中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

地域課題に対応しながら成長する!!

2018年10月21日 08時18分56秒 | 2018年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「小規模企業白書」122ページ「第 2-4-16 図 直近 3 年間の売上高の傾向(経営資源の譲り受け有無別)」をみましたが、今日は129ページ「地域課題に対応しながら成長する
小規模事業者」
をみます。

この章について白書は、人口の減少、高齢化が進行しており、それらに起因する地域課題が顕在化している。そのような状況下で地域経済を活性化させるためには、地域のブランド化や、にぎわいの創出が必要であり、小規模事業者がその役割を担っている。また、地域のコミュニティは、経済のみならず、社会や文化等多様な機能を有してしている。地域コミュニティを活性化させるために、地域住民の暮らしを支える取組を行う小規模事業者等が果たす役割は大きい。

上記のような小規模事業者が持続的な成長を遂げるためには、きめ細かい対応を行う地域ぐるみで総力を挙げた支援が必要である。本章では、このような背景を踏まえ、まず「地域経済に波及効果のある事業者」について、特に「地域産品開発」、「地域おこし活動」を行う事業者の事例を紹介する、とあります。

これからの季節、視察先を調査されている方もいらっしゃるかと思いますが、この中から選ぶと話が早くていいですね。。。

ということで、2018年版「小規模企業白書」もこれで読了になります!!

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経営資源を譲り受けると売上高は増加する!!

2018年10月20日 06時24分17秒 | 2018年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「小規模企業白書」121ページ「第 2-4-14 図 経営資源の譲り受けの有無」をみましたが、今日は122ページ「第 2-4-16 図 直近 3 年間の売上高の傾向(経営資源の譲り受け有無別)」をみます。

下図から経営資源の譲り受けの有無別に見た直近3年間の売上高の傾向を見ると、経営資源を譲り受けたことがある事業者の方が、譲り受けたことがない事業者に比べ、直近3年間の売上高は増加傾向となっていることが分かります。

第4章のまとめとして白書は、本章第1節及び第2節では、小規模事業者の企業間連携の現状と、企業間連携による生産性の向上について見てきた。特に異業種で連携することで効果が高まる割合が高い。事例で示したように、様々な狙いを持って連携に取り組んでいる。企業間連携の課題としては、「取組の効果が分からない」、「連携先の探し方が分からない」とする割合が高い。様々な企業間連携による効果を伝え、効果的な連携先をつなげる支援があれば、小規模事業者の企業間連携が促進されるだろう。

第3節では、事業承継の意向と後継者について概観した上で、事業承継した経営者の傾向について見てきた。事業承継した事業者は、成長志向が強い傾向があり、直近の収益力も増加傾向の割合が高いことが分かった。事例で見たように、事業承継は事業の多角化や業務効率化の契機ともなり、労働生産性の向上につながると推察される。

第4節では、経営資源の引継ぎについて見てきた。経営資源は、親族内だけでなく、第三者にも引き継ぐことができ、譲り受けた事業者の事業拡大に寄与する。事業者の円滑な事業承継・経営資源の引継ぎを支援する体制の充実が求められる、とあります。

明日から「第3部_活躍する小規模事業者の姿」を見ていきます!!

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先代よりも事業を成長・拡大させますか??

2018年10月18日 05時02分19秒 | 2018年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「小規模企業白書」116ページ「第 2-4-9 図 後継者の有無(60 歳以上の経営者)」をみましたが、今日は118ページ「第 2-4-12 図 今後の事業展開の方針(事業承継した経営者、60 歳以上の経営者別)」をみます。

下図から60歳以上の経営者、事業承継した経営者別に今後の事業展開の方針を見ると、60歳以上の経営者に比べ、事業承継した経営者の方が今後事業を成長・拡大させたいとする意向が強いことが分かります。

この結果について白書は、事業者が成長志向を持つためには、事業承継が有効な手段の一つとなる、とあります。

次に、60歳以上の経営者、事業承継した経営者別に、直近3年間の経常利益額の傾向を見ると、60歳以上の経営者に比べ、事業承継した経営者の方が直近3年間の経常利益額の実績は増加傾向にあることが分かります。

事業承継した経営者の方が今後事業を成長・拡大させたいとする意向が強いと思っていても、先代の前ではそういう雰囲気を出さない後継者が多いような気がしますね!!

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後継者は誰ですか??

2018年10月17日 05時01分29秒 | 2018年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「小規模企業白書」116ページ「第 2-4-8 図 今後の事業承継の意向(60 歳以上の経営者)」をみましたが、今日は116ページ「第 2-4-9 図 後継者の有無(60 歳以上の経営者)」をみます。

下図から60歳以上の経営者に後継者の有無を見ると、後継者がいる割合は69.6%となっていることが分かります。

次に、経営者の年齢別に後継者の有無について見ていく。経営者の年代が上がるほど、後継者がいる割合が増えていることが分かります。

最後に、具体的な後継者の属性について見ると、小規模事業者の後継者は、およそ9割が「子ども」となっていることが分かります。

この結果について白書は、「子ども以外の親族」も合わせた親族内後継者の割合は95%を占め、小規模事業者においては親族内事業承継が大半であることが分かる、とあります。

予想通りのデータを改めて確認したので、これを踏まえて、白書はどのように進めて行くのか、これを期待しちゃいますね!!

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事業承継は検討していますか??

2018年10月16日 05時00分47秒 | 2018年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「小規模企業白書」115ページ「第 2-4-7 図 年齢階級別に見た自営業主数の推移」をみましたが、今日は116ページ「第 2-4-8 図 今後の事業承継の意向(60 歳以上の経営者)」をみます。

下図から60歳以上の経営者の、今後の事業承継の意向について見ると、「承継の意向があり、承継時期等についても決まっている」とする割合は15.1%となっていることが分かります。

また、「承継の意向があり、承継時期等については検討中」は41.0%、「承継の意向はあるが、承継時期等についてはまだ考えていない」は26.2%となっており、承継の意向がある事業者の中でも、事業承継の準備度合いに差があることが分かる。他方、17.7%の事業者は「承継の意向がなく、廃業を考えている」と回答しています。

昨年度?の白書にも同様の調査結果があった記憶がありますが、この結果を見て、我々中小企業支援専門家は、いかに廃業を食い止めるかが役割と考えていましたが、それは非常に難しいことから、最近は、円滑な事業承継に注力すべきと考えるようになってきました。どちらも正しいと思うので、まずは読み進んでいきます!!

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経営者が高齢化している!!

2018年10月15日 04時46分44秒 | 2018年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「小規模企業白書」111ページ「第 2-4-5 図 企業間連携の実施有無別の直近 3 年間の経常利益額実績」をみましたが、今日は115ページ「第 2-4-7 図 年齢階級別に見た自営業主数の推移」をみます。

下図からは年齢階級別に自営業主数の推移を見ると、2017年調査では「70歳以上」の経営者が最も多くなっており、また、2000年からの推移を確認すると、経営者の高齢化が進んでいることが顕著であることが分かります。

この結果を踏まえて、「第 3 節 事業承継を契機とした労働生産性の向上」に入っていきます。読み進んでいきます!!

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異業種と連携すると利益が高まる!!

2018年10月14日 06時31分08秒 | 2018年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「小規模企業白書」109ページ「第 2-4-3 図 企業間連携の効果」をみましたが、今日は111ページ「第 2-4-5 図 企業間連携の実施有無別の直近 3 年間の経常利益額実績」をみます。

下図から企業間連携の実施の有無別に直近3年間の経常利益額の実績を見ると、企業間連携を実施した事業者は、実施していない事業者に比べて経常利益額は増加傾向にあることが分かります。

この結果について白書は、企業間連携を実施した事業者の方が労働生産性は高い傾向にあると推察できる、とあります。

次に、同業種の企業間連携と異業種の企業間連携別に、直近3年間の経常利益額の傾向を見ると、同業種の企業間連携に比べ、異業種連携の方が直近3年間の経常利益額は増加傾向であり、効果が高いことが分かります。

同業種よりも異業種との企業連携が利益を押し上げる効果があるということですね!!

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企業間連携からは大きな効果が得られる!!

2018年10月13日 05時23分45秒 | 2018年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「小規模企業白書」108ページ「第 2-4-1 図 企業間連携の実施状況」をみましたが、今日は109ページ「第 2-4-3 図 企業間連携の効果」をみます。

下図から企業間連携の効果を見ると、企業間連携を「大いに役立った」、「やや役立った」とする割合は合わせて88.7%と大半を占めており、実際に取り組めば効果を感じることが多いことが分かります。

次に、企業間連携を実施したことがなく今後も予定がない事業者に対し、企業間連携の課題を見ると、「取組の効果が分からない」とする事業者が多いことが分かります。

この結果について白書は、企業間連携の取組効果を知ることができれば、事業者は経営上の選択肢として企業間連携を検討できると考えられる、とあります。

考えてみると、自分は企業間連携を仲介することは多々ありますが、その際に、自社の利益を考える前に、相手にどのようなことができるかを考えるようにすると、結果的に良い効果が得られると考えています!!

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企業間連携していますか??

2018年10月12日 04時35分40秒 | 2018年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「小規模企業白書」101ページ「第 2-3-21図 直近 3年間の設備投資実績と経常利益額の変化」をみましたが、今日は108ページ「第 2-4-1 図 企業間連携の実施状況」をみます。

下図から小規模事業者における企業間連携の実施状況を見ると、小規模事業者のうち19.3%の事業者が企業間連携を「実施したことがある」と回答しており、また、8.8%の事業者が「実施したことはないが、今後予定がある」としていることが分かります。

次に、企業間連携を実施したことがある事業者の取組内容を見ると、実施した企業間連携の取組内容としては、比較的取り組みやすい「勉強会・研究会」「交流会・ネットワーキング」とする割合が高いことが分かります。

企業間連携で最も多い回答が「勉強会・研究会」というのは驚きますね。 まずは「勉強会・研究会」から始めましょうということなのでしょうね!!

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新規投資・増産投資は利益を高める!!

2018年10月11日 04時49分01秒 | 2018年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「小規模企業白書」100ページ「第 2-3-19図 直近 3年間の売上高の傾向(直近 3年間の設備投資実績別)」をみましたが、今日は101ページ「第 2-3-21図 直近 3年間の設備投資実績と経常利益額の変化」をみます。

下図から直近3年間の設備投資の有無別に、直近3年間の経常利益額が増加した者の割合を設備投資の種類別に見ると、特に新規投資・増産投資について、未実施の事業者に比べ積極的実施している事業者の方が、直近3年間の経常利益額が増加している割合が高いことが分かります。

この章を踏まえ白書は、設備投資の現状について、足元では小規模事業者の設備投資の実施率は増加傾向にあるものの、設備投資額等は伸びず力強さに欠けていることを確認した。小規模事業者の設備投資が力強さに欠ける背景としては、後継者が不在で先行きが見通せないこと、手持ち資金に余裕がないこと、現状で設備投資は十分だと判断していること等が挙げられる。設備投資を積極的に実施している事業者は、売上高と経常利益が増加傾向にあることが確認された。積極的な投資を実施することで、労働生産性向上にもつながっていくものと期待される。

事例でも確認できたように、比較的小規模な設備投資で労働生産性が向上している小規模事業者が数多くいる。小規模事業者には事業計画を立てて先を見通し、支援策も活用しながら設備投資を積極的に実施していくことが期待される、とあります。

ということで、明日から第4章「小規模事業者の企業間連携及び事業承継による労働生産性の向上」を読んでいきましょう!!

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設備投資は売上と利益を高める!!

2018年10月10日 04時26分23秒 | 2018年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「小規模企業白書」98ページ「第 2-3-17図 経営者の設備投資の抑制感」をみましたが、今日は100ページ「第 2-3-19図 直近 3年間の売上高の傾向(直近 3年間の設備投資実績別)」をみます。

下図から直近3年間の設備投資実績別に直近3年間の売上高の傾向を見ると、設備投資を積極的に行っている事業者ほど売上高は増加傾向にあることが分かります。

次に、直近3年間の設備投資実績別に直近3年間の経常利益額の傾向を見ると、設備投資を積極的に行っている事業者ほど、経常利益額は増加傾向にあることが確認できます。

この結果について白書は、積極的な投資を行うことが、労働生産性の向上にもつながっていくと考えられる、とあります。

設備投資の目的は労働生産性を高めることが目的なので、こうなってしかるべきかと思います。読み進んでいきますね!!

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設備投資を抑制する理由は何ですか??

2018年10月09日 04時32分36秒 | 2018年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「小規模企業白書」98ページ「第 2-3-16図 今後 3年間の設備投資見通し(人手不足感別)」をみましたが、今日は98ページ「第 2-3-17図 経営者の設備投資の抑制感」をみます。

下図から小規模事業者と中規模企業別に経営者の設備投資の抑制感について見ると、中規模企業に比べて小規模事業者の方が、設備投資の抑制感が強いことが分かります。

次に、小規模事業者と中規模企業別に設備投資を抑制している理由について見ると、「現状で設備は適正水準である」が小規模事業者・中規模企業ともに最も多い回答となっていることが分かります。

この結果について白書は、小規模事業者と中規模企業を比べた場合、「手持ち現金が少ない、借入負担が大きい」、「後継者が不在で事業存続が不透明である」とする企業の比率は、特に小規模事業者の方が高くなっている。

第 2-3-15図で後継者不在企業では積極的な設備投資を行いにくい傾向にあることを確認したが、小規模事業者に対して事業承継支援や、より円滑な金融支援を行うことは、設備投資を活発化させるきっかけになると推察される、とあります。

小規模事業者は将来が不確定なので、そのリスクを避けようとするために設備投資に消極的になる。しかし、何らかの支援があれば、その姿勢は変えることができるということですね。これは現場でも強く感じる考え方です。読み進んでいきます!!

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人手不足対策に設備投資は有効ですか??

2018年10月08日 05時15分50秒 | 2018年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「小規模企業白書」96ページ「第 2-3-14図 直近 3年間の設備投資実績(経営者年齢別)」をみましたが、今日は98ページ「第 2-3-16図 今後 3年間の設備投資見通し(人手不足感別)」をみます。

下図から人手不足感別に今後3年間の設備投資実績を見ると、人手が不足している事業者ほど、設備投資の実施を予定しており、これについて白書は、人手不足の対応に、設備投資が有効だと判断していると推察できる、とあります。

先日も書いた通りこの感覚は現場にもあるのですが、有効だと考えているものの実際に節舞投資に踏み込もうとする経営者は少なくなっているように感じます。その理由と対応策を学びたいと思います!!

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若い経営者ほど積極的に投資する!!

2018年10月07日 08時10分08秒 | 2018年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「小規模企業白書」95ページ「第 2-3-12図 直近 3年間の設備投資実績(主要業種別)」をみましたが、今日は96ページ「第 2-3-14図 直近 3年間の設備投資実績(経営者年齢別)」をみます。

下図から経営者年齢別に直近3年間の設備投資実績を見ると、経営者が若い事業者ほど設備を積極的投資している割合が高いことが分かります。

この結果について白書は、事業承継によって経営者年齢が若くなった事業者も投資に積極的になると推察される、とあります。

次に、60歳以上の経営者の事業者について、後継者の有無別に直近3年間の設備投資実績を見ると、60歳以上の経営者で比較した場合、後継者がいる場合は、いない場合に比べて、積極的投資を行っている事業者の比率が2倍となっており、顕著な違いを確認できる。

この結果について白書は、事業の投資を行うためには、事業の継続性が重要であることが分かる、とあります。

今日は年齢と設備投資に関する調査結果の通り、年齢が若いほど設備投資が積極的になる。停滞している企業は経営者の若返りが課題になりますね!!

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製造業と宿泊・サービス業が積極的な投資を行っている!!

2018年10月06日 07時46分02秒 | 2018年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「小規模企業白書」94ページ「第 2-3-11図 直近 3年間の設備投資実績(設備投資種別を集約)」をみましたが、今日は95ページ「第 2-3-12図 直近 3年間の設備投資実績(主要業種別)」をみます。

下図から主要業種別に直近3年間の設備投資の実績を主要業種別に見ると、製造業が積極的投資を行っている割合が高いことが分かります。

製造業と宿泊・サービス業が積極的な投資を行っていますが、建設業と小売業は投資を実施していない。これは私の現場での肌感覚とも合いますね。読み進んでいきましょう!!

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