間連携の課題としては、「取組の効果が分からない」、「連携先の探し方が分からない」とする割合が高い。様々な企業間連携による効果を伝え、効果的な連携先をつなげる支援があれば、小規模事業者の企業間連携が促進されるだろう。

第3節では、事業承継の意向と後継者について概観した上で、事業承継した経営者の傾向について見てきた。事業承継した事業者は、成長志向が強い傾向があり、直近の収益力も増加傾向の割合が高いことが分かった。事例で見たように、事業承継は事業の多角化や業務効率化の契機ともなり、労働生産性の向上につながると推察される。

第4節では、経営資源の引継ぎについて見てきた。経営資源は、親族内だけでなく、第三者にも引き継ぐことができ、譲り受けた事業者の事業拡大に寄与する。事業者の円滑な事業承継・経営資源の引継ぎを支援する体制の充実が求められる、とあります。

明日から「第3部_活躍する小規模事業者の姿」を見ていきます!!

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他社から経営資源を譲り受けたことがありますか??

2018年10月19日 04時42分48秒 | 2018年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「小規模企業白書」118ページ「第 2-4-12 図 今後の事業展開の方針(事業承継した経営者、60 歳以上の経営者別)」をみましたが、今日は121ページ「第 2-4-14 図 経営資源の譲り受けの有無」をみます。

下図から近年(過去5年程度)事業をやめたり縮小したりする企業等の経営資源を譲り受けたことがあるかを見ると、小規模事業者においては、何らかの経営資源を譲り受けたことがある事業者が12.4%いることが分かります。

実際に譲り受けた経営資源の内容を見ると、譲り受けた経営資源の内容としては、「顧客・販売先」が54.2%と最も高く、次いで「機械や車両などの設備」が41.9%となっていることが分かります。

事業を継続しないのであれば、引き取って貰った方がうれしいので、こういう結果になるのでしょうね。これは分かりますが、その結果、どうなったのでしょうか。明日、見ていきます!!

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先代よりも事業を成長・拡大させますか??

2018年10月18日 05時02分19秒 | 2018年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「小規模企業白書」116ページ「第 2-4-9 図 後継者の有無(60 歳以上の経営者)」をみましたが、今日は118ページ「第 2-4-12 図 今後の事業展開の方針(事業承継した経営者、60 歳以上の経営者別)」をみます。

下図から60歳以上の経営者、事業承継した経営者別に今後の事業展開の方針を見ると、60歳以上の経営者に比べ、事業承継した経営者の方が今後事業を成長・拡大させたいとする意向が強いことが分かります。

この結果について白書は、事業者が成長志向を持つためには、事業承継が有効な手段の一つとなる、とあります。

次に、60歳以上の経営者、事業承継した経営者別に、直近3年間の経常利益額の傾向を見ると、60歳以上の経営者に比べ、事業承継した経営者の方が直近3年間の経常利益額の実績は増加傾向にあることが分かります。

事業承継した経営者の方が今後事業を成長・拡大させたいとする意向が強いと思っていても、先代の前ではそういう雰囲気を出さない後継者が多いような気がしますね!!

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後継者は誰ですか??

2018年10月17日 05時01分29秒 | 2018年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「小規模企業白書」116ページ「第 2-4-8 図 今後の事業承継の意向(60 歳以上の経営者)」をみましたが、今日は116ページ「第 2-4-9 図 後継者の有無(60 歳以上の経営者)」をみます。

下図から60歳以上の経営者に後継者の有無を見ると、後継者がいる割合は69.6%となっていることが分かります。

次に、経営者の年齢別に後継者の有無について見ていく。経営者の年代が上がるほど、後継者がいる割合が増えていることが分かります。

最後に、具体的な後継者の属性について見ると、小規模事業者の後継者は、およそ9割が「子ども」となっていることが分かります。

この結果について白書は、「子ども以外の親族」も合わせた親族内後継者の割合は95%を占め、小規模事業者においては親族内事業承継が大半であることが分かる、とあります。

予想通りのデータを改めて確認したので、これを踏まえて、白書はどのように進めて行くのか、これを期待しちゃいますね!!

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