中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

国際会議は増加している!?

2016年02月29日 04時53分20秒 | 平成27年版観光白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成27年版観光白書の15㌻「訪日外国人旅行者による消費の推移」を見ましたが、今日は16㌻「世界及び地域別の国際会議開催件数の推移」を見ます。

下図から世界全体の国際会議の開催件数を見ると増加傾向であることが分かります。

これについて白書は、地域別の開催件数については、国際機関・学会の本部の多くが設置されている欧州が世界全体の約半数を占めているが、急速な経済成長を背景にアジア・中東・オセアニア地域や南米地域は特に開催件数の伸びが高い。

アジア、中東、オセアニア地域、中南米地域の国際会議開催件数は、過去10年間で、それぞれ約1.6倍、約1.9倍に増加している、とあります。

では、日本での開催件数はどうなっているのでしょうか?明日、見ていきます!

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訪日客が増加すると旅行消費額が増加する

2016年02月28日 05時04分18秒 | 平成27年版観光白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成27年版観光白書の14㌻「訪日外国人旅行者数の季節変動」を見ましたが、今日は15㌻「訪日外国人旅行者による消費の推移」を見ます。

下図から訪日外国人旅行者による消費の推移を見ると、訪日外国人旅行者による日本国内における消費額は、2012年(平成20年)から2014年(平成22年)で急拡大し、2014年(平成26年)には2兆278億円となり2兆円の大台を超えていることが分かります。

次に、「訪日外国人消費の四半期の推移」を見ると、2012年(平成24年)及び2013年(平成25年)の10-12月期は訪日外国人旅行者数が前期から減少したため旅行消費額も減少したが、2014年(平成26年)の10-12月期は訪日外国人旅行者数が増加したため旅行消費額も増加していることが分かります。

訪日外国人旅行者数が増加すると旅行消費額が増加する、この当たり前の流れを地方がいかにして取り込むことができるか、大きな課題ということですね!

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桜で訪日外国人が増加する!?

2016年02月27日 05時13分58秒 | 平成27年版観光白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成27年版観光白書の13㌻「訪日外国人旅行者の内訳(2014 年(平成 26 年))」を見ましたが、今日は14㌻「訪日外国人旅行者数の季節変動」を見ます。

下図から訪日外国人旅行者数の季節変動を見ると、月次の動きでは、東日本大震災が発生した2011年(平成23年)は3月、4月に大きく落ち込み、2012年(平成20年)から2014年(平成22年)とは季節変動が大きく異なっていることが分かります。

白書はこの結果について、2011年(平成23年)年以降は訪日外国人旅行者が急速に増加しているが、その要因としては以下が考えられる。

①経済環境:
アジア等の経済成長により海外旅行者数が増加していること、円安方向への動きにより訪日旅行への割安感が拡大していることなど。

②日本への国際的注目度の高まり:
東京オリンピック・パラリンピックの開催決定、「富士山」や「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界文化遺産登録、「和食」や「和紙」の無形文化遺産登録など。

③訪日外国人旅行者の拡大に向けた施策展開:
首都圏空港の発着枠拡大、ビザの大幅緩和や訪日外国人旅行者向け消費税免税制度の見直し、CIQ体制の充実等、政府全体として取り組んだ施策の成果。

④継続的な訪日プロモーション:
「桜」をテーマとした継続的な訪日プロモーションに加え、2014年(平成26年)は桜をテーマとした国際旅行博への出展や海外現地における広告の掲載等、集中的な取組を実施したことにより、桜のシーズンに新たなピークを創出し、定着させることに成功した、とあります。

桜で訪日外国人がこれほど増えるとは驚きですが、昨日、東京マラソンの受付会場も外国人で溢れていました。このように月ごとに魅力的なイベントを発信していくことが、誘客に結びつくということですね!

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アジアからの訪日外国人旅行者が8割に及ぶ!

2016年02月26日 05時08分40秒 | 平成27年版観光白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成27年版観光白書の10㌻「国際観光支出ランキング(2013 年(平成 25 年))」を見ましたが、今日は13㌻「訪日外国人旅行者の内訳(2014 年(平成 26 年))」を見ます。

下図から、訪日外国人旅行者の内訳を見ると、アジアからの訪日外国人旅行者は1,061万人で前年比33.5%の伸び率となっており、訪日外国人旅行者に占める割合は79.1%に達していることが分かります。

東アジア3か国の状況について、白書は・・・

台湾については、2014年の訪日旅行者数は283.0万人で、3年連続で過去最高を記録するとともに、全市場における年間の最高記録を更新した。LCCの浸透により個人旅行が活況を帯びており、リピーター比率は75%を超えている。

韓国については、4 月中旬に発生した旅客船沈没事故を受け、船舶を利用した外国旅行の自粛や修学旅行のキャンセルが発生し、上半期の訪日旅行に影響を及ぼしたが、夏の旅行シーズンを契機に訪日需要の回復が見られ、年間の訪日旅行者数は275.5万人と過去最高を記録した。(これまでの過去最高は2007年(平成19年)260.0万人)

中国については、2013年(平成25年)9 月以降は好調に推移し、2014年(平成26年)は初めて年間200万人を突破し、年間240.9万人の過去最高を記録した。2012 年~2013年に訪日旅行需要が伸び悩んだが、大型クルーズ船の寄港や航空便の新規就航などにより大きく反動した、とあります。

日本はアジア唯一の先進国として、アジアの観光客から支持されることが求められるということですね!

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国際観光支出は中国がダントツ!!

2016年02月25日 05時04分28秒 | 平成27年版観光白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成27年版観光白書の9㌻「国際観光収入ランキング(2013年(平成25年))」を見ましたが、今日は10㌻「国際観光支出ランキング(2013 年(平成 25 年))」を見ます。

下図から、2013年(平成25年)の各国・地域の国際観光支出を見ると、中国が1,286億ドルで1位、米国が862億ドルで2位となっていることが分かります。

中国は前年に続いて1位、米国は前年の3位から順位を一つ上げている一方、ドイツが859億ドルで3位と2位から順位を一つ下げているとあります。

また日本は220億ドル(12位(アジアで3位))となり、2012年(平成24年)の279億ドル(8位(アジアで2位))から金額、順位ともに下降しているとあります。

それにしても中国の支出の多さには驚愕してしまいますが、そういう国が隣国にあるということは大きなビジネスチャンスがあるということですね!

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客数の次は観光収入に注目か??

2016年02月24日 05時03分12秒 | 平成27年版観光白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成27年版観光白書の8㌻「空路又は水路による外国人旅行者受入数ランキング(2013 年(平成 25 年))」を見ましたが、今日は9㌻「国際観光収入ランキング(2013年(平成25年))」を見ます。

下図は、2013年(平成25年)の各国・地域の国際観光収入について見たものであるが、日本は149億ドル(21位(アジアで8位))と、2012年(平成24年)の151億ドル(20位(アジアで7位))に比べ、順位を1つ落としていることが分かります。

2012年(平成24年)と比べ、タイが11位から7位まで順位を上げており、上位4か国の順位は変わらず、米国が1,396億ドルで2012年(平成24年)に引き続き1位、スペインが604億ドルで2位、フランスが561億ドルで3位となっています。

これまでは訪日外国人の数が注目されていますが、インバウンドを期待するのであれば、この国際観光収入に注目する必要がありそうですね!

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空路又は水路では11位に!

2016年02月23日 05時08分06秒 | 平成27年版観光白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成27年版観光白書の7㌻「外国人旅行者受入数ランキング(2013 年(平成 25 年))」を見ましたが、今日は8㌻の「空路又は水路による外国人旅行者受入数ランキング(2013 年(平成 25 年))」を見ます。

下図について白書は、日本は島国であり、海外からの訪日は空路と水路に限られる。

一方、欧州など多くの国が隣国と陸続きで鉄道、自動車等の陸路による入国も多いことから、我が国と同様の条件となるように空路又は水路による外国人旅行者受入数を比較した図表である。

2013年(平成25年)は、スペインが4,972万人で1位となり、米国が4,083万人で2位、トルコが3,203万人で3位であり、日本は1,036万人(16位(アジアで7位))であった。

なお、2014年(平成26年)の訪日外国人旅行者数1,341万人は、2013年(平成25年)の空路又は水路による外国人旅行者受入数ランキングでは11位に相当する、とのことです。

切り口は興味深いですが、残念ながら、盛り上がるには説得力に欠けるように感じるのは私だけでしょうか。。。

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スペインやイタリアを目指せ!

2016年02月22日 04時52分18秒 | 平成27年版観光白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

今日から2015年6月9日に公表された平成27年版観光白書をみます。

まずは7㌻の「外国人旅行者受入数ランキング(2013 年(平成 25 年))」です。

この表について白書は、外国人旅行者受入数については、各国・地域ごとに異なる統計基準により算出されている。

このため、比較する際には、統計基準の違いに注意する必要があるが、2013年(平成25年)の外国人旅行者受入数は、前年に引き続き、フランスが8,301万人で1位となり、米国が6,977万人で2位、スペインが6,066万人で3位であった。

日本は2012年(平成24年)の836万人(33位(アジアで8位))から1,036万人(27位(アジアで8位))となり、人数、順位ともに上昇した。

なお、2014年(平成26年)の訪日外国人旅行者数は、前年比29.4%増の1,341万人であり、2013年(平成25年)の外国人旅行者受入数ランキングでは20位に相当する、とあります。

2015年は1973万7400人でしたので、ギリシアを抜いて15位へとランクアップですが、スペインやイタリアに負けない観光資源を有する日本ですので、まだまだ伸び代はあるように感じてしまいますね!

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小規模企業振興基本計画の4つの目標

2016年02月21日 04時49分51秒 | 小規模企業白書(2015年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は小規模企業白書(2015年版)155ページ「小規模事業者の地域活動への参加状況」をみましたが、今日は158ページ「小規模企業振興基本法」をみます。

2014年6月20日に成立した小規模企業振興基本法においては、小規模事業者の事業の持続的発展との基本原則にのっとり、小規模企業の振興に関する施策を講じる際の 4つの基本方針を定めており、その実現に向け「小規模企業振興基本計画(2014年10月3日閣議決定))において四つの目標を設定している。

第2部では、四つの目標の観点に立ち、ヒューマン・ストーリーも交えた42事例の様々な取り組みを紹介しています。

ということで、84日に亘った「小規模企業白書(2015年版)」から、地域に密着した小規模事業者や支援機関は時代の変化に対応して様々な創意工夫に取り組んでいることを学び、読了としたいと思います。

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小規模事業者は必要不可欠な存在!

2016年02月20日 05時09分50秒 | 小規模企業白書(2015年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は小規模企業白書(2015年版)154ページ「小規模事業者の地域経済への貢献度」をみましたが、今日は155ページ「小規模事業者の地域活動への参加状況」をみます。

下図から小規模事業者の地域活動への参加状況について見ると、小規模事業者の約7割が「地域のお祭り、イベント」には参加しており、「消防団、防犯活動」や「PTA活動」については、地域のお祭り、イベントほどではないものの、「積極的に参加している」、「参加して
いる」と回答した者の割合がそれぞれ38.0%、26.8%となっており、少なからず参加していることが分かります。

次に、地域住民から見た小規模事業者の地域活動の評価について見ると、地域住民は小規模事業者の地域活動について一定の評価をしており、特に「地域のお祭り、イベント」や「消防団、防犯活動」といった地域活動についての評価が高いことが分かります。

これらについては白書は、日頃から地域に根付いた事業活動を行う小規模事業者は、地域活動に参加する際も顔の見える関係性により活動を行っていると考えられるため、地域住民から一定の評価を得ているものと考えられる。

小規模事業者は生業としての事業活動にとどまらず、地域のお祭りやイベントへの参加を通じた地域貢献活動や、地域のリーダーとして地域の活性化への取組など、地域において様々な役割を担っている。

顔の見える信頼関係に基づく事業活動を行う小規模事業者は、地域住民からの信頼も厚く、地域の活性化のという場面においても頼りになる存在として認識されている。

今後、人口減少、少子高齢化が進行すると予想されている地域も多いが、そのような中でこそ小規模事業者は必要不可欠な存在として、ま
すます活躍の場が広がっていくことが期待される、とあります。

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小規模事業者は地域経済に貢献していない?!

2016年02月19日 05時08分45秒 | 小規模企業白書(2015年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は小規模企業白書(2015年版)153ページ「地域リーダーの素養」をみましたが、今日は154ページ「小規模事業者の地域経済への貢献度」をみます。

下図から小規模事業者の地域経済への貢献度について見ると、いずれの項目についても、貢献していると感じている者よりも、貢献していないと感じている者が多いことが分かります。

この結果について白書は、様々な要因があるものと考えられるが、例えば、地域住民は小規模事業者よりも大手フランチャイズチェーン加盟店や大手スーパーでの商品・サービスの購入機会が多いことや、小規模事業者の規模感からもたらされるイメージからこのような認識を持っているものと考えられる、としています。

地域全体ではなく、一部の消費者から圧倒的な支持を受けることが小規模事業者の存在意義と考えれば、この結果には納得がいきますね!

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地域リーダーの素養とは??

2016年02月19日 05時07分25秒 | 小規模企業白書(2015年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は小規模企業白書(2015年版)152ページ「地域リーダーの存在の有無と職業」をみましたが、今日は153ページ「地域リーダーの素養」をみます。

下図から地域リーダーが備えている素養について見ると、「人望・カリスマ性がある」(26.4%)、「人的ネットワーク」(16.3%)など、地域リーダーであると認識されている人物は、そのパーソナリティを評価されているということが見て取れることが分かります。

この結果について白書は、地域の小規模事業者は、業種にもよるが、取引先や地域の消費者たる地域住民と顔の見える信頼関係に基づき
事業活動を行っている。

そうした中で、小規模事業者の人望・カリスマ性や人的ネットワークが評価され、その結果、小規模事業者を地域リーダーと認識する場合も多くなっているものと推察される、としています。

ここに挙がった素養の全てを持つような人材はいない!ということは言うまでもありませんね!

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地域活性化のリーダーはいますか??

2016年02月18日 04時52分02秒 | 小規模企業白書(2015年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は小規模企業白書(2015年版)151ページ「地域活性化や地域課題解決における地域リーダーの必要性」をみましたが、今日は152ページ「地域リーダーの存在の有無と職業」をみます。

下図から地域活性化や地域課題解決に必要とされている地域リーダーの存在を見ると、リーダーが「いる」(14.5%)、「リーダーはいないが候補者はいる」(13.0%)を合わせても、3割にも満たない一方で、そもそも地域リーダーの存在の有無について認識していない者が、過半数を超えていることが分かります。

他方で、地域リーダーが存在する地域の住民にその職業について尋ねてみると、「分からない」(16.6%)と回答した者を除くと、「無職・定年退職」(26.7%)、「自営業」(17.2%)、「会社員・役員」(12.6%)の順で多くなっていることが分かります。

この結果について白書は、定年退職したシニア層が、地域活性化や地域課題解決の取組に積極的に参加しているだけでなく、そのような取組を推進する地域リーダーとしても期待されていることが分かる。

また、小規模事業者の太宗を占める個人事業主についても地域リーダーとして認識している住民が多く、小規模事業者が生業としての事業活動のみならず、地域の活性化を牽引する存在としても認識されていることが見て取れる、としています。

職業がリーダーを育成するわけではないので職業は不問だと思いますが、リーダーとしての自覚・素質・能力がある人がリーダーになることが非常に重要ですね!

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地域活性化にはリーダーが欠かせない!!

2016年02月17日 05時07分12秒 | 小規模企業白書(2015年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は小規模企業白書(2015年版)148ページ「地域活性化や地域課題解決への取組で収入を得る重要性」をみましたが、今日は151ページ「地域活性化や地域課題解決における地域リーダーの必要性」をみます。

下図から地域活性化や地域課題解決における地域リーダーの必要性について見ると、「どちらとも言えない」(22.8%)と回答した者を除くと、ほとんどの地域住民が、地域活性化や地域課題解決において地域リーダーは必要であると認識していることが分かります。

白書は、この調査の前置きとして、小さな会社を運営し、地域のくらしを守るという取組が行われていることを見てきた。

他方で、この様な取組をするにあたっては、地域活性化や地域課題の解決に向け、主体的に活動を計画し、実践できるリーダー的存在(以下、「地域リーダー」という)が必要とされる場合もあると考えられる、としています。

私は地域活性化を推進する上で、地域リーダーは絶対に必要であり、そういうリーダーのことを「確信者」「革新者」と読んでいます。

そして、それを担うことが小規模事業者の地域における役割とも考えています。

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地域活性化の取り組みで収入と雇用を創出する!

2016年02月16日 05時02分47秒 | 小規模企業白書(2015年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は小規模企業白書(2015年版)148ページ「地域活性化や地域課題解決の取組を継続する上での課題」をみましたが、今日は148ページ「地域活性化や地域課題解決への取組で収入を得る重要性」をみます。

下図から地域活性化や地域課題への取組で収入を得ることの重要性についての認識を見ると、約9割の地域住民が、地域活性化や地域課題解決への取組で収入を得ることについて重要であるとの認識を持っていることが分かります。

白書は、また、収入を得るだけではなく工夫次第では雇用も創出できると認識している者も24.4%もおり、地域住民の取組が地域雇用の一端を担うことも可能であることが示唆される、としています。

地域住民が地域活性化や地域課題の解決に向けて、様々な課題を抱えながらも、収入を得ることの重要性を認識しており、取組の工夫次第では雇用を生み出すことも可能であると認識していることが確認できるということですね!

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